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「自分の強みを知る」京都ライター塾:講座レポ#02(ワーク)

2025年1月18日。
京都ライター塾第2回目の講座はワーク。
いよいよ「人生企画ノート」の出番です。

「人生企画ノート」は「人生の棚卸し」のための様々な質問が集められたもの。
1ページごとに提示されている様々なテーマをもとに、そのページの質問に答えていくノート形式になっています。

なんとなく思っていたこと、全く意識していなかったこと、押さえていた感情などを「言葉」として表面化させていくことで、自分の思い、望み、価値観、強みなどがわかってくる。というスグレモノです。

今回のワークのテーマは「自分の強みを知る」。

2人1組のペアになり、事前にノートに記入した内容を聞き合うことで、まずは「お互いを知る」ことから始まりました。

相手を知れば、自ずと自分が見えてくる。

ワークを始める前に、講師の江角さん(えずさん)からペアワークのコツをレクチャーしていただきました。

全ての会話は「インタビュー」である。
相手のことを知ると、自分のことも見えてくる。

「人の話を聞いて他者に伝える」ことはライターの使命。「自分の強みを知る」ためのワークではあるけれど、「全ての会話はインタビューである」ということを意識すること。つまりは、ペアになった方の様々な「情報=素材」を引き出すことが大切であるということ。

また、お話を伺う中で、疑問に思ったことに対して「なぜそう思うのですか?」について聞いてみたり、「すごいなあ!」と感じたことには、その感想を伝えることなどでコミュニケーションをとりながら、お相手が持っている情報を引き出そうとする意識を持つということですね。

加えて、えずさんから「相手と考えが違っても、決してそれを否定しないこと」というアドバイスもいただきました。

前回の講座で「この講座を受講するにあたって意識してほしいこと」について、えずさんからいただいた言葉を思い出します。

書くことを前提として講座を聞こう
書くためには理解しなければならない
理解するためにどんどん質問しよう、メモしよう
自分の意見を持つ
どんな自分も他人も否定しない

「どんな自分も他者も否定しない」

今回のワークの場合、「私はそう思わないなあ」と感じたら、お相手を否定するのではなく、「あ、そうか。私はそう思う人じゃないんだな」「じゃあどう感じる?」「そう感じるのはどうして?」といった具合に、「相手からいただいた情報を自分に対して深掘りしていくことで、結果、自分自身への理解が深まっていく」から。

これはお相手に共感できた時にも、なぜ共感できるんだろう?と同じような自問自答をしていくことで自分への理解を深めることができますよね。

つまり、

「相手を知ることで自分が見えてくる」

これって、ライターとして自分の強みを見出していくことにもつながるし、日々の暮らし、人間関係の中でも役立てられそう。

全ての会話はインタビューという意識でいると、自分を発見する手掛かりが見つかるとも言える、すごいワークなのです。

自分の本質は潜在意識にある。

ワークのお相手は、もっちーさん

前回の他己紹介の時の反省を胸に、自分に意識を向けすぎることなく、「もっちーさんという人を知ろう!」という思いでワークに臨みました。

ワークでは、
・なぜ「書きたい」のか?
・書けるようになったら何がしたい?
・貯金が1億円あったら何をしたい?
・憧れの人はどんな人?
・怒りとイライラの感情に潜むものは・・?

などについて、お互いの思いを交換。もっちーさんとは「私はそうは思わないな」ということはなくて、むしろ「共感できます!「わ〜私もそう思います」というところの方が多かったように思います。

1時間という時間があっという間でしたし、もっと色々お話を伺いたいなあ!と思える楽しい時間でした。
(これが原稿を書くためのインタビューだったら、こんな感想じゃダメなんだけど笑)

さて、もっちーさんとのワークで特に印象に残ったのは、「怒りやイライラの感情」について話し合った時。

お互いに同じような状況や行動に対してその感情を抱く。ということがわかり、とても興味深かったです。

その感情の裏側にあるものは?と深掘りしていった時、「権力に押さえ込まれること」や「一般的な常識」、「〇〇すべき」「〇〇であるべき」と言われるものに「嫌だな」という感情を持つのでは?ということがわかってきました。

なぜそれが「嫌なのか」?について、さらに深掘りしていくことで、「自分の在り方」「大切にしたいこと」「自分の強み」につながっていくんだ〜ということを実感。

「嫌だ」は意識上に上がっている「感情」。その「感情」を生み出す大元は、普段は意識していない「潜在意識」の中に潜んでいるんですよね。

えずさんは

潜在意識が嫌だと言っていることはできない

ともおっしゃっていました。(初回の講義でのお話し)

表に出てくる意識を紐解いていくことで、本来の自分が大切にしていることやトラウマになっていることなどもわかってくる。

このワークを通じて、こうありたい、こう生きて行きたい、という「本来の自分
=潜在意識」にアクセスすることができる。

そんなことを感じました。

これからも人生企画ノートに沿ったワークが続きます。
お相手とのコミュニケーションを楽しみながら、相手を知り、自分と向き合う。

そのことで「本来の自分の思い」に気づき、自分の強みを見つけていく。そして自分自身の人生を企画するんだ!という思いを抱いたワークになりました。


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