オーストラリアの苗字を日本の苗字に当てはめてみる
オーストラリアで最も多い苗字は?
現地人に聞くとスミスと回答する人が圧倒的に多い。
ネットで調べてみても、やはりスミスが最も一般的な名字と出てくる。
スミスというと、日本ではポールスミスというイギリスのファッションブランドを思い浮かべる人も少なくはないだろうが、イギリスでもスミスが最も一般的な苗字だそうだ。オーストラリア人はイギリス人の末裔であることを考えると納得しざるを得ない。
スミスを日本的な苗字の立ち位置に考えると、<鈴木>だろう。
オーストラリアで出会った大学生の友人が鈴木だったのだが、のちに車好きのオーストラリア人と結婚して彼がミドルネームとして鈴木をとった話をされた時は驚いた。帰って旦那にその話をし、私の苗字が鈴木だったらどうするかと聞いたら、鈴木のファンじゃないけど、君の苗字が本田か豊田なら僕はミドルネームとして残したいという話をされたことがある。国は違えど、苗字がフォードやアルディに変わるくらいの衝撃なのだろうか。
日本人的に考えて、鈴木は結婚相手に望まない苗字だろう。失礼ながら、誰も日本で一番平凡な名前になりたいとは思わない。
日本人なら、どんな名前になりたいかと考えると、一条、桜井、小泉、須藤、滝沢あたりが、聞いたことはあるが少数派であり、かっこいい苗字とされている。
では早速、オーストラリアの一般的な苗字を日本の苗字に当てはめるとどの立ち位置になるのか独断と偏見で考えてみよう。
Brown (ブラウン)
色括りというということで茶色だが、黒沢。
Martin(マーティン)
フランス語でいうとマルタン。松岡、松島でも良い。
Walker(ウォーカー)
保坂。歩いてそうだから。
white(ホワイト)
色括りシリーズ、白木。
Harris(ハリス)
橋本。
Johnson(ジョンソン)やStevenson(スティーブンソン)、
<ジョンの子供、スティーブの子供という意味>
Adams(アダムズ), Tylors(タイラーズ)
<アダムたち、タイラーの家族などという意味>
など、欧米ではミドルネームに親戚の名前を入れることが伝統でもあるのでこのような名前になりことも多い
その他、Wood<木>やFord<川>、ridge<山の背>がつく名前もよく見かける。または方角や色、数字などもあり、組み合わせも無限にある。
日本でも著名な人物を例に挙げてみよう。
まず思い浮かぶのがミランダカー。
kerrとは沼のような意味合いがあるがお洒落に留めたいので芹沼さん。
また、ニコールキドマン。
kidmanとは若い羊や鹿など家畜の世話をしていた人々の意味らしい。
鹿村さんでどうだろう。
最近でいうと、映画バービーで一躍世界に名を轟かせた女優のマーガレットロビー。
Robbieとは、聖書でいう明るい名声という意味合いを持つようで、
明名さんでいいではないか。
またオーストラリアから出て、著名人を見てみましょう。
映画監督のクリントイーストウッド。
東本さんです。
デザイナーのヴィヴィアンウェストウッドは、
西本さんです。
ここから家族シリーズ。
女優のスカーレットヨハンソン。
ヨハンの子供という意味です。(彼女は北欧出身である)
ジャックニコルソン。
ニコールの子供。
サミュエルジャクソン
ジャックの子供
女優のジュリアロバーツ。
ロバートたちの、という意味。
エイミーアダムス。
アダムたちの、という意味。
あんなにかっこいい俳優や女優も、苗字の意味がわかると親近感が湧いてくるのではないだろうか。
MARIMO