自主制作アニメ「多元追憶ストライクエンゼル」紹介と宣伝
すべてのアニメ・制作者・ファンに感謝を込めつつ
「ヒリュウ」が次の世代への方舟になることを願って
この記事は、私と有志で制作している「多元追憶ストライクエンゼル」をご紹介したく書いたものです。
制作団体「Section2」のTwitterアカウントで、認知度とファン層を知るためにアンケートを行ったんですけども、④の「知らない。もっと内容などを教えてほしい」との声が多かったので、作品を紹介するための記事を書く次第です。
といっても、この記事は、詳細な内容説明というより作品としての目的や存在価値などを著したものです。なので、「こういう作品なのか」「こういう取り組みをしているのか」という理解さえしていただければ大丈夫です。
詳しい内容は、作品本編を鑑賞して知っていただきたいですし、「Section2」のTwitterにて随時デザインワーク等を投稿していますので、そちらをご覧ください。
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SF巨編アニメ「多元追憶ストライクエンゼル」のテーマ・存在意義は大きく2つ。「語り継ぐべき文化」の保存と、現代を生きる少年少女達の希望となることを目指して自主制作されている作品です。
監督の佐橋龍は、「宇宙戦艦ヤマト」や「新世紀エヴァンゲリオン」、「マイティジャック」など主にアニメや特撮作品に影響を受けて生きている、というか生命力をいただいている男なんですけども。そんな彼が約10年前より基本構想を温め、ゼロからアニメ化を試みている作品が「多元追憶ストライクエンゼル」であります。
↓内容を少しご紹介↓
私たちの知る宇宙とは少し様相が異なり、太陽系には星々の間に海が存在している。その一つの惑星地球に突如多元宇宙からの軍事国家が襲来し、地球の平和を脅かす。危機に直面した人類最後の希望として建造されたのは、万能宇宙戦艦ストライクエンゼル - 通称“ヒリュウ”。その戦いに巻き込まれる主人公リョウジ。戦いのみならず、敵軍との戦闘を通じて刻々と変化する人間関係が繊細に描かれたSF巨編。
本作はオマージュが多めで、アニメファンにとってはなんとなく見たことあるもので構成されています。でも、パクリとは違います。「すべてのアニメ・制作者・ファンに感謝を込めつつ 「ヒリュウ」が次の世代への方舟になることを願って」。このコピーが、本作の姿勢を端的に表しており、演出にもそれは表象されています。古き良きSFアニメ・特撮の巧みな描写や映像的センス、心理表現などを"いいとこ取り"しつつ物語として再構成することで、素晴らしい表現手法を次世代に継承しようと試みています。すごく平たく言えば、好きなアニメ・特撮文化の火を絶やさないための取り組みです。
それとは別に、オマージュが目的の作品というわけでもないということを断っておきたいと思います。この作品に関わる少年(登場人物かもしれないし作者かもしれない)は、男の子なら好きなものに囲まれているわけですが、そんな”恵まれた“環境で様々な残酷な事柄が提示されていく。そのとき彼は、どう自己と向き合い、希望するか。これもテーマだったりします。
文化継承のため過去の名作からの引用の多い本作を観ることでオタクには好きな作品のことを追憶する瞬間があるだろうし、そこまでコアじゃない方には、アニメ史を履修するきっかけになるかもしれない。......そんな人の中に「これ知ってる気がする」という既視感があれば、それは多元宇宙にいるもう一人の自分の追憶かもしれない。「多元追憶」するのは作中の登場人物なのか、鑑賞するあなた自身なのか。それは頭の片隅に置いておき、とりあえずエンタメを楽しんでもらいたいと思います。
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作品についてのご紹介はこれくらいにしておき、少し制作状況についてお伝えします。
アニメ化を目指す「多元追憶ストライクエンゼル」ですが、アニメにするための技術も人材も有していません。できるのは、企画・脚本・コンテ・レイアウト・音楽・音声収録です。進捗としては、全26話のうち脚本は完成、コンテは9話まで制作済み。
そのため現在は、「コンテ撮」という絵コンテを本編尺を想定してつなぎ、それに音声(音楽と台詞ですね)をつけたものをYouTubeにて無料公開しております。音のついた紙芝居だと思っていただければ。また、一部デザインワークとコンセプトアートも順次公開、併せてグッズ販売なども行っております。
制作団体である「Section2」とその作品を知っていただき、制作を応援ないしご協力を募るためです。
私たちの取り組みにご賛同・ご助力いただける方は、是非以下の「Section2」Twitterアカウントまたはこの記事のコメント宛にご連絡いただければと思います。もちろん、フォローしていただくだけでも大変ありがたく励みになりますので、ぜひよろしくお願いします。
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