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ズボラ母ちゃんの中学受験記 #5    『中学受験までに親が出来ること』

こんにちは
今日もありがとうございます。

最近、我が家の男児2人を見ていて思うことがある。
今は机に向かう勉強が日常の大半を占めているが、幼少期から親が心掛けてきたことは、どれくらい活かされているのだろう、ということだ。

もっと子供が小さい時にできたことはないだろうか。習い事とかそういう事ではなくて、日常の中でもっと考える力を養えるチャンスがあったんじゃないだろうか。その機会をズボラな私は逃し続けてないだろうか…と悶々と考える。
今更思っても仕方のないことなのに…。

話は変わるが、私がズボラだという一番の謂れは、『後で考えよう』『そのときになったら、きっと上手く動ける』みたいな後回し癖によるものだ。

今一番気をつけていることは、『先に答えを与えないこと』
これは、勉強だけでなく、日常の子供の色々な疑問についてもだ。
例えば、
『ねぇお母さん、なんでヒ○キンはお金持ちなの?』
と聞かれたとする。
ここで、滔々と広告収入のことを説明するのはNG。
今までの私だ。
説明したいのをグッと堪えて
『じゃあさ、ヒ○キンチャンネルで分かることって何?』
と様々な発見を促す。
登録者数なのか、視聴者数なのか、動画の時間なのか、いくつかポンポンと出てきたら目付けものだ。無論、子供の方が詳しいことも多々あるのだが…。
そんな時の必殺文言が、私にはある。
『母ちゃんも分かんないから、調べて教えてー!』
すぐにGoogle先生などで調べてくれることもあれば、じゃあいいやと諦めてしまうこともある。そうだとしても、きっとまた疑問に思うだろうと、一旦こちらも引くのも大切だ。なぜなら、口うるさくしたところで言うことを聞くような年頃ではもうないからだ。

そんなこんなで、全部に全力で答えて(応えて)あげようと思わなくなった結果、私も楽になった。
私のズボラも使い様、というわけだ。

親が出来ることなんて大してないのだろう。
めいいっぱい子供に身も心も注ぐことくらいだ。

もしかしたら、中学受験の最大のメリットは、たくさんの大人が一人の子供に大いなる興味を持ってくれることかもしれない。


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