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生成AIで口述筆記から読みやすい文章にし図を入れる一手法(天秤AIとNapkin AI利用)

概要

この文章は、手軽な口述筆記から生成AIへの転換を用いて推敲して図も入れる文章作成プロセスを提示します。このプロセスは、記録から分析、編集、図解の追加までの一連の流れを展開し、Externalization(暗黙知の形式知化)の能力を高めることを目指します。自分の拙い口述筆記が徐々にいい感じの文章になって図が入るのは気持ちいいものです。

プロセスの順序

1)口述筆記する
2)複数のAIで校正と拡張をする(例:天秤AI)
3)複数のAIからの出力を統合して、1つの文章にする
4)Napkin AI上で図を加える(文書の本体はこちらのNapkin.ai上に)

1. 口述筆記

この段階では、三つの口述筆記手法を使い分けています。

  1. スマートフォンの音声入力

    • スマートフォンでGmailに音声入力を使用します。これは、いつでもどこでも思いついたことを記録するのに最適です。

  2. Microsoft Wordのディクテーション機能

    • ショートカットを使うことで簡単に起動できます
      (ALTキー→H→D→D)。音声認識の精度は向上していますが、日本語の読み違えも見られます(「多く」が必ず「オーク」になるなど)。手入力で修正するのがスマホ入力よりやりやすいです。

  3. Google Chrome拡張機能「Speech In」

    • 記録ツールの中でも日本語の認識精度が高いのが特徴です。ただし、自動切断がおきますので長文の記録には少し不向きなところもあります。

Napkin.AIによるイラストを修正して作成

2. AIの活用・ブラッシュアップ

口述筆記した内容を、複数のAIツールに校正、推敲してもらいます。天秤AI(https://tenbin.ai/)が便利です。後述の「壁打ち」機能が便利です。

  • 天秤AIでは以下から6つまで並行で使えます

    • Claude (3.5 Sonnet, 3 Opus)など

    • ChatGPT (4.0など)

    • Gemini (2.0 Pro, 1.5 Flashなど)

    • Perplexity

  • プロセス

1.     天秤AIを用いて、口述筆記した内容を複数のAIで校正。

2.      AIの出力をクリップボードにコピーして統合する。

  • 具体的なプロンプト

以下の口述筆記を、分かりやすく皆が実施しやすい文章に編集し直して下さい、
必要に応じて情報を足し引きしてください
———
(以下に、口述筆記した内容をコピペする)

3. ChatGPTによる統合

天秤AIからの出力を「壁打ち」ボタンで集合し、ChatGPTで統合し、広義的な文章に変換します。

天秤AI。青い「壁打ち」ボタン(↑)で6つのAIからの出力を得られる
  • メモ

    • 天秤AIの「壁打ち」ボタンでついてくる冒頭のプロンプトを、ChatGPTに投入する際に、指示文を変更。

変更前: 「最も重要な情報を抜き出して簡潔な答えを作成してください。」

変更後: 「最も重要な情報を抜き出し、約4ページの文章を作成してください。」


4. Napkin AIでの図解追加、最終調整

統合された文章をNapkin AIにコピーし、修正して、図解を加えます。

  1. Napkin AIのブランクページに文章をコピー。

  2. 図解やフローチャートの追加を行い、内容を可視化する。

↓こうして出来上がったのが以下の内容です(これ)


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