Triunity

Triunityは、上海に、日本人と中国人二人のパートナーによって設立されたスタートアップ起業になります。日本企業・海外企業の中国・東南アジア進出や、中国ローカル企業の海外進出をサポートしています。会社ホームページ: https://triunityapac-jp.com/

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最近の記事

ロンドン・シェフィールド滞在日誌:中国人パートナーが一週間過ごした感想

by 钱 俞颖, 鶴田 彬 今回は、少し記事の趣旨が異なりますが、当社の創業者の一人、銭氏がイギリス出張に出た際に記録したジャーナルを共有したいと思います。ジャーナルでは、普段は上海で生活する一人の中国人がイギリス滞在期間中に、イギリス生活・市場について、どのように感じたのかをざっくばらんに述べています。   以下は彼女の感想日本語訳になります。 ----------------------------------------------------------------

    • 中国カフェチェーンの海外進出“Grab-and-Go”でシェア拡大を狙え

      by 鶴田 彬, 2024.10.25 はじめに:様変わりした中国のコーヒー事情私が2017年に、ビジネススクールに留学する為、上海へと渡航する際に、日本人の先輩学生が日本からインスタントコーヒーを持ってくるといいよと勧めてくれた。理由としては、日本でインスタントコーヒーを購入する方が、中国で購入するよりコストを抑えられたからだ。また、キャンパス付近に、カフェチェーン店はスターバックスしかなく、一杯あたり30-40元(約600-800円)したので、懐事情の厳しい私費留学生に

      • 東南アジアのもう一つの入口:タイでのバイオマスと医薬分野における商機

        by 钱 俞颖、2024年9月30日 キーポイント タイはすでに中度高齢化社会に入り、人口ボーナスが徐々に消え、経済が停滞しつつある。タイを耳にすると頭に浮かぶ活発な表現とは裏腹に転換を急ぐタイ経済がある。現在、タイBOIは10大産業分野で外資企業の投資誘致を発表している。 非発電バイオテクノロジー(バイオ燃料、バイオプラスチックなど)…タイはバイオマス資源が非常に豊富であり、また、同国は、2026年からSAFの使用量を総燃料の1%に引き上げる計画である。G+FtとAt

        • シンガポール: 東南アジアの脱炭素ハブ

          by 鶴田 彬, 2024年9月13日 キーポイント 自国がカーボンニュートラルを達成する為には、シンガポールは将来、再生可能エネルギーの30%を外部供給者から調達する必要がある。 分散型太陽光発電などの再生可能エネルギー源の人気が高まるにつれて、送電網システムが不安定になるので、エネルギー貯蔵システム (ESS) プロバイダーを含む海外の需要側管理ソリューションプロバイダーは、この機会を利用してシンガポール市場に参入することができるだろう。 アジア太平洋地域の航空ハ

        • ロンドン・シェフィールド滞在日誌:中国人パートナーが一週間過ごした感想

        • 中国カフェチェーンの海外進出“Grab-and-Go”でシェア拡大を狙え

        • 東南アジアのもう一つの入口:タイでのバイオマスと医薬分野における商機

        • シンガポール: 東南アジアの脱炭素ハブ

          東南アジアへの進出: 適切な国の選択と現地での補助金 (Part 1)

          by 钱 俞颖, 2024.09.05 なぜ東南アジアなのか:東南アジア市場には、日本企業や中国企業にとって、地理的な近さに加えて、以下のようなアピールポイントが挙げられる。 1. 費用対効果の高い労働力: 人口が多くかつ急速に増加している。東南アジアの主要 6 か国 (タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、フィリピン、シンガポール) の人口は合わせて約 6 億 7,000 万人で、世界で最も急速な成長率を誇る地域の 1 つである。 若い人口: シンガポールとタイ

          東南アジアへの進出: 適切な国の選択と現地での補助金 (Part 1)

          EU-中国EV反補助金調査: EU が本当に望んでいるものは何なのか? 中国のEV企業はこれにどう対処するのか?

          By 钱 俞颖 (YUYING QIAN) 、2024年7月 EUによる中国製EVの調査の背景:EUは2024年8月20日、中国から輸入される電気自動車(BEV)に暫定的な相殺関税を課す最終案を提案した。乗用車に対するEUの標準関税は10%であるため、SAICなどの自動車メーカーは46.3%の関税に直面し、他のメーカーは27%から31.3%の関税に直面することになる。以前、ある自動車メーカーの幹部は、EUの関税率が25%を超えた場合、ほとんどの中国自動車メーカーが損失を被る

          EU-中国EV反補助金調査: EU が本当に望んでいるものは何なのか? 中国のEV企業はこれにどう対処するのか?