Day805_2/『フェード現象』対『ベーパーロック現象』バス事故静岡県小山町vs映画『フォードVSフェラーリ』・・・運転の上手い人の後ろにつくと、ほとんどブレーキランプが点かない。・・・超人気記事にこちらはビックリ
昨日、2022年10月13日起きた静岡県小山町の観光バス事故。どうも、フェード現象らしい。
フェード現象はブレーキディスクローターとブレーキパッドの摩擦の高温化でおきる。あと、カー・レースだとブレーキディスクローターとブレーキパッドとも消耗して起きる。
カー・レースほどブレーキを酷使すればカー・レース・サイズの車でも、フェード現象は起きるが、一般乗用車に関して、下り坂をガンガン降りてもまず、フェード現象は起きない。人を多く乗せたバスや、重量のあるトラックとかには、フェード現象は発生する。
へっぽこな乗用車ががんがん下り坂を降りれば、ベーパーロック現象は起きることもある。ベーパーロック現象とはブレーキオイルが暖まって起きる、ブレーキオイルに泡が発生し、そのためペダルを踏んでもブレーキが掛からなくなる。
ベーパーロック現象は自動車学校でも教えてくれるが、フェード現象は自動車学校の乗用車でも大型でもやってなかった。私が受けに行った時代に関しては。
フェード現象は映画『フォードVSフェラーリ』(2019年公開)の核に置かれたポイント(技術というか事案というか)で、このフェード現象で主人公は死にかける。そして、チームは逆襲の対策をとる。
事故を起こしてしまったバス会社がみんなで映画『フォードVSフェラーリ』を見ていたら、この事故は起きてなかったろうな。
昔は、徳大寺有恒と名乗る自動車評論家がいて、この人が自動車運転マナーを徹底的に暇をみてパカッとどっかに(雑誌とかに)挟んでいれていた、この人のおかげもあって、昔はみんな運転マナーを知っていたし、エンジンブレーキ運転を知っていた。
徳大寺有恒さんが言っていたけど、運転の上手い人の後ろにつくと、ほとんどブレーキランプが点かない。なぜ、そういう運転を薦めるか、一番は燃費だ。下りでは、フェード現象とベーパーロック現象対策だ。あとは様々。例えば、タイヤの負担を減らしているが逆にその点では安全運転ではない、だから、全面推奨できる技ではなく、かなりの局面で使うべき技だ。よっぽど極めれば、走っていて楽な運転になる。
「ほとんどブレーキランプが点かない」運転を私もかなり試したがそれを極めると運転スタイルはかなり変わった。滑るような運転をした。ディーゼル車ならそれで済むが、ガソリン車はそれだけだと発火プラグの発火が弱くなる。なかなか難しかったよ。
暇なときにもうちょっと丁寧に書こうか、スーパーめちゃ人気記事で驚いてます。
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