D1423_1/北方謙三先生の情熱大陸編、1週間ほど前のテレビ番組です。北方小説とウチの小説と漫画を比べてみましょう。(驚いた、この記事は見る人が少ない話ですが、読んでくれている方は丁寧に読んでいます。私は丁寧に書きましたけど。)
北方謙三さんという小説家の名前と顔は私も知っていた。言っておくが私は北方謙三さんのインタビューは数回聞いていて、小説は読んでいない。興味はあって読みたいと思った事は何度もあった。
北方謙三さんは基本ハードボイルドが書きたい方なのだ。あと、特に凄いのは最初の5作で、全力以上の勢力を掛けたそうだ。ハードボイルドの舞台が現代劇にうまくかみ合わなくなり、時代劇の中でハードボイルドを表現するようになったそうだ。
北方謙三さんは最初に小説(もしかして文学だったかも)の大会でまあまあ評価され、本人は本気になって小説家になろうとしだした。そして、いろいろ書いても出版社に相手にされない。この状態が5年だか、8年だか続いたとか言っていた。
私のケースは最初の小説のバージョンが良すぎて、どんな編集さんも震え上がっておかしくなるほどのものだった。私は小説や漫画の原作で食べていくほどの気はなかった。
漫画の編集さんの話を上の絵では列挙したが、小説の出版のほうでも、内容はこれ以上のものはありえないと、高い評価だった。
後日、超ショートバージョンは封印し、ミドルバージョンを作り上げアマゾンで現在、販売中。人類史最高の小説と評される訳は、内容だった、極めて自然で無視できない内容がすらっと表現されていた。これを読まなければ人類は次の時代に移行出来ないのは明らかだった。
私も、小説は原作と割り切って考え、ネームを作って、上京して講談社へ行ってみた、車の話なので、頭文字Dと湾岸ミッドナイトでならしたヤングマガジン編集部へ原稿を持って行った。ずたずたに怒られた、やめろ、挑戦するなということだった。言い方がまさに厄払いだった。本に詳しい人ならわかるが本はいい本でもまるっきり売れない。こうやって厄払いし、ずたぼろに言う習慣こそが本人のためなのだ。ダメ出しの嵐やわからない専門的表現批判が出てきた。講談社を出るとあの編集ウーマンのきたない表情だけが記憶に残っているだけで、今日と言う日を忘れたくなる。
北方謙三さんも7年ほどして、形が商業小説にあってきたのだろう、認められ小説の出版となっていく。それからは、知られた活躍であるが、小説家というのはそれほど金持ちになれる訳がない。ハリーポッターか松本清張か森村誠一ぐらいなもんで、この辺りかなり奇跡のメンバー。
私のケースはなんとか、話を世に出すことに拘っていた。出さなければ、世界の方向が全く間違ってしまい、地球温暖化が加速してしまうのは見え見え、加えて、バカな車の乗り方で車のメンテナンスで時間も失う、無駄な交通事故で悲劇を生んでしまうのは見え見えで、たえざることだった。
私も北方謙三先生と似たというか、影響を受けていてハードボイルドがやりたかった。上記漫画はハードボイルドを意識した表現。
しかし、このハードボイルドを漫画でやるとなるとCGが必要でCG制作には膨大な時間をとられた。CGの車だけで1年使ってしまった。はしょる技も見つからず、ぼーだいな時間を使ってしまった。キャラクターたちは6か月。その他では1年。本当に時間は資源だ。
小説で会いましょう。
地球温暖化を防止しましょう。