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会社設立24周年記念。「アトリエ青騎士」事業を改めて紹介しよう。
今日は創業記念日。
皆様、こんにちは。本日、2月26日は私の会社、株式会社インターテクストが創業してからちょうど24年目の誕生日です。なんと来年で四半世紀です。だいぶ時が流れました。その膨大な時間をかけて、一体何を成し遂げられたのか、と問うてみるとあまり大したこともできていないように思います。しかし多くの方々に応援してもらい、今日があるのだよな、という身体感覚は厳然としてあります。どんなにイキがってみたところで、生きていくためには他者との関係は不可欠です。私は人付き合いが上手い方ではない。決して人嫌いなわけではないのですが、いわゆるコミュ力に富んだ人間ではありません。でもそんな人はたくさんいることでしょう。そんな人たちにも幸あれ。
AI時代はそんな人たちにとって福音となる時代ではないかと期待しています。AIは業務プロセスを短縮します。それは合理化という水準ではなく、革新を意味します。ここから数年で、おそらく「仕事」や「労働」「働き方」あるいは「企業」や「組織」の概念は大きく書き変わると思います。小さなビジネスが小さな組織のままで大きく発展していくというような形がAI時代の成功パターンになるのではないかと予想しています。
今年はアトリエ事業に注力するぞ
25年目の私。今年は昨年以上に京都との関わりが増えそう。週の半分は京都になりそうです。会社としてはそれなりにいけばいいなという感じなのですが、今年から本腰を入れたいと思っているのが「アトリエ事業」です。AI時代は誰の中にもある芸術性に焦点が当たると思っています。別の言葉でこの概念に近いのは、創造性、個性、思想性といったものです。これまで環境に過剰適応してきたあるいはさせられてきた人々が、その内面に目をむけるタイミングが訪れてくるのではないでしょうか。
かつてヨゼフ・ボイスは、個々の人々に宿る芸術性に着目すると同時に芸術の意味の拡張を目指し「すべての人はアーティストである」というテーゼを発しました。私はこれからの時代、ボイスの予言に呼応して、人々の中に眠る芸術性に光が当たると思っています。そのキッカケを作ったのがAIという時代認識です。ボイスの言うとおり「すべての人はアーティストである」とするならば、須く「すべての人にアトリエが必要だ」と考えるわけです。アトリエが少しハードルが高いとしたら、「小部屋」でもいい。人格を形成し、思想を拡張するには「小部屋」が必要だと思うのです。
箱根の小部屋、会員募集中。
そんな思想の上に作ったのが箱根の「アトリエ青騎士」です。箱根宮城野の文字通りの「小部屋」です。
「青騎士」のコンセプトと名前にはカンディンスキーの芸術潮流にヒントを頂戴しました。通奏低音は「表現主義」と「浪漫主義」です。創設の着想と理念はこちらの投稿をどうぞ。
それと「騎士」と言うワードに現代性も感じます。「思想」「理念」「理想」に忠実に生きる、と言うメッセージが「騎士」と言う言葉には宿っているように思うから。大企業から独立して、一人で生きていくと言うコンセプトも「騎士」的ではないでしょうか。ひょっとしたら「ドンキホーテ」的かも知れないけれど。(笑)あと主君(エカ様)に忠誠を誓うのも騎士的かもな。(爆)
アトリエ青騎士は創造的でありたいと願うすべての人のために開かれています。私の趣味の「小部屋」でありつつも、私の会社の会員制コミュニティ事業として構築しています。まだ会員はちょびっとしかいませんが、夢は大きく。箱根を皮切りに今後10年で軽井沢、富士五湖、逗子葉山、南房総あたりに拠点を拡大していきたいと思っています。ライバルはNOT A HOTELです。(笑)そして10年後には思想的に共鳴してくれる若い世代の人に譲りたい。そんなことを考えています。
博報堂で11年、独立後24年で合わせて35年のマーケター人生。その結晶としてこんな事業も面白いのではないかと思っています。「騎士」のライフスタイル、「アトリエ青騎士」にご興味のある方はぜひご連絡ください。「アトリエ青騎士」を拠点に遊びつつ、いろいろな発信をしていきましょう。
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