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8/18 エクスチェンジマート報告 その2
わずか200mで効果を確認!
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初めて来店されたご夫婦。ご主人が興味を示されいろいろとご説明しました。
お二人ともマスクをされていましたが、ウチのエアコンの設定温度は除電により29℃~30℃とお伝えすると、マスク越しですがかなり驚かれていました。
お買い上げには至りませんでしたが、まずは除電という新しい技術があるというのを知って頂く事が重要。
何度か来店されて、「ものは試し」と使ってみると、説明通りの効果がある。それを報告しにまた来店される方もいらっしゃいます。
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静電気に興味を持たれて来店された男性。錆との静電気の関係の質問を受けました。「錆との関係は正直分かりません」とお答えしました。除電の研究は「除電して走行性能を向上させる」のが目的です。除電と錆の関係は研究の対象ではありませんから、錆の発生を抑制するという二つの方法をお伝えするに留めました。
ご質問の中で「マジ軽ナットをさらに加工したい」と仰ったので、「マジ軽ナットは(除電するために)効率を考えて作ってあります。手を加える事はお止め下さい」と返しています。
12年研究して細かな事の積み上げで効果を出しています。効率良く放電させる理論、放電に向いている元素、製造方法や製造コストもその中に含まれます。今現在、この価格では最高の除電効率となっています。下手に手を加えると放電量が減るのです。
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写真はブログを読んで興味を持たれて来店して下さったお客さん。すごく嬉しいです。
文字を読む事が少なくなっている時代ですが、当ブログはかなり文字数が多い。今までにない技術だから、説明が必要な内容が殆どです。興味がない方は読まれなくても仕方がないというスタンスで書いています。
ブログを読んで興味を持って足を運んで下さる。知識のベースがあるので理解が早く、説明はブログの延長でもっと深い内容になります。除電での効果大より、体感重視という説明をしました。
例えば、除電チューニングをよく知っていて、「とにかく性能向上重視」を希望されるなら、その様にご案内します。でも、一般的な使用なら「体感重視にしています」とお伝えしました。当ブログの読者ならこの意味は理解出来るからです。
マニュアルミッションなら除電の優先順位は前の方ですが、オートマ(AT)ならもっと後の方になります。何故かと言うと、ATの方がトルコンがあり、オイルを圧送している分、静電気の発生量が多いのですが、除電の効果は体感しにくい。機械の力を借りて作動させているからです。
このように実際の効果より体感を優先させます。そうしないと「ATは効果があったの?」となりますから。
マジ軽ナットシリーズの特徴は、後からでも取付けが出来る事。
タイヤから体験して、いろいろやって「ATも帯電量が多い筈だからやってみたい」となれば、きちんと説明してからという事になります。
元耐久レースのレーシングドライバーのプリウスαに各部除電チューニングを施した際「マジ軽ナットの延長上で(走行性能が)良くなっていると思う」とのインプレッションをお伝えするとうなづかれていました。
チューニングとはその名の通り、調律です。A社のサスペンション、B社のミッション、C社のディファレンシャルを取り付けて、それを素人がまとめ上げられるのでしょうか?
プロのレーシングドライバーなら妥協点を見出しまとめられるかも知れませんが。
S先生のDax125の除電チューニングの記事で書きましたが、純正はテストしている膨大な時間をかけ、コストは少なくとも数十億はかかっています。
もちろん、万人向けではありますが、一定の範囲でチューニングされています。
それを除電で少しづつバランス良く引き上げてあげる。地味ですが、確実ではないでしょうか?
いりいろと説明を聞いて下さり、もちろん金属製キャップと共にご購入頂きました。
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そして、軽自動車レース、おそらくK4GPに参戦されているお客さんです。除電は多少ご存じだったようです。一通りの説明し、放電効果の高まる金属製キャップも併せて購入して頂きました。いつも通り「一週間程度経ったら、マジ軽ナットを外して下さいね」、そして「レースだからマニュアル(MT)ですよね?次はミッションのボルトをマジ軽ボルトに交換して下さい。ギアチェンがスムーズになりますから」とお伝えしました。
しばらくして、また戻って来られました。明らかに動揺されているというか、驚きに満ちたお顔です。「そこの駐車場を200m程走っただけなんだけど、何か違う」。「そうですよ。走ればもっと分かります」そうお答えしました。
エクスチェンジマートの駐車場は土で、うねっています。土が台風の影響で湿っていて、アスファルト舗装よりは路面に静電気は多く流れていますが、それでも体感出来た、それも約200mで。
レースに参戦されている方ですから、おそらく除電でレースが有利になるのではないかと思われた筈です。
例えば、サーキットでの限界速度でのコーナリングが少しだけ早くなる等、シビアな条件下で少し走行性能が上がれば、と思われていたのでしょう。
それが、少し走っただけで今までにない体感になった、除電の効果が予想を大きく上回ったので、そのような表情になられたのでしょう
。間違いなく「次はどこをやればいいですか?」となりますね。
このようなフリマでは、直接お客さんの反応も知る事が出来ます。
今まで「静電気?何言ってるの、そんなの性能にに関係ないよ」というような否定的な意見を、少なくとも何百人もひっくり返して来ました。オセロゲームのようなもので、それが面白い一面でもあります。
今回は除電スプレーの残りを使い切ろうと、スマホやヘルメットへの塗布をしました。もちろん無料です。
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スマホは画面にガラス保護フィルムが貼ってある物に限り施工しました。
除電により、操作の誤作動が減り、ホコリも付きにくくなるのです。
S先生は追加でカワサキのW800のインシュレーターを除電してみたいとなり、直径のデータを頂いて製作、それとマツダ ユーノスロードスターのデフ用のマジ軽ボルトをご購入。写真は撮り忘れました。
S先生のスマホにも除電スプレーを塗布。メールでその報告がありました。
「画面の反応が良くなり、快適です」との事。私は何年も前からやっていましたが、もっと早くからやっておけば良かったですね。
早速、MさんとS先生から除電スプレーも受注しました。S先生のDax125の除電チューニングの記事です。
当ブログは単なるチューニング自慢ではありません。今では様々な除電チューニングを紹介するサイトがあるようですが、今から12年前は「静電気を除電して性能を向上する」なんて、誰も耳を傾けませんでした。散々バカにされたものです。
でも、自分の経験からして走れば確実に変わっている。除電の世界を人様より先に知ってしまい、それが面白かったのです。
後に特許を取る友人も、誰にでも除電の話をしていた訳ではありません。
除電の効果を分析して評価出来る人、走行テストの経験がある私に真っ先に声をかけたのです。
除電スプレーはまだ残りがありますので、来月のエクスチェンジマートでもご希望があれば先着順で施工します。来月のエクスチェンジマートの開催は9月8日の予定となっております。
8月26日 鈴鹿サーキットでソーラーカーの走行会があり、除電の技術協力をしている工業高校で部活の顧問だったN先生(上記ヘルメットの所有者)とOBが準備をしています。
ソーラーカーレース自体は終了していますが、走行会という形で走らせているのだそうです。しかしそれも今年で終了。
この高校はソーラーカーレースでの優勝経験もある強豪校。ソーラーカーレースの終了に伴い、エコマイレッジチャレンジでの挑戦に切り替えました。ちょうどその年に、私がその高校に連絡を取ったという経緯があります。
当時の顧問のN先生は思った通り、静電気の除電で効率が改善するなんて「そんな事、ある訳ない」思われていたそうです。どうやって断ろうかと文章まで練っていたそうです。(笑)
「理屈云々はともかく、自転車に乗れば分かりますから」と学校に自転車を持ち込み、先生を含め4人にマジ軽ナットで転がり抵抗が低減するのを体験してもらい、即採用となったのです。
その後先生は「もっと早くマジ軽ナットを知っていれば、もっといい成績だったのに」と悔やまれていました。
その後、除電チューニングに興味を持たれたN先生は、自動車科がある高校の全国研究大会でマジ軽ナットシリーズと除電の効果について発表されました。
今回の走行会では、タイヤの除電(マジ軽ナット)に加え、ソーラーカーですから配線の除電のアドバイスをしました。
現在、顧問を受け継いでいるのは、記事にあるDax125やW800のオーナーであるS先生。S先生も除電チューニングの効果と面白さを認めて下さり、先日エコランカー用のマジ軽ナットシリーズを学校長名で追加納品しました。
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「無駄に使われているエネルギーを、使えるようにする」という意味が技術者や雑誌社でも理解出来ない人がかなり多い。軽量化やローフリクションチューニングと同じなのに…。
除電チューニングはローコストで結構な効果がある最新の技術。しかも、使い回しまで出来るのがマジ軽ナットの最大のメリットです。