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電気の話 その4(特許取得のいきさつ)

様々な物をテストしました

ある日、友人の工場に行くと、今度は「おお、来たか。エアフィルターにこれを付けるから、外して」と言われました。それは、園芸コーナーで売られているような黒いネット。でも、物は全く違う。値段も、ものすごく高い。そして、一般には売られていないので、園芸コーナーで買って真似しても、効果があるどころかマイナスになります。
以前から、例えば車のエアクリーナーからインテークマニホールドへ空気を取り入れるパイプに取り付ける「イオン~」のような物がありますが、ちゃんとした物ならそれなりの効果がある筈です。ただ、どれが本物かは、私は付けた事がないから分かりません。

いきなり、「エアフィルターを外して…」で、「何言ってるの?」の私。
「いいから、近くのホームセンターに行こう」となり、その広い駐車場で現物合わせで、エアフィルターにそれを取り付けました。
いつものように、「これは、こういうふうに取り付けないと、効果が落ちるんだ」などと説明しながら、取り付けます。「これをあげるから,型取りさせてくれ」、それで写真も撮りました。ちなみに、これは実用新案を取得しています。

除電で吸気効率を向上させます。後に家のエアコンに施工すると冷房の設定温度が29~30℃に

帯電した静電気を適度に除電する事で、吸入効率が上がります。静電気の干渉を抑制するのです、簡単に言えば邪魔がなくなるから、流れが良くなるのです。
ネットも特殊、テープも特殊な物です。取り付けにもノウハウがあります。
例えば、車のエアコンのフィルターに取り付けると、吸入する空気が整流されて、すごく冷えるようになります。放射温度計で測定すると、驚くほど温度が下がっていきます。

これを、オートバイのフロントフォークに取り付けると、動きがスムースになります。ハンドルを手で押してインナーチューブを沈めると、スッと沈むのです。「へぇ~不思議だね~、すごいね~」データの数字を見たりするより、自分で押すのだから単純明快。それで、結束バンドでそのネットを巻いてもらいました。
今度は、そのネットを切り抜いて、「靴の中敷きにした。すごくいい。バランスが取りやすくなった。ほら、ほら、」と腰を捻って見せました。
彼は長年のレース部品製作の立ち仕事で、無理な体使いをして腰を痛めているのを知っていました。それが、グイン、グインと腰を落としても大丈夫なのです。それで、「これ、持っていきなよ」と私に手渡しました。
今回は、その効能については書きませんが、素晴らしかった。遺伝性の持病に思わぬ効果もありました。そんな訳で、「これも、イケる」と直感した訳です。

次に発案したのが、その効果をもっと耐久性のある”金属で固定出来ないか”でした。その試作段階の部品が、今でも私の車には多数付いているのです。
それは、”電源不要で特殊な合金を用い、固定も出来て、静電気を安定的に効率よく放電させる”という発明に繋がり、後に特許を取る事になるのです。

車とバイク数台を除電チューニングしている、エクスチェンジマートの先輩のMさん。各社様々な除電チューニングを施しています。フロントフォークへのマジ軽バンドの取り付けをお勧めしていました。
気になるその結果は「マンホールを通過しても余り突き上げを感じ無くなりました」、「 もうマンホールを意識して避けずに走っても余り突き上げを感じ無くなったと思います」とインプレッションを送って下さいました。
たったこれだけで、サスペンションの動きが良くなるのです、しかも使い回しが出来る。コストパフォーマンスがすこぶる良いのです。

BMW R100GS パリダカのフロントフォークへの取り付け

倒立フォークにも効果があります。技術協力をしている工業高校の先生の新型Dax125に除電チューニングを施しました。みんなでワイワイやってさながら学生時代のようで楽しかった。

目で見ても分かる違いがあったフロントフォークの除電

各部除電チューニングを施してインプレッションを効いたのち、「目で分かるかやってみよう」と、止まった状態でマジ軽バンドあり/なしで試しました。ありの方だと、スッと沈み戻る。「すごい、目で見て分かるよ!」と大盛り上がり。
全てのフロントフォークが目で見て分かる訳ではありませんが、この場合はその位、動きが改善しました。

今日もマジ軽ナット タイヤ用で効果を確認し、ラジエターホース用マジ軽バンドを取り付けたユーザーさんから報告を頂いています。
マジ軽バンドを取り付けた後、アクセルペダルをいつも通り踏み込んだら、車が動き過ぎ(進み過ぎ)たので慌ててアクセルを戻したそうです。
写真を送って下さったので、近々ご紹介します。
静電気の帯電で動きが悪くなっているクーラントをウォーターポンプで強制圧送しているから、エンジンパワーを食われてしまっている。
それを除電すれば、無駄に使っていたパワーが使えるようになる。当たり前の事ですが、それが理解出来る人がまだまだ少ない。とはいえ、ブログのアクセスを見ると明らかに増加傾向となっています。

ウォッシュレットもそうですが、最初は「お尻を洗う?そんな必要ある?」と皆さん言っていました。最初はお尻で困っている人や興味本位で購入する人が多かったはずです。ところが今では新築で付けない事はありません。
マジ軽ナットはそこまでになるかどうかは分かりませんが、今のところは目指せ普及率5%。普及曲線というものがあって、一定の普及率からは急速に一般化するのです。
ウォッシュレットも携帯電話、浄水器もそのように普及して来ました。
どれも便利で手放せませんが、使用するとコストがかかります。
マジ軽ナットの場合は、初期投資(購入)すると、その後の維持費はなし。性能が向上するだけではなく、使っていくと今までかかっていたコストが減らせて元が取れる。
除電の面白さは、性能が良くなるだけではありません。
除電チューニングの入り口は、マジ軽ナット タイヤ用からどうぞ。

8月18日(日)神奈川県厚木市で早朝5時から開催予定のエクスチェンジマートに出店を予定しています。
当日はエンジンのベンチテスターで除電での出力の向上と燃料消費率が改善したデータもお見せ(撮影はご遠慮願います)出来ます。

スーパーカブ界のエンスージアスト トモさん

このような店構えで説明販売していますので、何でも質問して下さい
閉店は会場のお客さん次第、前回は9:30頃に会場を後にしています。
天候による開催の有無がありますので、開催日前日の13時に必ずホームページでチェック願います。





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