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1/19 エクスチェンジマートご報告
除電技術を学んだOBも来店
今日のエクスチェンジマートは寒かった。現地の予報では気温2℃、河川敷ですからもう少し低い温度だったはずです。
会場に到着したのは午前6時半頃、すでに来場者は入場しています。明かりが漁火のようですね。
こんなに寒いのによくこれだけのお客さんが来るものだと、出店者としても改めて感心します。
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暗いうちは開店しても仕方が無いので、少し他の出店を見回ってから出店しました。
冬の間は治療の為に家内は休み、写真撮影はN先生にお願いしています。N先生ご自身も出物を探して彷徨って(笑)いますから、記事は短くなりますがご了承下さい。
やっと明るくなり、出店の準備が終わった頃、見覚えのあるお顔が目に留まりました、当ブログを読んで除電チューニングに興味を持たれて、先月、マジ軽ナット 自動車用を購入されたMさんです。
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「どうでした?」、「はい、変わりました!」、それで追加購入される為に再来店されたのです。
当ブログでは、除電の効果を「盛る」事はしません、というか盛る必要はありません。書いてある事がそのまま体感出来るからです。
Mさんの車はトヨタ ヴィッツの1000ccだそうで、次にどこを除電したら良いかの相談を受け、ラジエターホースをお勧めしました。
たまたま合いそうなサイズのマジ軽バンドがあったので、展示用の物を一本お渡ししたところ、「2台あるので、もう一本ありますか?」との事。偶然もう一本ありました。更にマジ軽ナット「車用をもう1セット下さい」との事で、併せてお買い上げ頂きました。
マジ軽ナット タイヤ用は各種在庫していますが、それ以外は受注生産となっています、汎用のマジ軽ナット、ボルト、バンドもサイズが多く、とても全サイズストックは出来ません。
タイヤは除電チューニングの入り口で、除電の一丁目一番地。いくらエンジンを良くしても、駆動するのはタイヤしかありませんから、真っ先に施工する箇所です。
タイヤで除電の効果を確認して、その先もやってみたくなったら取り付けも含めてアドバイスしています。
除電チューニングはただ付ければ効果が出るというものではありません。小さな事の積み重ねで効果が発生するものなので、そこを知っているかどうかも重要です。
少し暖かくなってきた頃、若い男性が来店されました。若い世代が除電に興味を持ってくれるのは大歓迎。是非、これからの産業の発展に役立てて欲しいからです。
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エンジンベンチテスターでの性能試験のグラフの説明をしていると、その記載を見て「これ、僕が出た学校です」。「そうなの、じゃぁN先生知ってる?」、「はい」、「じゃぁ、来ているから呼ぶね」と電話をしたが電話には出ず。
「何科?」、「自動車科です」という事で、自転車で除電の効果を確認してから、授業に入るのは体験済でした。
この工業高校の自動車科では除電の授業に入る前に、自転車にマジ軽ナットあり/なしで転がり抵抗の変化を生徒さんに確認させています。先生曰く「事前に確認させると、授業への興味度が違う」のだそうです。
ただ一方的に先生から教えられるのではなく、「何でこうなるのだろう?」と興味を持てば、同じ事を伝えても吸収する度合いが違う、素晴らしいアイデアです。
先生が来ないので、「お仕事は何をされているの?」と聞いたら、陸上自衛隊の車両整備をされていいるとの事。
「この除電技術を自衛隊に使って貰いたいと思っているんです~」と、低予算で性能を向上し、運用コストも下げられると説明したら、「先生から聞いています」だそうで、私の思いまで生徒さんに伝えていて下さっていたのですね。
「世界で唯一、静電気の除電の授業をしている高校だと思うよ」とお伝えしました。
この高校からはすでに静電気の除電を学んだ卒業生が、もう2期生自動車関連を中心に社会に出て働いています。
そんな話をしていたら、N先生が巡回から戻って来ました。「M、久しぶりだね」。
Mさんは自転車でしか除電の効果は体験していません。話の中からホンダのモトコンポをチューニングしていて、それで会場に来たそうです。
「じゃぁ、これをシリンダーヘッドに付けて走ってごらん」と、マジ軽クリップをお貸しました。
マジ軽クリップは、簡易的に除電の効果を確認するもの。放電量は減るものの、簡単に確認出来るのです。それで試乗して戻って来ました。
「変わりました!」自分の持っている乗り物でも効果を感じると、嬉しさはひとしおです。
マジ軽ナット オートバイ用を「友達の分も」と合計2台分をお買い上げ頂きました。
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そのうち、同校の卒業生二人も合流しました。そうしたら、「はい、プレゼント」と一台分を渡しました。なんという太っ腹。
先生も教え子と話せて嬉しそうです。出店がこのような親交の場になるのは嬉しいものです。
卒業生が某バス会社で整備をしているそうです。N先生が伝えて下さって、そのバス会社でマジ軽ナットを試験的に試す話が進んでいます。
バス・トラックはエンジンが大きい、タイヤ自体も大きくコストダウンするために、タイヤの側面から放電させる為のスリットもありません。(下図参照)
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あの大きいタイヤですから、帯電量も多い。除電チューニングとしてはやりがいのあるパーツです。一定量放電させると、転がり抵抗が減ってタイヤが長持ちしますから、運用コストが安くなる。
それだけではなく、スムーズな走りはドライバーさんの疲労軽減にも寄与しますし、クッション性も良くなるから乗客にもメリットがあります。サービス業ですから、目には見えないサービスです。
マジ軽ナットユーザーさんで路線バスのドライバーさんがいましたが、マジ軽ナットを使ってみて分かったのが、マニュアル車で時々ギアの入りが良い車両があり、個体差だと思っていた。
マジ軽ナットのパンフレットに書いてある「路面が濡れていると、車が静かにスムーズに走る」という、開発のいきさつを読んで、「ギアが入り易い個体だと思っていたが、路面が濡れているとギアの入りが良くなる」と気付いた。
路面が濡れているから放電量が増大した結果、ミッションも除電されてギアの入りが良くなったという訳です。ミッションを除電した事がある人なら、お分かりですね。
金属製バルブキャップの追加購入や、不要部品のお客さんをこなしていると今回で4回目位の来店でしょうか?毎回会社名で購入されている方です。
購入された方には領収証を発行しています。フリーマーケットではなかなかありませんが、個人名だろうと企業名だろうとちゃんと領収証をお渡ししています。
マジ軽ナットに加え、セリカのラジエターホース用のマジ軽バンドも購入頂いています。今回はインシュレーター用でしょうか。マジ軽バンドはバンドなので取り付けに幅があります。ですが、基本の直径と幅のデータが必要です。
せっかくお買い上げ頂いても付けられなければもったいない。ダイソーのプラスチック製ノギスでいいので、取り付け部の外径を測定してもらっています。
太めのサイズのマジ軽バンドを見て「これで大丈夫」と購入されましたが、前述のように外径を測定してそのデータに基づき適正なサイズで製作しています。特注なので前金で承っています。サイズが合っている事を祈るしかありません。
スバルサンバーに乗られているというお客さんから質問を受けました。
当ブログのサンバーの除電の記事で、タペットカバーの使われていないなネジ穴にマジ軽ボルトを取り付けた例を読まれたようです。
この4気筒の「シリンダーヘッドとタペットカバーの間にはゴムパッキンがあり、シリンダーヘッドとは導通していない。それなのに効果があるのか?」という趣旨です。
このエンジンはよくオイル漏れをするので、何台か修理した事がありますが、タペットカバーの固定はゴムパッキン付きのワッシャーとボルトで固定されています。
ですから完全に絶縁されている訳ですが、それでも除電効果があるのは不思議に思われたのかも知れません。
再度登場ですが、この記事でその理由が分かります。
あれには事情がありまして、除電が面白いとマジ軽ナットシリーズを大量に購入した方が、友達と「とりあえず付けてみよう」と付け易い所に付けて走ってみた。
ですから、適正な位置に取り付けたのではありません。それでも一定の効果があったのです。
後に「その位置ではなく、こう取り付けて下さいね」とアドバイスしています。
どうせ取り付けるのならば、一番効果的な取り付け方をアドバイスする、プロならば当たり前ですね。
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これはこの日のエクスチェンジマートにも来店された、マジ軽ナットヘビーユーザー Hさんのサンバーバンの例です。私が説明している間にどなたかに「2個付けがいいですよ」と言ったらしい。Hさんは2個付け派なのです。
タイヤ、ラジエターホースに加えて、インシュレーターにマジ軽クリップを付けています。そのHさんが送ってくれたインプレッションです。
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サンバーのスーパーチャージャーの除電も吹け上りが良くなったり、音が小さくなったとの報告を受けていますので、事前に連絡を下さい。
この日マジ軽クリップは展示用を持って行ったのですが、結局、全て売れてしまいました。
ラジエターホースの除電は効果の大きい箇所です。ですが、ラジエターホースの太さは様々です。軽自動車なら同じかというとそうでもありません。
例えばダイハツのラジエターホースは他社の軽自動車に比べて外径が細い物があります。「軽自動車用」というサイズは存在しません。車名を言われてもそこまで把握していません。
ですから、実際に取り付けをする箇所の外径を必ず測定して下さい。それがお互いの為になりますので。
結構暖かくなって来たら、また常連さんがいらっしゃいました。
Iさんはマジ軽ナットを知る前から、除電チューニングをしていた数少ないお客さん。
車にアーシングをしているというので、アースの話をしていました。「皆さん、アースの線を引けばそれでいいと思っているけど、それでは不十分なんです」と、重要なポイントを説明しました。それで、やっと理解してもらえました。これを書くと、当ブログを盗用している人が喜ぶので、書きません。
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そして川越から出店のMさん。こちらもマジ軽ナットヘビーユーザーです。除電を通じて話が出来るというのは楽しいものです。
エクスチェンジマートの来月の開催予定日は2月16日です。
タイヤの除電から入って、次、そのまた次と進む方が増えています。
まずはタイヤで体感して下さい。
マジ軽ナット 自動車用とオートバイ用のみメルカリでも販売を始めました。
メルカリのホームページで「マジ軽ナット」と検索して下さい。