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Honda エコマイレッジチャレンジ速報

3年目で初完走

まずは初完走おめでとうと伝えたい。除電チューニングの技術協力をしている神奈川県立平塚工科高等学校 社会部(部活)が、Hondaエコマイレッジチャレンジ 本田宗一郎杯で初完走しました。完走おめでとうございます!
元々はソーラーカーレースに参戦していて、そのレース自体が終了となり、エコランへ参戦する事になりました。初参戦が2022年でちょうどその頃、ソーラーカーでの戦歴を偶然見つけ、エコランに参戦する事を知り学校に電話をしました。
今でこそ除電チューニングの効果を一部の人は知っていますが、2年前は殆ど知られていませんでした。
今でも雑誌社や団体に連絡を取っても電話を受けた人、メールを読んだ人が知識が無くて理解出来ずに放置される状態。それを考えると、学校の事務員さんがよく顧問の先生に伝えたものだ、そして顧問の先生も疑いながらもよく折り返しの電話をして来たものだと思います。
大きなコストをかけてとにかく頑張るのが悪い訳ではないのですが、学校の部活という制約があるのです。
私は「知られていない隙間があるから、そこをやれば低コストで性能を上げられますよ」とお伝えしただけです。でも、それだけではなくエンジンを除電すると燃焼効率も良くなる、カーボンの付着が減少して排ガスもクリーンになるはず、この高校と連携して除電で排ガスがクリーンになる実証実験のめども付きました。認証工場でもありますから、お墨付きの立証となります。

この工業高校は初戦の2022年はタイヤのパンクで決勝では走れず、2023年はエンジントラブルで走れずと苦渋を嘗める結果となりました。
高校の部活ですから、毎年生徒の入れ替わりがあります。会社や団体と違って同じ生徒が関われるのは長くて3年しかありません。技術はトライ&エラーの蓄積で進化させていくものなので、部活ではその伝承には限界があります。
しかし、それはどの学校でも同じ条件ですから、いかに技術を高めて伝え残していくかというのが勝負に勝つ条件の一つでしょう。
マジ軽ナットでタイヤの除電で転がり抵抗が減少するのを体験するのには、少し時間がかかりました。翌年の2023年の5月にこの高校に自転車を持ち込み、実際にマジ軽ナットあり/なしで試乗してもらいました。

先生を含めて4名全員がマジ軽ナットあり/なしで転がり抵抗の低減を体感

最初の電話から試乗まで7~8か月かかったのは、新型コロナウィルスの影響もあったでしょうし、学校の様々な行事もあったでしょう。でも一番大きかったのは多分、顧問の先生の「静電気の影響?そんなのある訳ない」という、思い込みだったのではないかと思います。
実際に「どうやって断ろうか、文章を練って考えていた」そうです。(笑)先生も含めて4名の試乗が終わると、マジ軽ナットはその場で採用が決まりました。自分の体で除電で転がり抵抗が減るのを体感したら、否定のしようがありませんね。
それまではチューブバルブにネジが無いタイプだったので、マジ軽ナットを付ける為にネジ付きに変更しました。
以後、この高校の自動車科では、写真のように自転車で除電を体感してもらい興味付けしてから、授業に入る事をしているそうです。そうすると、生徒さんの学習の姿勢が変わるのだそうです。他校の先生方このようなやり方もありますよ。

静電気の悪影響を知ってもうすぐ13年になりますが、未だに「静電気の影響なんて~」と言う人はいます。人は自分の知らない事は否定したいという心理が働くそうですから、そう思われることを織り込んで、まるでゲームのオセロのような感じで、黒を白に一つ一つひっくり返しています。
その結果、本物なら効果はあるという位に広まっていると感じています。
今回のエコランでも個人参戦した、前顧問のN先生のスーパーカブを見て「マジ軽ナットが付いている」と言った人がいたそうです。
新しい物は必要性があり、かつ、好奇心旺盛で理解出来る能力のある人から広がるので、当然エコランでの需要は高い。単に速さを競うレースではなく、燃費を競うレースだからです。
つまり、レギュレーションと燃料の範囲内で、いかに総合的に効率を向上させるかというレース。簡単に言えば、いかに無駄を減らすかというレースですから、除電チューニングにはもってこいの活躍の場。少しの投資をするだけで、エネルギーの消費が減り、走行安定性が良くなるからドライバーの疲労も軽減、転がり抵抗が減るからタイヤが長持ちする。SSTRの時期ですが、長距離を乗るのもとても楽です。
「三方良し」と連絡を下さったユーザーさんがいますが、まさしくそうです。

例えば、当ブログを読まれて毎月出店しているエクスチェンジマートで、マジ軽ナット タイヤ用を購入されたHさん。タイヤで除電の効果を確認されて次のステップへ、そこでもお伝えした通りの効果があり、更に次、その次と進まれています。
また、ちょうど同時期にスイフトスポーツ(ZC33S)でタイヤの次に進まれた方もいらして、ラジエターホース、インシュレーターと進まれています。お一方はラジエターホースのアッパー・ロアーホースの両方のマジ軽バンドでよりざわつきが減り、快適な走りになったそうです。
「ざわつきがない」とは、吹け上りがスムーズで波が無いという事だと思います。実際にエンジンベンチテスターの性能曲線でも、線の乱れは未除電時より少なくスムーズになっています。
そのうち一台はマニュアルなので、ミッションも除電してみて欲しい。ギアチェンジがスムーズになると走りも楽しい、そしてギア自体の摩耗が減って寿命も延びます。

それでは速報ですが、エコランの一報が入っていますのでお知らせです。
決勝前日、無事車検に通りエンジントラブルも無くプラクティスも完走出来たと連絡がありました。   

新しいオーバルステッカー    
フロントカウルにもステッカー

写真の左下とフロントカウルにもTristars tec.のステッカーが貼られています。
この工業高校のピット(〇が看板)の隣では、転属の為に前顧問となったN先生がと元同僚で、猫の扱いが上手いY先生がライダーで個人参戦すると共に、マジ軽ナットシリーズを展示、カブにもステッカーを貼って下さいました。

前顧問と現顧問

こちらはボロいカブ70のフレームに、中古のピストンリングで組んだ50のエンジンを積むという、完全ノーマルで参戦。フロントタイヤはブロックタイヤだったそうです。目的は決められたガソリンをフルに使い、いかに速く走るかというレースだそうで、目的通り最速でチェッカーで受けました。
レギュレーション上、このような挑戦も出来るのですね。

のれんがいい感雰囲気のピット、前顧問と元同僚が個人参戦したN-CYCLE

平塚工科高等学校 社会部はクラスNCで参戦、Xで公開されたリザルトは以下です。

順位は前日のプラクティスと同じでしたが、決勝では大きな伸びとなりました

完走と言う目的は達成しましたが、同クラスの矢板高等学校OBはなんと1.600km/L(換算)超えですから、かなりの差です。これからかなりの改善と効率化を進めないといけません。
同じカブのエンジンですから、更なる軽量化と空力の向上、適切な除電がメインになるのでしょう。今度先生にお会いしたら、お金がかからない軽量化をお伝えしようと思います。
昔ですが、モリワキ、HRC等で活躍した宮城 光氏が現役時代にスランプに陥った時期のテレビ番組を思い出しました。「小排気量のレースでは、ストレートで指一本の空気抵抗を減らしている」とアドバイスを受けていました。
エコランでのスピードは25km/h以上ですが、とはいえ空力は重要です。もしFRPかカーボンファイバーで外装を成形するなら、ここでも奥の手があります。先日N先生にお見せしたら、すごく喜んでいました。
部活からしたらカーボンファイバーは高価過ぎますが、FRPの捨て形なら何とかなりそうな気がします。何もお金だけが全てではないでしょう。一生懸命頑張っている姿を知れば、協力する企業も出て来るかも知れませんね。

レースに参加された部員の皆さん、先生方お疲れ様でした。既に来年に向けての挑戦は始まっています。
自分の頭で考えて部員で研鑽を重ねて改善して行く、それが就職したり起業した後に「そうか、あの時こうしたっけ」と役に立つ事が必ずあります。
失敗を恐れずまずはやってみる、それをもって改善するのを繰り返す。
これこそネット検索では得られない技術の蓄積で、他の追従が出来ない技術なのです。
この高校の協力を得て、除電で排ガスがクリーンになる実証実験を始められます。スムーズな吸気と行程、各部品が少ない力で作動するのだから、未除電と同じはずが無いとずっと考えていました。
除電で排ガスがクリーンになるのを生徒さんが自分の目で確認したら、将来に希望が持てると思いませんか?学校に連絡した目的の一つです。
エコランに限らず、一般公道でもマジ軽ナットは効果を発揮します。
ネットショップでかんたんに購入出来ます。

元顧問の先生の繋がりで、カートサーキット F.ドリーム平塚マジ軽ナットのパンフレットを設置して下さるそうです。マジ軽ナット タイヤ用で、特にレーシングカートで効果が大きかったそうです。

相模湾にも近いカート専用サーキット、隣には湘南ベルマーレの練習場があります

場所は東名高速厚木ICから平塚方面に南下して20分ほど。都心からもアクセスし易いカート専用サーキットです。レンタルカートもあり、家族連れでも楽しめますが混雑する事もありますので、オンライン予約をお勧めします。詳しくはホームページをご覧下さい。

パンフレット設置のご協力ありがとうございます。
10月20日(日)午前5時より開催予定のエクスチェンジマートに出店の申し込みをしました。
天候による開催の告知は、開催予定日前日の13時にエクスチェンジマートのホームページで発表となります。

「エンジンで静電気が発生するなんて嘘だという方もいるでしょうから、貴重な映像を公開しています。カブで抜けの良いマフラーで激しい流動帯電が発生。マフラーの表面から放電している貴重な映像です。
エアクリーナーボックスを除電する事で目に見える放電は無くなりました。このように目で見えなくても、静電気の帯電が起こって作動に悪影響を及ぼしています。それを除電する事で、作動に必要なエネルギーが減らせるので効率が改善します。



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