学生にとって魅力的な採用とは??
こんにちは!村岡です。
7月に入って暑さが厳しくなってきましたね....!
さて今回は「学生にとって魅力的な採用」というテーマです。
現在人材業界の人間として、企業の人事担当の方と話す機会が増えましたが、「どの面を打ち出していくのが効果的なのか分からない」という声もよく聞きます。
そこで、「学生にとって魅力的な採用」というテーマで、まだまだ学生に近い立場の自分がアンケート結果を用いながら解説していきたいと思います!
1.アンケートから見えてきた学生の「本音」
先日弊社では2022卒向けの学生セミナーが行われました。
前回は約40人の学生にご参加いただき、セミナー終了後アンケートを実施しました。
母数は少ないですが、一切選考に関わらないセミナーの中で見えた学生の「本音」を見ていきたいと思います!
あなたは企業のどのようなポイントを見ていますか?(自由回答)
1位 仕事・職場環境(成長できる環境・人間関係など) 31%
2位 福利厚生 18%
3位 事業理念 15%
という結果になりました。
約3分の1の学生が「自分が何をしたいか」「企業規模」などよりも、「仕事・職場環境」を重視しているという事が見えてきます。
ただ、この「仕事・職場環境」について「ウチは学生にアピール出来ている」と思っている担当者様、多くないですか?
しかし、学生視点からだとそれがが十分に伝わっていないというアンケート結果が出ています。
では学生はどのような情報を求めているのでしょうか?
2.企業と学生の「ズレ」
ネットで調べたら分かる情報だけではなく、実際に足を運ばないと知りえない+αの情報を学生は求めています。
人事担当者の多くがアピール出来ていると思っている「仕事・職場環境」
しかし、アンケートを見てみると学生は「仕事・職場環境」について「知りたかったけど知ることができなかった」と感じているという結果も。
私も昨年まで就活をしていましたが、説明会では企業の取り組みやデータ・入社後の待遇などを主に説明している企業がほとんどでした。
正直、そのような情報は就活サイトやHPを見ればある程度知ることが出来るので、そこにあまり時間を割くのは、せっかく学生が来てくれているのにもったいないです...。
なので調べたら分かる情報ではなく、説明会に来なければ知りえない情報や、学生にここは知っていてほしい情報に時間を当てて、+αとして「うちに来ればどういうキャリアプランを描けるのか」「人間関係など社内の雰囲気はどのようなものなのか」を学生に伝える事が重要となってきます。
そうすることで、学生は求めている情報を知ることが出来て、結果的に選考での歩留まりやミスマッチを減らすことに繋がります!
とはいえ、頭では分かっていても具体的にどのような採用を行えばいいのかと言われると難しいですよね...。
そこで今回は特別に(?)、弊社の採用活動を初公開したいと思います!笑
人材業界のプロが行う採用をぜひ参考にしていただければ幸いです!
3,「グローアップ流」採用
弊社グローアップでは「ありのままの自分を好きだと言ってもらえる喜びをキミへ」をコンセプトに掲げる「キミスカ」を運営しているため、自社採用でもそのコンセプトに沿った、学生に魅力的だと思ってもらえる採用を心がけていました。
ここで、いくつかそのポイントを紹介します!
1)説明会や座談会に、若手社員を同席させる
「どういうキャリアプランを描けるのか」という具体的なアピールしていくためには、説明会や座談会に、入社して数年の若手社員に出席してもらうというのも一つの手です。
ここで重要なのは、ただ若手社員に今の仕事内容などを話してもらうのではなく、実際にその社員が就活生だった頃にどういう考え方・想いで就活していたのか(before)、そして入社してみてどこが・なぜ・どのようにして成長出来たのか(after)を、ストーリーとして語ってもらうことです。
そのストーリーや想いに正解はありませんが、共感できる学生への魅力付けとしてはかなり効果的になってきます。
弊社でも面接の合間に座談会を開催しています!学生に会ってみたい入社年次の社員を選んでもらい、面接の時より学生が本音を話しやすい場を提供することで、お互いにとってミスマッチな採用を防ぐこともできます。
2)実際に働いている現場を見てもらう
まだ社会人経験のない学生にとって、会社とはどんなものなのか?どんな雰囲気で仕事をしているのか?というイメージが想像しにくいです。選考に進んだ学生には、早期から実際に働いている現場を見てもらい、「自分が将来ここで働くかもしれない」というイメージを持たせてあげることが重要になってきます。
自身も昨年弊社の選考を受けていた時、1次面接終了後、実際に社員が働いているオフィスを見学させてもらいました。ここでどんな年代が多いのか、どんな人がいるのか、どんな雰囲気で毎日仕事をしているのか…などのイメージがつかめたため、見学後はさらに入社意欲が高まりました…!
3)就活のアドバイスをする
何百人もの学生と話してきた経験がある皆さんだからこそ、それを活かしてぜひ学生に就活のアドバイスをしてあげましょう。
面接は「企業」対「学生」ではなく「人事のAさん」対「学生Aさん」で話す時間です。
その学生Aさんが、結果的に自社に就職しなくても、今後社会人になった際に「仕事を楽しめる・活躍できる人になってほしい」という期待をこめて、助言をしてあげましょう。そうすることで、「学生の記憶に強く残る面接」ができます。
将来的にご縁があって一緒に仕事をする可能性は十分にあるので、ひとりひとりの学生としっかり向き合って会話をしましょう。そうすることで、お互いにとって「記憶に強く残る面接」ができます。
弊社でも会話を進めていく途中で「この子は別の会社・職種の方が向いているかもしれない」と感じたら、就活相談の時間を多めに割き、他業界の話や就活におけるアドバイスなどをしています。
まとめ&キミスカについて
採用の魅力付けをするためには、より「個」に寄り添ったアプローチをすることが重要になってきます。
現在、コロナの影響もあり、従来のナビサイトでの採用手法だけでなく「キミスカ」のようなスカウト型サービスの需要も高まっています。前年に比べて、スカウトメールの開封率、エントリー率も2倍以上になっているため、ターゲット層の学生に会いやすくなっています!
ぜひ下記資料をご覧くださいませ!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!