建物と一体化したアーケード? 大阪市城東区「今福ファミリータウン一番街」を歩く
今福ファミリータウン一番街
大阪市城東区の「今福ファミリータウン一番街」です。
大阪メトロ長堀鶴見緑地線の今福鶴見駅から南西……なんですが、駅から歩きますと「今福ファミリータウン」という大きなショッピングモールやパチンコ屋さん、ゲームセンターなどが先に見えまして、その南にある商店街はちょっと目立たない雰囲気になってしまっています。
ミニアーチ! 北東からスタートします。
店名看板と街灯。逆光や……暗い。すんません。
ポール。平日の朝なんですがお年寄りが多くてですね、こんなの撮っていたらちょっと怪しい人ですよね。
造花を挿すところ。
南に向かって歩きます。のっけから向こうのミニアーチが見えています。短い商店街なのですよね。左……東は府営住宅です。
真ん中あたりまで進んで右……西を見ますと、アーケード! 今福ファミリータウン一番街はH字型の商店街でして、西側はアーケードになっているのですよ。楽しみ。
あっという間に南東に着いてしまいました。ミニアーチに広告が載ってるやん!
もう片方のミニアーチ。色の薄さは年季の証。
アーケードが残っているとはいえ、散策が数分で終わってしまったぞ。ちょっと戻ろう。
お店は色々と営業されています。
黄色い目立つ看板は……大阪ソウルフード! たこ焼、イカ焼、お好み焼、焼きそば。粉もん四天王揃い踏み。
お店はバラエティ豊か。ラウンジ、クリーニング、飲食店、メガネ屋さん、肉屋さんなど……。
何やら手作り感溢れる店名看板。
商店街散策にハマってからどうも電話番号の桁数をチェックしてしまいます。
少し移動しまして北西です。ミニアーチが多いと嬉しいですねぇ。
しかしミニアーチのすぐそばに家の窓……。街灯が明るくてかなわんなんてことになっていたりするんでしょうかね。
いざアーケード
いざアーケード! アーケードの色がまばらなのは補修をされている証?
なんとなくレトロな風をイメージしていましたが、整骨院、音楽教室とちょっと意外なラインナップ。
少し進んで振り返ったところ。「贈答品・記念品」がシビれますが薬屋さんで? 奥の健康麻雀とカラオケも気になります。楽しく麻雀を打った後はカラオケ。平和な娯楽コンボ。
ミセスファッション百萬両。し、渋い……。なんとなくカタカナや英語の店名にしてしまいそうですけども。
ところで写真を眺めていてふと思ったのですが、このアーケードもしかして建物と一体化してる? よくあるアーケードって地面に柱があってそれで屋根を支えてて、建物とはあくまで別なんですよ。
真ん中まで来ました。振り返ってみても……短いなぁ。
東を向いたところ。さっきはアーケードのない歩道からここを見ていたわけね。
スピーカーや。かつては音楽が流れていたのかなぁ。ラジオや宣伝とかかな?
南の方は何軒か営業されていました。お惣菜や豆腐などのお店。
八百屋さん。その向こうは飲食店。
お年寄りが買い物に来られ、お店の方とのお喋りに花を咲かせていました。社交場としての役割ってのも大きいのでしょうね。
おまけ
「商店街が好きで来たんですー!」と気軽に話し掛けられれば良いのですがコミュニケーション障害3級の私ですので人がいるところを撮る根性はありません。早々に退散します。
府営住宅に何やら気になる看板がありました。「ふるさと案内板」。
……「高速鉄道鶴見緑地線」とは何ぞ? 地下鉄やんね? 地下鉄の運営会社は2021年現在こそ「大阪市高速電気軌道株式会社」ですが高速鉄道と略すには微妙に違いますし、この看板の古そう具合からしてここ数年のものってことはないですよね。長堀鶴見緑地線の開業は1990年ですが、当時は大阪市交通局の大阪市営地下鉄だったはず。
うーん? もうちょっと調べましたところWikipediaの「大阪市高速電気軌道」のページによりますと「大阪市営地下鉄事業の例規(大阪市交通事業の設置等に関する条例、昭和41年大阪市条例第60号)上の正式名称が「大阪市高速鉄道」」ほほぉ! 府営住宅らしい書き方? 当時は地下鉄ではなく高速鉄道という呼び方が一般的だったのかな?
北へ歩いていますと……「こどものあそびば」。いや結構普通に車も通る車道と歩道なんですが。危なくない? これで車道をふさいで歩行者天国みたいにする時間帯があるんですかね?