社会人一歩手前、南伊豆で自分を見つめなおす1ヶ月。
こんにちは。
momoです🌝
南伊豆町の下賀茂商店街の一角にあるゲストハウス『ローカル × ローカル』で学生インターンをさせていただくことになりました!
どうしてインターンに参加しているのか、これまでどんなことを考えてきたのか、について書いていきます。
文章を書くことはすきですか?それはなぜ?
突然ですが、
あなたが文章を書く動機はなんですか。
旅行の記録。
日記。
伝えたい思いを、
伝えたい誰かに向けて。
……人それぞれあると思います。
わたしは、というと。
幼い頃から要領が悪く、高校入学して一週間でかばんの中を水没させ(水筒の蓋を閉め忘れていました)新品の教科書がガビガビになる、教室の場所を覚えられず校舎内を彷徨う、などさまざまなことをやらかす日々。
ただ本を読むことは比較的すきなほうでした。
「物語はここじゃないどこかに連れていってくれる」
誰が言い始めたか、いまいちよくわからない言葉が当時の救いでした。
我ながらふわふわしてるなあと思います。書くことそのものがなんとなくすきでした。それをこれから少しずつ言語化していけたら、と考えています。
あなたのすきなものはなんですか?(≒自己紹介)
書くことを巡って、
印象的だった出来事があります。
高校1年の秋頃のこと。
進路について悩む自分をみて、父がある脚本家の方に会わせてくれました。
河川敷沿いの喫茶店。
小説や映画の話をたくさん聞きました。
洒落たBGMと内装の影響も相まってワクワクしっぱなし。わたしはただひたすら笑顔で相槌を打ってました。
しばらくして、彼女がこちらに向きました。
「あなたは?」
すきなものを教えて。この問いを投げかけられた途端に、店内の爽やかな音楽が耳になだれてきました。真っ白になった頭。
せっかく憧れの人物と話ができているのに、こんな具合では決まりがわるい。
すきなものを語れないことがこんなにもどかしいことなのか。
ついさっきまでの相槌を思い出し、恥ずかしい気持ちになりました。
あくまでも私の考えですが、
どんなものがすきか、の背景にはその人の人生が深く反映されていると思っています。
じゃあ、わたしは?
彼女にうまく返答できなかった経験から、もっと自分のことを知りたいと思うようになりました。
それまでは、失敗ばかりする自分にはあまり興味を持てませんでした。
でも、誰かとつながるためには自分自身も知る必要がある。
知って、言葉にして初めて伝わる。
自分にとってこの気づきは大きなものでした。
そして漠然と憧れていた書く行為は、自分を知る手段となりました。
就職活動(とかいう大プレゼン大会)
そうこうしているうちに就活に突入しました。
ガクチカを(すこしだけ)盛る。グループディスカッションで同世代のすごい経歴に嫉妬する。ガクチカを(ほんのすこしだけさらに)盛る。
※ガクチカ=学生時代に力を入れてきたこと
「〇〇大学から来ました」「〇〇ゼミに所属しています」など、定型文のような自己紹介が口をついて出てくるのがもどかしく思いました。
面接官に、もっといろんなことを伝えたいのに緊張して言葉がうまくでてきません。
四苦八苦しながら就活を終えました。
言葉を充電したい → 知らない人に会いにいこう!
就活で固定化した「わたし」を説明しすぎた反動なのか、最終面接が終わったあと、数日間はほとんど語彙がなくなってしまいました。「たしかに」「なるほど」「やばい」の3つの言葉で会話を終える日も少なくなかったです。
これはまずい。
社会に出る前に自分の言葉を見つめ直す機会が欲しいと考えていました。
そんなときに見つけたのがローカル✖️ローカルの学生インターン募集記事です。
「南伊豆」というまちには行ったことがなかったけれど、写真に写っている人たちの笑顔が楽しそうで。1ヶ月という長い期間このまちにいたら、いろんな人の話が聞けそうだと思いました。
大学生活最後の夏はここに決めた!
思い立ったが吉日。記事を見つけてすぐに申し込みました。
ここで会うすべての人との時間を大切に過ごしていきたいとおもっています。
たくさんの「すき」に出会えますように。
あなたの話もどうか聞かせてください。
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