トリッピーキッズ小学校受験クラスに通った子の事例🌟6歳年長さん:慶應幼稚舎
今日は、昨年1月から入会し、月3回レッスンをしてくれた年長さんの事例をご紹介します。
この子は、6月生まれの女の子でした。
今は、小学校1年生です。
慶應幼稚舎に通っています。
この子の悩みは、
・恥ずかしがり屋
・慶應のお尋ね対策で、時々口ごもってしまう
・絵を描く際に悩んでしまってなかなか描けない
ということで、
知人のご紹介で、トリッピー表現力教室にご入会してくださいました。
1月から月3回!
しっかりコンスタントに通って下っていたので、
正直、受験本番前も少しゆとりがある程でした。
お母様も、ぷりぷり、ピリピリは全くなく
「ここまで来たら、なるようにしかならないですよね」と
良い意味で、どっしりと構えて、
開き直ってらっしゃいました。
こういうお母様の様子はお子さんの様子にも影響を与えるもので、
親御さんがピリピリしていると、お子さんも緊張気味な子が多い印象があります。
この子の場合は、
1月からスタートしてくれたこともあり、
最初の3か月は、ひたすら基本的なことを行いました。
受験の科目に関係あることよりも、
①話すための素地、基本を
しっかりやりました(^^♪
・文章で話す
・自分の持っている語彙でいいので、説明する
・理由を考え、なんでもいいので答えを話す
というような話すことと、
②頭の回転を良くするエクササイズを
沢山行いました。
正直言うと、話すことよりも、
最初は、頭の回転を良くするエクササイズを、遊びながら沢山やる方が、
伸び率が高いです♪
同時に、①と②を行うことで、
その子の素地が、グーンと伸びます!
この間、1時間のレッスン中に100回くらい、
私から、良い言葉をかけられているので、
お子さんは、「え?そうなの?」「私ってできるの?」「わーい!」「やったー」「そうか、これでいいのか」という風に、
内面もどんどん自信が付いて、
表情が明るく、声も大きくなっていきます。
もともとの本来の子どもの様子になります。
他の教室で委縮していても、私が曇った心を磨いていくので、途中から本人が自家発電で磨いていき、
自信を持っていきます。
3か月~4か月目くらいから、
絵を描いてもらったりしながら(課題とは違う、本人の好きな絵)
言葉を引き出していきます。
そうこうしているうちに、子ども自身が「話すのって、こうすればいいんだ」と分かり、自分の持っている語彙で何とか説明しはじめます。
すると、
新しく語彙を覚えなくても、他者に伝わるようになっていきますし、がんばって説明しようとする姿が、とても素敵に見えます。
私の場合は、苦手意識をどれだけなくせるかに注力しています。苦手と思わなければ、大人と違って子どもはどんどん自発的にやってくれるようになります。
自走できるようにしていくことを目指しているんです。
そうこうしていたら、
話す力と自信を持っているので、個別レッスンだけではなく、グループレッスンでも参加できるようになります。
そういう状態でグループレッスンに参加できると、意味のある時間になります。
話せない状態でグループレッスンに参加しても、正直なんの意味もないと思っています。
話せない子は、話せないまま終わってしまいます。
「経験」という名の、「何もできない時間」です。
そういう時間は、私も経験がありますが「早く終われ」と心の中で、念ずるだけの時間です。
この時間に、自己肯定感や自信が高くなることはないと、こういう体験をした人ならわかると思います。
みんなが話せる状態で対等だから、グループワークが充実した、有意義な時間になるのです。
私は、お金と時間をいただくのが申し訳ないと思うので、
話せるようになった子しか、グループレッスンに誘いません。
話せるようになったら、グループレッスンと併用してもらうようにしています。
5か月~6か月目くらいになると、科目の課題がかなり明確になるので、
それを親御さんにシェアしてもらい、
それをレッスン内でも行ったりします。
この子の場合は、記憶力と聞く力(特に短期記憶)が弱いかも?とのことで、そこの力を伸ばすエクササイズも入れていきました。
後は、面接が近くなったら、
面接の椅子の座り方や歩き方、挨拶の仕方の所作の練習と、
話し方や、
質問を応用力で答えるところをバンバン行いました(^^♪
この時点で、応用力がかなり鍛えられているので、
他の塾では聞かれないような質問でも、自分で考えて答えられるようになっています🌟(^^)/
そのあとは、
行動観察で、友達とのかかわり方、良好なコミュニケーションの部分、
座り方や立ち姿などのキープをしたり、
積極的に挙手していくようにしたり、
最終的な本番に向かってのエクササイズをしています。
私自身が「練習」が嫌いなので、
「練習」というよりも、「自分で答えられる力を付ける」「その為のエクササイズをする」という気持ちでレッスンをしています。
そして何より、
お受験、小学校受験はただの通過点なので、
「受験のためというより、人としてのマナーや心の在り方、コミュニケーションスキルを伝えたい」
という気持ちがあるので、
人育てとして、
小学校受験クラスも位置付けています。
今もトリッピーに来てくれていますが、
小学生になっても、特段困っていることはなさそうです。
友だち作りも、学校でのマナーも、あそこまで育っていれば、
正直問題ないと思います。
今後、年齢が上がってきたら、内面も友達も変わるので、これまでと同じようにはいかないかもしれませんが、今のところ、
年長からの小1という時期はスムーズに移行ができたようで、良かったです。
楽しい小学校生活が送れていて
私も嬉しい限りです。
早くからトリッピー表現力教室を始めている子は、お受験本番で焦らなくてすみますので、早めの入会、レッスンスタートをお勧めします🌟
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