M3にサークルとして参加した感想・する際に持ってくる物等について
参加しましたM3秋
初めましての方は初めまして、以前から私のNoteを読んでいる人はこんにちは。三連符Pと申します。
さて、秋M3が終わりましたね。
何を隠そう私は今回サークル「TripleTripleT」という名前で初参加しました。
しかし、正直言って準備はそこまでしておらず苦戦したのも事実です。そこで、このNoteでは私が初参加時に店番をしている時に考えた、M3に持ってくるべきだった物等を備忘録的に書き残しておこうと思います。
また、それとは別に結果についても書き綴っておこうと思います。
結果どうだったのか
必要な物だけ見たい人は飛ばしてもOKです。
とりあえず結果が気になると思います。
9曲入りで500円の自作CD(書き込みからCDレーベル印刷、ケース表紙裏面の印刷まで家でやりました)を10枚程度用意して売れたのは6枚でした。
ちなみに他のサークルを見てみたいというのもあったのでM3自体が終わる3時半よりも早めの2時15分ごろには既に撤退していました。朝選挙に投票できておらず早めに帰りたいという事情もあったり。
内訳としては2枚が知人で残りの4枚は立ち寄ってくれたお客さんです。初参加で味噌っかすな実力、宣伝全然してない状況と考えるとまずまずな結果だと思います。正直知人以外売れないくらいまで想定していたので。
一応XとYoutubeで前日に宣伝投稿をしましたが、効果はほとんどゼロだと思います。知人が気づいたくらいかな。本来は1か月前、遅くとも1週間前には告知して動画を出すべきでした。
収支としては滅茶苦茶赤字です。
直接的にかかった費用の内訳としてはCD-R、CDケース、ディスクドライブ、プリンターインク(途中で調子がおかしくなって2回ヘッドクリーニングしたせいでめっちゃ減りました)、ラベル用光沢紙、交通費、参加費、ポータブルプレーヤーが挙げられますが、これだけで合計18000円程度です。
一応CDラベルなどを自作したのでそこら辺の費用は少ないのですが、そこを含めてもこの程度の金額はかかりました。
対して売り上げは3000円。うん、赤字ですね。まあ儲けることを目的としてなかったので仕方ありません。
ただ、相当課題点が残る初参加となりました。
感想
いやあ、人多いですね。事前に目星をつけなければ回り切れません。クリエイターも滅茶苦茶多いですが、来場者自体も滅茶苦茶多い。普段そこまで混まない場所にしか行かない人間にとっては人で酔ってしまいそうなくらいです。
なお緊張とかはしませんでした。座ってるだけですし。不安はありましたが売り上げゼロを覚悟していたのもあって、そこまででもありませんでした。
但し、後悔したことは結構あります。その辺りについては必要な物関連で述べていくと思います。
明らかに参加することで音楽に対するモチベーションは上がりました。あれだけの人が作り、あれだけの人が求めている。自分ももっと求められるものを制作したいという気持ちが湧いてきました。もちろん100%顕示欲というのもアレなので創作を楽しむ気持ちは忘れずにしたいですが。
個人的には一つのターニングポイントになりました。
うーん、ぶっちゃけほとんどの時間座ってただけなのでそこまで感想思いつきませんね。
さっさと必要だったもの、あるとよい物について書いていきましょう。
大前提
どのように設営するか、まず最初に想定しておきましょう。
CDを幾つ並べるとか、後ろに在庫CDを置くとか、台を設置してそこに幾つかの売り物を並べるとか、とりあえず正面にサークル位置を示す紙をデカデカと貼るとか、ポスターを制作してそれを後ろに飾っておくとか……。
調べれば他の人の設営の様子は幾らでも出てくると思いますので、そこら辺も参考にして必要な物を見繕っていきましょう。
現地で他の人の設営の様子を見て、それを真似して設営するのはあまりに非効率ですし、必要なものが足りなくなってしまうかもしれません。絶対にやめた方が良いです。
……ええそうです、自戒です。
何が必要か
それぞれの項目について★の数で重要度を評価しています。最大で★★★★★です。なお、持ってくるものとは言っていますが、事前準備みたいな別の物も結構混じっています。
大抵の物事については書いたとは思いますが、抜けがある可能性もゼロではありませんのでご了承ください。
先に目次を載せるので、ここを参照してください。
それではどうぞ。
サークル用リストバンド:★★★★★★★★★★
これが無ければ参加できません。最早★10です。絶対に忘れないように。
交通費(できればIC):★★★★★★★★★★
こちらも同じく。無ければ会場に行けません。絶対に忘れないように。
切符売り場は混雑する可能性があるのでICの方が無難です。
風呂敷等敷物:★★★★
自身のサークルスペース・売り場に敷くものです。
一応持っていきましたが、世間で言われている程必須だとは思えませんでした。サークルスペースの区切りを示すという意味合いでは必要かもしれませんが、これが無ければ始まらないレベルの物ではないです。
設営完了を示すとかそういうのも、売り物が上に載ってればその程度は分かりますからね。ないよりはあった方が良いのは事実ではありますが。
サークルのキャラクターなどをプリントしている場合は見栄えも良くなるので変わるかも知れません。
雑巾等:★
敷物を使用する場合汚すことはまずないので必要ないと思います。また、よしんば必要なケースであってもウェットティッシュ等で代替できるので優先度は低いです。
マジックペン:★★★★
マジックペンはあると何かと便利だと思います。離席中と紙に書いて使ったり、価格変更などをした際に修正をする事ができます。
ただし、そういう小道具を最初から仕込んでいるのならそこまで必須というわけではありません。
細い物と太い物があればベストです。当日に売り場の見栄えを良くしたい場合は他の色も持っていっても面白いかもしれません。
ガムテープ(ビニールテープ):★★★★★
設営に当たってほぼ必須です。
例えば自身に割り当てられたサークルの番号(私の場合Q-09aでした)を紙に書いて机の正面に掲示したり、ちょっとした台などの接着に使用したり。
あって損はないです。
マスキングテープ:★★★
見栄えを気にする場合、マスキングテープも良いかも知れません。用途が限定されるので多少優先度は低めですが。100均の物でいいと思います。
ホワイトボード:★
水性のマジックを持っていく場合選択肢の一つですね。
ただ、通常はそこまで必要ではないかな。
画用紙(スケッチブック):★★★★
完璧に準備をしている場合そこまで必要はないのですが、不安ならば画用紙(スケッチブック)は持っていった方がいいです。
現地で作る必要はありませんが、〇〇が足りない、となった時にあれば案外工作でなんとかなるかもしれません。ちょっとした台やキャッシュトレイ、小銭入れ程度ならその場で作れますからね。
また、急に席を外す際などにマジックなどで席を外します、等のお知らせを書くのにも使うことができます。
カッター・はさみ:★
現地で工作を行う場合は欲しいかも知れません。ただ、正直言って自分は必要に思えませんでした。現地でそんな突貫作業することそこまでないですからね。
売り場のポップ:★★★
あるとないとで全然注目度が違うと思います。値段は分かりやすく、大きく提示した方がいいです。ついでに商品についての謳い文句も大きな字で提示するとより効果的です。2、3m位離れた場所から視認できる大きさがベストだと思います。
サークル番号を印刷した紙:★★★
油性マジックを持っている場合普通の紙でも代用できます。サークル番号を正面に掲示することで、SNS等の宣伝から見に来た人が見つけやすくなります。
普通紙に大きく印刷するだけでもいいですが、ロゴ等にしてみたり、そこのデザインを考えるのも面白いかも知れません。
断言はできませんが正面に貼る場合はスペース的にはおそらく最大でA2くらいまで大きくできると思います(横にしたA4を4枚つなぎ合わせ)。
応用:ポスターなど
テーブル正面の紙をポスターや絵が印刷された布などにするとより目立つ事ができ、集客効果があります。会場でふらっと立ち寄って購入して行く人は確実に増加します。
サークルのコンセプト等がある場合、それらを掲示するのも良いかもしれません。
CDスタンド:★★★★
CDに限らず売り物を立てておくスタンドは絶対あった方がいいです。正面からの目立ち具合が全然違います。下に例を載せますが多分100均でも売ってます。
可能なら大きめのスタンドに自サークルの宣伝やお品書き等を書いたA3 or B4程度のポスターを設置した方が良いでしょう。2行程度に推しポイントを纏めた物があるとより分かりやすいです。
なるだけ遠くから見ても自身のサークルの推しが分かるようにしましょう。
ちなみに頑張れば段ボールや画用紙の工作で代替できなくもないとは思いますが、この程度なら高くも無いので素直に事前購入しておいた方が良いと思います。
ちなみに私は持ってきてなかったので小さめのペットボトルと当日配られた紙を折りたたんでスタンド代わりにしていました。うーんこの。
ビニール袋:★★★
ゴミ袋、購入物を入れる袋など小回りが利くアイテムです。幾つか持っていて損はないでしょう。
ヘッドホン:★★★
試聴環境はあるに越したことはありません。今回自分は安価なポータブルプレーヤーに接続して試聴環境を作りました。
そこまでは良かったのですが、誤ってイヤーマフがボロボロのものを持ってきてしまいました。人に聴いてもらう以上、その人が快適に感じる様に見た目も重視するべきです。
音質もさることながら見栄えの良いヘッドホンを持っていきましょう。
一応使用後はウェットティッシュで耳周りをふき取っていましたが、どこまで重要かは分かりません。
ウェットティッシュ:★★
一応消毒やヘッドホン等を清掃するために持参しましたが、使う機会は少なかったです。あってもいいけど無くてもいいかな。
音声再生機器:★
ウォークマンなどの音声再生機器です。試聴環境を構築する場合必須。大袈裟に書いていますがスマホやノートPCでも十分だと思います。フルでいるとそこそこ長丁場(5時間半)なのでバッテリーにだけ注意した方がいいです。
なおAmazon等で溢れている中華プレイヤーを採用する場合、技適マークがついていない(技適認証されていない)製品は使用するのに届け出が必要となるので技適マークがついているものを選びましょう。
人との繋がり・友人:★★★★★
特に中小サークルの場合、人との繋がりは少ない販売枚数を大きく左右します。利益度外視とはいえ売れ残りは少ないに越したことはありません。
人との関係はあって損はありません。
他に出店する知人がいる場合は、ちょっとしたお菓子でもいいので差し入れを持っていくことも良いでしょう。
応用:コミュ力
上記と似た話でコミュ力も当然重要です。人と人が合うイベントなので。私にはありません。
途中横のサークルの方にマジックペンを借りたのですが、お礼は言ったもののそれ止まりでした。曲も気になっていたので感謝も込めて試聴、趣味に合えば購入すればよかったと今更ながらに後悔してます。後悔先に立たず。思い立ったら行動しましょう。
ポスター(台必須):★★★
売り場を目立たせたい場合非常に効果的なのがポスターです。但し壁などに貼ることは基本的にできませんので、この様な台を床に置いて利用することになります。もしくはサークルスペース正面に貼る形ですね。
嵩張りますし設営に手間が掛かると思いますが、その分効果は高く遠距離からの視認性はピカイチだと他のサークルを見ていて思いました。シングルサークルだと置くスペースが無いと思いますが、複数人で参加する場合一つはあってもいいと思います。
やる場合はA3の光沢紙に印刷orA4サイズ2枚の上質紙を繋いで大きなポスターにするのが良いと思います。
まあ、コスト的にも上質紙2枚が無難ですかね。
コンビニで完結する場合A3の普通紙にそのまま、もしくはA4サイズの光沢紙2枚を繋ぎ合わせて制作する形になります。詳しくはそれぞれのコンビニのページで調べてみてください。
更にこだわる場合はA3対応のプリンターを購入するか、もしくはどこかに委託するかですね(リンクは一例です)。
ミニポスター:★★
先程の台のミニバージョンを机の上に設置するケースです。
役目としてはCDスタンド等にポスターを掲示するのと大きな差はありません。どちらかがあれば十分だと思います。
一応こちらの方がスタンドより場所を取らないというメリットはあります。
名刺:★★★★
あった方が絶対いいです。どこかしらのサークルに立ち寄った際や、挨拶などの際に交換しましょう。相手が無かったら渡すだけでもいいです。
ここは人との繋がりの関連ですね。自分はちょっと後悔してます。名刺を配るという大義名分があれば何かしらの話もできたかもしれません。そこまで高価な物でもないので次のイベントに備えて作っておこうと思います。
自作できないこともないですが、
実力:★★★★★
当たり前シリーズその1。正直実力さえあればどうとでもなると思います。今回自分に一番足りなかったものだと思います。
ただ、実力だけでは不十分かもしれません。
宣伝・知名度:★★★★★
当たり前シリーズその2。幾ら名曲でも、知られていなければ意味がありません。元々の知名度がある場合は簡素な宣伝だけでなんとかなるかもしれませんが、知名度が低い場合はなりふり構わず宣伝をするべきです。
ちなみに私はメンタルがやられていたせいで前日に宣伝をしました。
ええそうです、アホです。
Youtubeで宣伝動画を投稿し、Xの名前はサークルの場所が分かるように変更、Xにも宣伝動画を投稿しておきましょう。
規則正しい生活習慣:★★★★★
当たり前シリーズその3。これは特殊な例かもしれませんが、私は最近昼夜が逆転する勢いで生活習慣が終わり散らかしていたので、会場に行くだけでもしんどい有様でしたし、前日は全然眠れませんでした。
最近はNoteにも記しましたが時差ボケ用サプリを摂って無理矢理寝る時間を直しているところです。
正直生活習慣がまともならもっとマシな結果だったと思います。普段寝ている時間帯に人が沢山いる会場にいたせいでなんか変なテンションになっていましたし、準備とかも酷い状態でした。
精神的にも不安定で、一時は参加を取りやめようと思ったほどです。
というかぶっちゃけCDは前日に手作業で制作しました。いや、必要な品々は事前に購入していましたが。
良く出れたなオイ。
早寝早起きしてイベントに容易に合わせられる様な生活リズムにしておきましょう。ほんと重要です。
M3の注意事項などの熟読:★★★★★
当たり前シリーズその4。M3に限らず自身の参加するイベントの規約等についてはしっかり理解しておきましょう。一歩間違えれば周りの人に迷惑をかけてしまいます。
応用:音声ライブラリ・合成ソフト等の規約熟読
似た話ですが、音声合成ソフト等を使う場合規約はしっかり読んでおきましょう。多くの場合は同人CDを出すこと、それで売り上げを上げること自体は容認されていると思いますが、ソフトと名前の表記が必須な場合があります。
なお、私は直前に規約違反に気付き手書きのマジックで追記する羽目になりました。他山の石としてください。
声かけ:★
ここは人によるでしょう。
CD等の売り物を売るということを考えると、声かけというのは非常に重要な戦略です。足を止めてくれる人など100人に1人いれば多い方ですので、その数を増やす声かけは絶対やった方がいいと思います。
なお、こんなことを書いていますが私は一切行う事ができませんでした。自分の売り物を呼び込むのってちょっと恥ずかしいですよね。
慣れたらしてみようかなと思ってます。
作品(頒布物):★★★★★
最重要です。無いとどうしようもありません。作りましょう。
CDを外注するとしても参加〆切から3ヶ月以上余裕はあると思うので、計画的に制作すれば問題ない筈です。
家にCDレーベルの印刷が可能なプリンターがあってCDを自主制作する場合、更に時間の余裕は増えます。それも難しい場合は最悪DLカードの販売でお茶を濁すこともできます。
これだけ時間があるなら問題ありませんね!
……現実はそう上手くはいかないものですが。
応用:作品を輸送する手段・見本
今回私はごく少量だったので持参しましたが、グッズ等の量が多くなる場合は、業者による搬入などの手段が必要になると思います。数十枚程度なら紙袋に入れたりして持参するだけで十分ですが、売り物が増えた場合そこら辺は考えておいた方が良いと思います。
なお売り物以外に見本もあった方が良いと思います。売り物の内一つは見本の飾り用としてとっておくか、もしくは表紙を大きくプリントアウトした見本みたいなのを制作しておくとよいでしょう。
ちなみに試聴用CDを運営に提出することもできます。やって損はないので1部は試聴用CDとして取っておきましょう。詳細はえむすりい通信を参照されたし。
おまけ:作品の値付け
CDの相場の目安としては、シングルなら100~300円、3曲なら500円、5曲~10曲で1000円~2000円みたいなイメージです。ブランドがあったりする場合は10曲でも3000円近くだったりお値段は多少前後します。
また、同人なので15曲とか入ってて1500円とかそういう価格の所もあります。人それぞれですね。
初心者の場合は1曲50円程度の換算が無難かもしれません。人気があったりファンが多い場合は別かもしれませんが、そういうのが無い場合は初参加記念特価としてそれくらいの値段でするのが無難ではないかと思います。
とはいえこれは一例にすぎません。原価なども考えて決定しましょう。
他のグッズなどについては分からないです。原価割れしなければいいんじゃないですかね? わからん。同人ですから好きなようにすればいいと思います(投げやり)。
CDレーベル印刷の知識:★★★★
CDを自主制作する場合であっても業者などに委託する場合であっても、どちらのケースでもどうすればいいかは押さえておいた方がいいです。これはやるべきことカテゴリ寄りですね。
私は自宅のプリンターで表紙やCDレーベルの印刷をやったのですが、結構難しいです。ぶっちゃけ失敗しました。
後に調べたところ広範囲に濃度が高いデザインの場合、インクが擦れがちになるそうです。というか今回制作したCDはなっちゃいました。無暗に触らなければ大丈夫だとは思いますが。後悔まみれ。
おまけ:CDを自作する場合必要な物
CDを自作する場合必要な物についてです。委託する場合は見る必要はないと思います。結構長いです。
CDを自作する場合最低限必要な物は以下の通りです。
CD-R、CD・DVDドライブ、書き込み用ソフト
CDケース(不織布などでも可)
これでCDにデータを書き込んで、ケースに入れて紙ジャケットで包めば最悪何とかなります。
……流石に手抜きですね。というかここまで手を抜くのなら名刺状のダウンロードカードでいいと思います。
今の時代無理にCDを作る必要はありません。それこそ単に曲を売りたい場合はネットでデータ販売するだけでいいですからね。
なので、CD制作は可能な限りこだわるべきだと思います。
ということで、上記の最低限に色々付け足していきましょう。
……
気を取り直して、欲しい物は以下の通りです。
表紙用イラスト・CDラベル用イラスト(同一でも可)
表面に印刷が可能なCD-R、もしくはCDラベル用紙+CD-R
CDケース(不織布などでも可)
表紙(裏表紙)用の光沢紙(コンビニでも可)、もしくは90kg上質紙
CDラベル印刷に対応したプリンター
ここまでは欲しいです。一応メーカー的にはCDラベルを貼るのは非推奨ですしリスクもあるので、表面印刷が無難かと思います。貼るのも面倒ですし。
ちなみに、これは私が制作した際に使用した物一覧です。
使用したプリンターはエプソンのEP706Aです。10年以上前の製品ですが、印刷する上では時間がかかる以外問題はありませんでした。
可能なら欲しい物、よりグレードを上げる場合欲しい物は以下の通りです。ちなみに今回私が制作時に行えなかったこと一覧です。
表面に印刷が可能なCD-R(表面光沢)
CDケース(厚さ10mm)
上質紙+中綴じ機能付きホッチキス(小冊子制作の為)
包装用のビニール袋
小冊子内デザイン・裏表紙デザイン
ケースの寸法にもよりますが、基本的には12cm×12cmに表紙と裏表紙を設定して印刷し、カッター等で切りそろえて挿入、CD面もイラストやロゴを制作して、プリンターに従い印刷しましょう。
急ごしらえにしては良くできているように見えますが、実は最新の動画から使いまわしていますし、アルバム名も使いまわし、表も裏もCDレーベル面も全部同じ画像です。
なんならロゴも使いまわしで今回新たに制作したのはTripleTripleTというサークル名と裏面のみになります。表は見ての通り、裏面は拡大して彩度を下げぼかし、CDはロゴなどを取り除いたものです。
うーんこの。
今回私は忘れてしまいましたが、売り物ですしCDケースはビニールの袋に入れた方が良かったかもしれません。値段もそこまで高くないので購入するべきでした。
CDに関しても今回は知識がなかったので単に印刷可能で安価なCD-Rを購入しましたが、どう考えても光沢レーベルを使用するべきでした。値が3~4倍になりますが、それでも光沢レーベルの方が遥かに見栄え・出来栄えが良いです。
ケースに関しても今回私はスリム版(5mm)のケースを使用しましたが、こだわる場合厚さ10mmのケースで表紙も制作するといいかも知れません。この場合、裏表紙も制作する必要があります。12cm×14cmにして、左右1cmを折り曲げることで裏表紙にする感じですかね。
ついでに一番後悔していることですが、今回私のCDには歌モノが大量に入っていたので、歌詞入りの小冊子を表紙裏表紙代わりに制作して付属させるべきでした。
おそらく90kgの上質紙か110kgの上質紙で制作されていると思いますので、次回歌モノ入りのCDを制作した場合は、これらを購入して制作してみようと思います。
その場合、裏表に12cm×12cm×2のデザインを制作してホチキスで止めていく感じになるかなと思います。裏表にする調整が面倒そうですし作業量も多そうですがそこは自主製作なので仕方なし。
また、一応中綴じ機能が付いたホッチキス(下参照)で中央にホッチキス止めをしてきちんとしたものを制作する想定で話していますが、見栄えは悪くなるもののシンプルに折りたたんでから端をホチキス止めする方法でもいいと思います。
何ならお金を掛けたくない場合は別に普通紙で小冊子を制作してもいいです。同人ですからどこまでこだわるかはあなた次第です。
インスト曲なら質の良い光沢紙だけでいいと思います。
ただし、光沢紙は上質紙と比べて高いんですよね。見栄えは良いのですが。
(下記の光沢紙は染料インク専用なので注意)
歌モノでなくても、楽曲についての説明をそれぞれ入れたい場合は上質紙で表紙裏表紙代わりの小冊子を制作したほうが良いと思います。
ここら辺は次回参加する際に改善します。
……ここら辺こだわったら製作費、今回の3倍位の価格になりそうですね。今軽く計算したら、原価だけでも200円程度は行きそうです。物だけなら150円程度ですが、プリンターのインク代結構かかりますからね。
曲にかかった労力などを一切考えずにこの原価なのですから、どうしてCDが1000円とかそれくらいの値段するかがよく分かります。
ちなみに最初にちらっと紹介しましたが、本当にお金を掛けたくない場合紙ジャケットという方法もあるそうです。
見ていて思ったのですが、これだけだと表面が傷つきそうで怖いですね。念のため不織布ケースなどに入れてから紙ジャケットで包んだ方が無難だと思います。
大した値段の差も無いので上質紙を使っても良いと思います。0.4円or4円とかその程度の違いなんて自主製作の場合誤差ですし。20枚作るとして10円違うのが嫌なら普通紙でいいんじゃないですかね。
メイン以外の売り物:★★
初参加などの場合無理矢理数を揃える必要はありませんが、売り物は沢山あった方が売り場が華やかになります。
それで売れ残り地獄になるのは本末転倒ではありますが、ポストカードやクリアファイル等、嵩張らない割に見栄えが良い商品は売れない前提でも数個程度制作して飾ってもいいと思います。それらを綺麗に配置することで、売り場が豪華に見えることでしょう。
ポストカードは自作も気軽にできるので良質なイラストがある場合真っ先に作りたいところですね。クオリティ重視なら光沢紙で自作するのが良いと思います。
他の品物は数個作る場合結構な値段がかかるのは玉に瑕です。アクスタの場合両面10部制作するとして4,790円かかります。
クリアファイルは片面のみで縁アリにしたら2,970円と意外と安くつきますね。ただ両面・全面印刷にすると値段は跳ね上がります。ここまで高いと100枚単位で制作したほうがいいと思います。
くじ引きやガチャガチャなど運要素を絡めて商品を売ったりしても面白いかもしれません。これは下の項(奇を衒った~)にも通じますね。
応用:オリキャラ(版権キャラ)
当たり前ですが何らかのキャラクターがいた方がこれらのグッズは売れやすいです。
権利関係が面倒な場合はオリキャラを作って使用しましょう。権利関係をちゃんと調べたりする場合は版権キャラで制作すればいいと思います。
応用:売り物置き場
売り物が少ないうちは必要ありませんが、多くなってきた場合売り物を補完するスペースも必要かもしれません。
CD百枚単位とかそういうレベルでもない限りスペースに積むだけで十分なので必要ないとは思いますが。
奇を衒った何か:★
よくあるケースなら自分の普段使っている楽器やコスプレでしょうか。間違いなくインパクトがありますし、目を惹くことでしょう。
上手くいけば非常に大きな効果がありますが、基本的な設営をするだけでも十分な場合が多いと思うので、無理に狙う必要は無いと思います。
コインケースなどレジ用設備:★★
そこそこ売り上げるサークルなどの場合、売上管理の面からしても重宝すると思います。但し、少なくとも私の場合は量が量ですので必要ではありませんでした。
それこそ売り上げが数万円を超える様なサークル、確定申告が必要となる様な方は絶対必要だと思いますが、多くの人にとってはそこまで必要な物ではありません。
一応キャッシュトレイはあった方が良いかも知れません。持参するのが面倒な場合は会場で画用紙とマスキングテープを利用して自作することもできますが。
売上保管用の何か:★★★
売り上げを雑に扱うのも良くないので一応持っておいた方が良いです。少量なら財布でいいと思いますが、ある程度の量になる場合はポーチなどで別に売り上げを管理するべきでしょう。
500円玉:★★★
なんだかんだ言って1000円札で購入する人もいるので、特に500円単位の値付けをしている場合幾つかあった方が良いです。ただ1000円単位の値付けなら一切必要ありません。
具体的には、500円単位の値付けがされた売り物10個につき3個あれば支払いの際に受け取る500円玉も活用することでまず問題ないかと。
他のサークル回る際にも便利です。
軽食・飲み物:★★★★
夏のコミケの様な季節によっては最重要となる物なので一応★5にしています。但し今回は秋だったのでそこまで重要でもありませんでした。
そもそも開催時間も5時間ちょっとですからね、朝食をしっかりと摂っておけば軽食もそこまで必要ではないと思います。昼食をレストランなどで摂る場合は離席のお知らせを作って離れればいいと思いますが、現地は相当混むので覚悟した方が良いです。
折りたたみ傘:★★★★
サークル云々というか、遠出をする場合持って行って損はないです。当たり前。
終わりに
色々書いていきましたが、この中で本当の本当にガチで必須な物は二点だけ、サークル用リストバンドと交通費です。
自分もガバガバでしたがこの二点は最低限忘れずサークル受付の時間内に入場したので何とか参加することができました。これらは絶対に忘れないようにしましょう。
一応サークル参加する以上売り物・頒布物もほぼ必須に近いので忘れないように。
勿論上記はあくまで最低限。先に書いた優先度なども鑑みて自身に必要な物を取捨選択し、持っていくようにしましょう。
……いや、真面目な話終わってからなんでこんなちゃんと調べてるんですかね、自分。特にCD制作。先にやれよ。
ということで皆さんは私を反面教師にしてください。ちゃんちゃん。