23年の時を経て叶う親孝行
「私も大人になったら同じ親孝行旅行をしよう」
当時12歳だった私が初めて飛行機に乗り、行った海外が「ハワイ」でした。
普通のサラリーマンだった父が「最初で最後の親孝行だ」と言って、100万を予算に、家族4人(父・母・私・弟)+祖母・祖父を連れてハワイ旅行したんです。
ずっと田舎で暮らしていた祖父・祖母は海外へ出たことも無く、飛行機も乗ったことがありませんでした。
ハワイへ行くことになり、とても喜んでいたのを覚えています。
そこでぼんやりと、「私も同じことをしたい」と思いました。
祖父が亡くなった2019年
一緒にハワイへ行った祖父が2019年になってすぐ亡くなりました。
遠くに住んでいたので祖父との思い出が少なく、一番覚えているのは子供の頃に一緒にしたハワイ旅行でした。
そこで思い出したんです。私も両親をハワイへ連れていきたいと思ったことを。
祖父が亡くなったこともあり、人生ってあっという間だなと感じた私は、数日後に両親に連絡しました。
「祖父や祖母にした親孝行ハワイ、今度は私がやります。一緒に行こう!」
23年の時を経て叶った親孝行
この写真、左は23年前のもの。祖父、祖母と私と弟です。
そして右側が今年の写真。私の両親と弟、私と子供2人です。
同じ場所でこうやって写真が撮れて良かったです。
旅行って、気軽に行けない場所であればこそ思いが残り、長い年月をかけて再訪した時の喜びも大きくなりますね。
この旅を私の子供たちが受け継いで、また数十年後に繰り返されたら・・
感動ものですね(*^^*)