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【旅行記】弾丸25h!札幌&小樽ひとり旅(2)港町・小樽編

みなさんこんにちは。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。

いつも週末になれば、夫婦で出かける私たちですが、今週は夫が出張で金土不在私もどっか行っちゃえ!と大好きな北海道に飛んじゃいました✈️
滞在25hの弾丸旅
。2日目の午前は小樽へと向かいました🚃


■2日目午前の行程

5:45 チェックアウト
6:00 札幌市時計台
6:15 札幌駅コインロッカー
6:28 札幌駅
7:20 三角市場
7:50 鱗友市場
8:00 朝食:朝市食堂
8:45 北一硝子3号館 
9:00 北一ホール点灯式&カフェ
10:30 小樽芸術村
  ステンドグラス美術館&旧三井銀行小樽支店
11:55 小樽駅(バスターミナル)

■早朝の札幌〜小樽へ

朝のさっぽろテレビ塔

起床5:00。朝早く起きなければいけないプレッシャーであんまり寝れなかった…😱
今日は朝から小樽へ向かうため、早朝にチェックアウトし、まだ夜も明けぬ暗いなか札幌駅へ。

美しい朝焼け

美しい朝焼けが胸をすく。ビルの合間から見える広い空が北海道の大きさを感じさせます。
駅前は再開発の工事だらけで、数年すれば様変わりしそうで楽しみ。また来なきゃなぁ〜。

朝の札幌駅

午後には札幌に戻ってくるため、荷物は札幌駅のコインロッカーへ預けます。朝なのでまだ空きも余裕がありましたが、昼間はどうなんだろ?
昔ながらのコインロッカーが多くて、現金のみのものもあったので要注意です。

札幌駅コインロッカー

■6:28 小樽へ出発

6:28発 小樽行き

6:28発の小樽行き各停に乗り、小樽へ向かいます。札幌から小樽までは函館本線各停で48分。
札幌から1時間で足を伸ばせるため、札幌旅でも小樽は人気の観光地です。

函館本線

私は超ペーパードライバーなので、ひとり旅では常に公共交通機関利用🚊🚍️。
ローカル列車やローカルバスでの移動は、その地域の生活、文化を感じられる瞬間。そういった体験は私の旅においては重要なので、積極的に利用しています。

手稲山の燃えるような紅葉

札幌市の北西に位置する手稲区を走る頃、すっかり夜は明け、手稲山が見えてきました。
手前の山々は紅葉で赤茶に木々が染まり、とってもキレイ!私の写真では分かりづらいけど、まさに「燃えるような赤」🍁!
北海道の紅葉の見頃は10月後半〜11月初めと、諦めていたのですが山の紅葉が見れて感動しました。後ろの高い山には雪が積もっているのもイイですね🏔️

探偵はBARにいるの世界

進行方向、右手がパッと開けるとそこは海。小樽エリアに入ってきました。
映画「探偵はBARにいる」では、この函館本線クライマックスの重要なシーンとして描かれているのですが、小樽の波しぶき立つ冬の海映画のシーンそのもの!

小樽駅ホーム

■小樽の朝市へ

7:16 小樽駅に到着。小樽は9年ぶり4回目の訪問です。いやー小樽駅は変わりませんな!

朝の小樽駅

まずは朝市で朝ごはんを食べようと「小樽三角市場」へ向かいました。実は小樽の朝市に行ったことがなく初めてです(コッソリ)

− 小樽三角市場

小樽三角市場は、約200mの狭い通りにお店が15店並ぶコンパクトな市場で、大きくはありませんが、さすが港町小樽。食べログでも人気のお店がひしめき合っています。

駅から徒歩2分で利便性抜群
小樽三角市場

大きな市場観光を楽しみたいなら、札幌の場外市場がオススメですが、海鮮が目的なら小樽三角市場は利便が良く観光にはうってつけだと思います。

そんな私は、と言うと。
お目当ての食堂が「やってない😱」。

急遽、未訪問のスポット巡りを兼ねて小樽にある市場「鱗友朝市」市場のハシゴをしてみることにしました。

三角市場から鱗友市場へ徒歩20分

小樽の観光中心地は、小樽駅から南に固まっているので、この辺りを歩いたことはありません。手宮線跡地を歩くこと20分。
スポットとして有名な旧日本郵船の素敵な建物も見れました。

旧日本郵船 小樽支店

− 鱗友朝市

鱗友朝市

鱗友朝市も10数店舗と小さい市場ですが、地元の人も利用するのが鱗友朝市なのだとか。
三角市場と違って、観光客の呼び込みもなく、落ち着いた雰囲気。品物を見ていても優しく放っておいてくれる感じが良かったです。

朝市食堂

鱗友朝市で食事ができるのは2軒のみ。リーズナブルな朝定食があった「朝市食堂」さんに入店することにしました。

朝市定食」は、焼魚、お刺身2種の定食。海鮮丼に比べればリーズナブル。1200円で朝ごはんが頂けます。

朝市定食(1,200円)

この日のお魚は、ソウハチガレイ(焼魚)、ヒラメとホタテ(刺身)でした。
ヒラメはぷりぷり、ホタテは甘くて、新鮮な食材に舌鼓。1番美味しかったのは、焼魚のソウハチガレイ!!
注文してから焼いてくださっているので、焼きたてで、めちゃくちゃ美味しかったです。

刺身より感動すると思っていなくて、びっくり。こんな焼魚が朝から食べられるって超贅沢だぁ〜、と大満足の朝ごはんでした。

8時には待ちが出来ていたものの、繁華街からは距離があり穴場な市場です。

朝市食堂
050-5597-3426
北海道小樽市色内3-10-15 鱗友朝市内

小樽運河の北端まで来てしまった私は、ここから堺町通りまで30分歩いて向かいます。

鱗友朝市から30分歩いて堺町通りへ

■9:00 北一硝子 北一ホールの点灯式

今回の旅、小樽に朝早くから来たのには大きな目的がありました。それが

北一硝子3号館 北一ホールの点灯式✨️

北一硝子3号館 北一ホール

小樽硝子を代表するメーカー「北一硝子」のカフェ「北一ホール」で、毎朝9:00開店と同時に行われる石油ランプの点灯式を見るために、小樽にやってきたのでした。

167個の石油ランプが灯る 点灯作業
開店と同時に始まる点灯作業は、必見です。
スタッフがひとつひとつ丁寧に火を灯し、ランプに息を吹き込むことで、北一ホールの幻想的な空間が出来上がっていきます。
是非見学にお越しください。
( 作業時間 9:00~9:30 )

北一硝子ホームページより
点灯式入場は先着25名まで

8:45に到着した時点では9名ほどだったものの、9:00には既に25名をオーバー。
土朝に来れる人って金夜に札幌か小樽にいる人に限られるので、日朝ならもう少し早く到着したほうが良さそうです。

ランプが点いていない店内は間接照明をたいて作業

カフェの手前のスペースに並んで、約30分間作業を見学します(途中退場もOKです)。
まだランプが点いていない店内は、白い間接照明が焚かれて、飾り棚の硝子細工が美しく輝きます
これもまた幻想的…。
通常営業時間では見れない店内の様子が見れるのも嬉しいですね。

少しずつランプが灯っていきます

ランプは全て取り外されているので、1からセットして火を灯します。167個ものランプを毎日外して、点けて…大変な作業です。

真ん中のシャンデリアにはたくさんのランプ
何度も設置と点灯を繰り返します
最後に全体的なチェック
全てのランプが完成

全てのランプの点灯が終わると、シャンデリアを天井に上げます。点灯式でしか見ることのできないシーン!📸

スタッフの方がひとつひとつ作業したランプが全て灯った様子はとても美しく、私の胸にはただランプを見るだけではない、グッと込み上げるものがありました。

シャンデリアが天井に上がっていく瞬間は見どころ
さぁ開店へ
照明を落とした瞬間見学者から歓声が上がる

シャンデリアが天井へと上がり、開店の準備ができると間接照明の明かりが落とされます。
ランプの灯りだけになった瞬間
見学者から大きな歓声が上がりました

この日は奥にクリスマスツリーも飾られていて、キラキラ増し🎄✨️すっごく素敵でした。

− 北一ホール カフェ

点灯式が終わると見学者は一度、廊下に出てカフェの受付を待ちます。
(ランプ点灯式だけの見学もOK)
北一特製ロイヤルミルクティ(680円)を注文。

北一特製ロイヤルミルクティ(680円)にしよう

点灯式に並んだ順番に受け付けてくれます。
私は4番目で、クリスマスツリーを眺めるのに良さそうなテーブルに陣取りました。

美しいカフェ…一生居れたよ!

とにかく美しい。幻想的な空間。
点灯式から見たことで一層想いが募り、素敵な雰囲気に浸りまくり。
ミルクティもしっかり量があってゆっくりと楽しめます。

ミルクティ越しのランプ
クリスマスツリーが見れるのはこの時期だけ

あまりに離れがたくて、予定を延ばして10:15頃までカフェに滞在。一生居れる!って思いました。帰りたくなかった😭😭😭

− 堺町通り

また来ますと心に誓い、外に出るとしっとりと道が濡れていました。ざっと雨が降ったみたい。おかげで青空。

堺町通り

観光の中心地、堺町通りは10時を過ぎるとお店も開店し、観光客がたくさんやって来始めます。インバウンドで韓国、タイの方が多かったです。

ルタオ本店

堺町通りには北海道の有名菓子店が並びますが、やっぱり小樽といえば「ルタオ本店」。
六花亭や北菓楼ももちろん良いのですが、ここは小樽の菓子店に行っていただきたい。

久しぶりに歩いてみて、堺町通りって良いなぁと改めて思いました。硝子のお店もやっぱり素敵だし、レトロな歴史的建造物が多くて街並みが素敵です。

お父さん預かります の看板が有名な土産店

■小樽運河

小樽1番の観光名所といえば小樽運河。時間があればクルーズもしたかったですね〜。

小樽運河

■小樽芸術村

小樽芸術村 ステンドグラス美術館

9年前には無かったスポット「小樽芸術村」へ。小樽芸術村は、ニトリが北のウォール街の建造物を買い取り、運営している企業美術館です。

正直、私企業の道楽…😑ってイメージを勝手に持ってるんですが、Googleの口コミ評価が高い。旅行好きとしてはいっぺん見とかざるを得ない。

旧荒田商会
旧高橋倉庫

小樽芸術村は全4館あり、全て周ると3時間以上かかるらしいので、今日は最も人気のステンドグラス美術館と旧三井銀行小樽支店へ。

− ステンドグラス美術館

ステンドグラス美術館の入館料は1200円。
展示室に入るなり度肝を抜かれました

思てたんとちがーーーう!😮

私が想像していたステンドグラスとは、精巧さが違う!!これは、、、凄い。
ステンドグラスってこんなに凄かったっけ!?

精巧すぎる

こちらで展示しているのは、19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで制作されたもので教会の窓として飾られていたものだそうです。
連作で見られるのも珍しいらしい。

服の表現とか凄いんです

私が今まで見たことのあるステンドグラスといえば、日本の教会のもの。マカオの教会くらいか。
考えてみればいわゆる本場?で見たことがないし、こんなに間近で見たこともない。
今まで見たことがあるものとはそりゃレベルが違うわけです。

凄いなこれは

期待以上に美しく、素晴らしい展示物。口コミ評価の高さに納得です。このジャンルの展示物を見られるところが日本にどれだけあるのかと考えると、小樽観光として行く価値あり。
企業の道楽なんて思ってすみませんでした、、、。凄いです。

ニトリさんごめん!

− 旧三井銀行小樽支店

旧三井銀行小樽支店

こちらは建造物自体を見学するような内容。見学できる部屋数が多いので思ったより時間がかかりました。30分に一回プロジェクションマッピングが行われます。

ロビーで30分おきに開催される
プロジェクションマッピング

■11:55 バスで札幌へ

こうして小樽観光は終了。札幌へと戻ります。
車両の不具合で何本か前の電車が運休していたので、電車ではなく、バスで札幌へ向かうことにしました🚍️小樽−札幌はかなり頻繁に便があるので便利です。

札幌行きバス

ほんとは小樽で寿司を食べたかったのですが、次の予定があるためランチをパスして札幌へと向かいます。

高速からは小樽の街並みと海が見渡せる

午後の札幌につづく。

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