【旅行記】Around 70と行く 世界遺産日光 日帰り旅
みなさんこんにちわ。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。
9月の最終週、私の田舎の母(69歳)に横浜の我が家に宿泊してリーズナブルに、関東近郊を旅してもらうことにしました。
Around70の母は足腰に不自由はありませんが、田舎住まいで普段は車移動がメインです。
地方の方なら分かっていただけるかと思いますが、首都圏シニアのように普段から歩き慣れてはいません。バリアフリーまでは気にする必要は無いけれどゆっくり負担は少ない旅程にしました。
■人気の「世界遺産 日光の社寺」
シニア世代にはなんといっても「日光」「松島」「平泉」といった世界遺産が人気!
母もご多分に漏れず「日光に行ってみたい」とリクエスト。世界遺産「日光の社寺」へ日帰りのお出かけです。
■週末の日光への特急は争奪線!
日光行きの電車は人気で、車両数も少ないため特急券は争奪線です。日光や鬼怒川旅行を検討されている方はお早めのご予約をなさってください。
特急をWEB手配しようとしたところ、2週間前にも関わらず1番人気の朝8時台(行き)と14時台(帰り)は既に完売!
私達は1つ早い便「7:43 北千住発----9:13下今市着」の特急を予約しました。
■日光の社寺の玄関口 神橋
出迎えてくれるのは、日光の社寺エリアの玄関口「神橋」。川にかかる赤い橋がとってもシンボリック。川の水はとても透き通っていて美しく癒やされますね。
■世界遺産構成資産 輪王寺
日光が世界遺産であることは知られていますが、厳密には「日光東照宮、輪王寺、二荒山神社の建造物群とその周辺の文化的景観」が世界遺産として登録されており、輪王寺はれっきとした世界遺産の構成資産のひとつです。
[拝観チケット]
いくつか種類があります。
三仏堂・大猷院・宝物殿セット券(1000円)
輪王寺の赤い本堂は関東最大の木造建築で、大変大きく立派なお寺です。東照宮よりも先に創建されました。見どころは本堂(三仏堂)に安置されている千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音の3体の御本尊。
本堂の中撮影禁止のため写真が無いのですが、その迫力たるや凄かった!
真下から見上げる金色に輝く大仏(7.5m)3体。拝観通路がすぐそばにあり、大迫力です😀
細部の彫刻まで目視でき、素晴らしい。
写真を撮ってシェアできないのが本当に残念!!
日光東照宮だけ観光する方が多いと思うんですが、輪王寺にもぜひ立ち寄っていただきたいです。(後で訪れる輪王寺大猷院も素晴らしい!)
■日光東照宮
続いては日光の社寺メインの「日光東照宮」。日光を代表する人気の観光名所で、輪王寺や二荒山神社とは人出が違う…😵💫。チケットを買うのにちょっとした行列も。
日光東照宮の拝観料は、、、なんと1,600円。
高っ!!以前は絶対こんなに高くなかった。
とは言え、ここまで来て、拝観しない選択肢は無いので、仕方ないですけど…。
◯神厩の三猿
日光東照宮と言ったら「三猿」。神厩舎に細工されています。
「三猿の教え」とは、物心のつく幼少期には、悪いことを見たり、言ったり、聞いたりしないで、良いものだけを受け入れ、素直な心のまま成長せよという教えだそうですよ。
◯陽明門
日光東照宮の中でも代表する建造物が豪華絢爛な「陽明門」です。
キンキラキンの彩色と細やかな彫刻の数々。神社でこんな派手にしちゃっていいんだ!?と驚きます😲
京都や奈良、それから伊勢神宮もある西側の人間にとっては「神社=厳かな雰囲気」。
実際来てみると完全に別物ということかわ分かります。日光には日光の良さがあり、徳川の栄華を感じられるスポットです。
■輪王寺 大猷院
時間の関係から二荒山神社はパスして、輪王寺の大猷院を訪れました。
ここがめちゃくちゃ良かった!✨️
大猷院は東照宮、二荒山神社のさらに奥にあるため、人が少なくゆったりと参拝ができます。
豊かな緑に囲まれて静かな敷地は落ち着いた雰囲気。日光の穴場です。バリアフリーではないので車椅子や足腰が弱い方は難しいですが、ゆっくり登れるならとても良いスポットです。
■気品漂う 日光田母沢御用邸
社寺の後は、私も今回初めて訪れる「田母沢御用邸」へ。田母沢御用邸は社寺エリアからバスで5分ほど奥に行ったあたりにあり、御用邸の目の前にバス停があるので大変便利です。
入園料は大人600円。
田母沢御用邸は、大正天皇の皇太子時代のご静養場所として建築され、明治32年から昭和22年まで利用されました。
気品あふれる御屋敷とお庭がとっっても素敵で見学しているだけで高貴な気分に浸れます。
ご静養のための御屋敷であることもあって建物や廊下、お部屋はシンプルな造りと装飾ですが、隅から隅までただならぬ気品が溢れています。
ビリヤードも嗜まれていたことから、ビリヤード台のお部屋もありました。
こうした和だけではないものが調和しているのも素敵ですね。
皇室の方々が利用される御用邸。
他では見ることのできない高貴な設えと佇まいは一見の価値ありです。
日帰りの場合、中禅寺まで足を伸ばすのは時間的に厳しいため、日光の社寺プラスαで訪れるなら田母沢御用邸がベストフィット。
■激ウマ!補陀落本舗のゆばむすび
グルメでもとっておきに出会いました!
日光名物があると聞き訪れたのは、日光街道沿いにある「補陀落本舗 石屋町店」。食べログ★3.58の高評価の人気店です。
昼過ぎには売り切れるという人気の逸品。それが、半生湯葉でおこわを包んだおむすび「ゆばむすび」です。
ゆばむすび…見たことないシルエット。手の込んだ食べ物…って感じはありません。お値段も「2個で280円」とお手頃です。
一口食べて…うまぁっ(゚д゚)!!(驚)
湯葉とおこわの塩味が絶妙〜!✧◝(⁰▿⁰)◜✧
これまで食べた湯葉で一番美味しい...。湯葉ってこんなに美味いもんだったんだ!と感動しました。
これは、売り切れ御免に納得。日持ちはしないため当日消費なので行かなきゃ食べられない旅グルメです。
湯葉を食べるなら「ゆばむすび」さえ食べておけばいい!と言うくらいオススメです。売り切れる前に立ち寄ってゲットしてください🍙
今回グルメでは、ゆばそばや、ラヴィット!でも紹介されたという唐揚げ、揚げゆば饅頭など他にも美味しいグルメを食べましたが、ダントツ美味かったゆばむすびを紹介させていただきました。
■15:54 東武日光駅を出発
約6時間で日光社寺エリアをぐるっと観光。社寺エリアだけでも他にも二荒山神社や、おしゃれなカフェ、名物など立ち寄れるところはまだまだあり日光の魅力は尽きません。
一泊二日にして、翌日は中禅寺湖に出かけるのも良いですよ(^^)
今回は日帰り6時間の旅でしたが、定番プラスαなイイトコドリの日光旅になったのではないかなと思います。
秋も深まる季節です。日光の旅にお出かけしてみてくださいね🍁
以上、Around70と行く 世界遺産日光の旅でした。