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台湾の大学の出願準備と受験方法について
こんにちは!maiです。
今回は、sagaメンバーへのインタビューや私が実際に体験した台湾の大学への出願方法をもとに台湾の大学の出願方法や受験方法について紹介したいと思います。
日本から台湾に進学を考えている方や、これから大学受験を控えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
またこれは私達が受験した際の体験を下に書いていますので確実にこれが正しいとは言い切れません。
あくまでも参考にしつつ、台湾の大学の受験しようと考えている方はしっかりと各大学等のHPをチェックしてください!!
台湾の大学を受験するには
今回の内容は私達日本人が台湾の大学を受験するし、外国人留学生として入学することを前提として紹介します。
受験の基本
台湾の大学に入学することは交換留学とは違い4年間在籍することになるので正規留学や本科留学と呼ばれています。
また外国人留学生枠は基本的に筆記試験は少なく、書類審査や面接のみでの試験がほとんどです。
また入学が9月になるので日本の大学の半年遅れでの大学入学となります。
そのため受験期も日本と異なるため日本の大学との併願も可能となります。
実際に以前私の投稿で紹介したように私も日本の国立大学を受験しています。
出願及び受験の時期は大学によっても異なりますが基本的には12〜5月が多く、合格発表は6月頃に届きます。
maiの場合
4月中旬までに書類作成を終わらせ、下旬に出願。
書類審査のみで6月頃合格発表。
hanaの場合
3~4月に書類作成をし、出願。
書類審査と面接があり6月頃に合格発表。
suzuの場合
4月に出願。6月に合格発表。
sagaのメンバーの3人は同じ大学に在籍していますが学部も異なるため出願方法や受験方法が少し違いました。
出願時期や合格発表の時期は大体同じ時期でした。
出願に必要な書類等
次に出願の際に主に必要となる書類を紹介します。
台湾の大学への出願には、いくつかの重要な書類が必要です。
これらは基本的に大学ごとに異なる場合もありますのでしっかりと各受験校のHPをチェックしてください。
大学から出ている出願書類や作品等
これは各大学の公式ウェブサイトからダウンロードできるもので、出願に必要な書類が記載されています。
出願書類に従って記入し、必要な書類を準備します。
また学部によっては作品等の提出も必須となっている場合もあるのでHPをしっかりとチェックしてください。
高校の卒業証明書(英語版)
高校を卒業した証明として、英語版の卒業証明書を提出します。
日本語のものを提出する場合、翻訳を依頼する必要があります。
各高校の先生方も作成するのに時間が必要なので予め余裕を持って伝えておくべきです。
また記載漏れ等があると申請書類として使用できないので間違いがないように先生方としっかりと記載すべき内容を確認しておきましょう。
高校の成績証明書(英語版)
高校での成績を示す証明書も、英語での提出が必要です。
これも卒業証明書同様、予め余裕を持って先生方に伝えてください。
推薦書(学校の先生から1通、密封)
高校の先生にお願いして推薦書を書いてもらい、密封して提出します。
推薦書を書いてもらう先生は担任の先生や部活の顧問の先生などどの先生でも大丈夫です。
なるべく自分のことを理解してくださっている先生に依頼しましょう。
これも英語での作成が必須なので余裕を持って依頼してください。
そして私達志願者が内容を確認できないように密封してもらうのを忘れずに!!
残高証明書(金融機関発行、英語)
台湾での生活費や学費を支払う能力があることを証明するために、銀行から発行された残高証明書を英語での準備が必要です。
銀行に依頼すれば、英語で発行してくれます。
ご両親の口座の証明でも可能ですがその場合追加書類が必要となる場合もあるのでできるだけ自身の口座の証明書を発行してもらう方が良いです。
英語能力証明書
TOEFLやTOEIC、IELTSなど、英語能力を証明するスコアの提出が必要です。
maiの場合 英検2級
hanaの場合 英検2級
このくらいが目安という具体的な基準はありませんが周りの日本人留学生も英検2級までは持っているイメージです。
All Englishコースを志望する方はもっと高いレベルやスコアを取得していたほうが良いです。
審査に有利になる資料
賞状やボランティア活動の証明書、コンテスト出場証明など、審査を有利に進めるための資料も提出します。
これらは必ずしも必須ではありませんが、提出するとアピールポイントになります。
maiの場合
HSK1,2級、国立大学合格書、ボランティア参加証明書、大会等での表彰状
hanaの場合
TOCFL
suzuの場合
その他検定や大会の成績証明書
中国語の能力を示すTOCFLは、台湾の大学に出願する際には強いアピールポイントになります。
HSKも中国語の検定ですが簡体字(中国大陸)の中国語になるので台湾留学のために検定を受験するならTOCFLをおすすめします。
自伝(中国語)
自伝は自分の経験や志望動機を中国語で書く必要があります。
自分の進学への思いをしっかり伝えるために、かなり考えました。
内容は基本資料の他に家庭環境、学校活動、趣味、課外活動や経歴、入学動機、将来の目標や夢についての内容です。
かなり時間がかかると思うので早いうちから取り組んでください。
また可能であれば実際に台湾人の方に添削してもらえると良いです。
私は中国語の予備校の先生やhallotalkを通してアドバイスやフィードバックをもらって書き直してというのを繰り返して作成しました。
讀書計畫(中国語)
進学後にどのような勉強をしたいのか、具体的に計画を立てて中国語で書きます。
どんな学問を学びたいのか、どの学科に進みたいのかをしっかり伝えることが大切です。
そのため事前に進学したい大学学部のカリキュラムを検索して確認してください。
「〇〇大學 〇〇系 必修」などと検索すると見ることができます。
こちらも自伝同様時間がかかるので早めに取り組んでください。
その他の準備や受験についての情報
予備校での準備
maiの場合
予備校で高校3年生の9月から中国語のオンライン授業を500時間受講
hanaの場合
高校1年生から予備校に通い、1200時間の中国語授業を受講
suzuの場合
中国語のオンライン授業を800時間受講。
台湾留学では中国語の能力が非常に重要なので、言語の準備にはかなり力を入れました。
中国語の勉強をスタートした時期に差がありますが来る前に少なくとも中国語が読めて話せる程度身につけておかないと入学してからが大変です。
交換留学や短期留学では語学の習得が主な目標になりますが、正規留学は入学したら台湾人と一緒に同じ授業を受けるので中国語ができないとなると大学生活がかなり厳しいです。
All Englishコースを志望する方も日常会話はできるレベルが必要になると思います。
出願した大学
mai,suzuの場合
予備校との提携大学のコースを受験したため併願はなし
hanaの場合
2つの大学に出願し、合格した中から選択。
出願した学科は約5学科ほどで、どの学科でも合格したので、どの大学に進学するか選ぶことができた。
奨学金の支給
大学に合格すると同時に、どのくらいの奨学金が支給されるかも分かります。
台湾の大学では奨学金制度が整っているため、経済的な負担を軽減することができました。
maiの場合
大学1年目の授業料、寮費の免除
suzuの場合
1年目の学雑費免除
hanaの場合
合格時点で獲得した奨学金は1年目の雑費免除と20%の学費免除でした。
2年生からは前の学期の成績によって何%免除されるか変わります!
でも上位50%以上から免除されるので奨学金制度が適応する確率高いです。
面接について
hanaの場合
実は、出願後に大学から急に電話がかかってきました。
最初はただの確認の電話かと思っていたのですが、実はそれが面接の一環で、すべて中国語で対応しなければならないことに衝撃を受けました!
結果として、その電話面接が無事に終わり、合格へと繋がったので、準備しておいて本当に良かったと思いました。
台湾の大学への出願は、最初は不安もありましたが、しっかり準備して臨むことで無事に合格することができました。
言語の準備がとても大切なので、早めに中国語を学び始めることを強くおすすめします。
台湾での大学生活を楽しむために、皆さんも頑張ってくださいね!
なにか台湾留学や出願、受験についての質問がありましたらsagaのInstagramのDMへ!!
台湾留学組のメンバーが答えられる範囲内で回答します!!
また最後にもう一度いいますが、これは私達が受験した際の体験を下に書いていますので確実にこれが正しいとは言い切れません。
あくまでも参考にしつつ、台湾の大学の受験しようと考えている方はしっかりと各大学等のHPをチェックしてくださいね!
それではまた!!
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