イグBFC5お疲れ様でした
はじめに
11月24日11時、BFC6(ブンゲイファイトクラブ6)の決勝結果が発表され、閉会宣言がされました。
イグBFC5については、11月20日21時で観測を終了し、これが追認される形で閉会しているのですが、あらためてまとめ人の視点からイグBFC5を振り返りつつ、このイベントをしめくくろうと思いました。
ご興味がおありの方は、しばしおつきあいください。
イグBFC5まとめ作成の背景
イグBFCはBFC2から始まったイベントのため、ナンバリングがひとつずれています。
毎回、誰かしらが運営を買って出ているらしいのですが、今回は名乗りを上げる人がいなかったため、参加したい人達の間でなにやら「今回のイグは本家BFCにあわせて6にしよう」と話が進んで、イグBFC6のタグで自主開催されることになりました。ややもせず、イグBFC6参加作品のまとめ記事がnoteに作られ、それに対して感想がつくようになりました。
そのままイグBFC6が進行していれば話は単純だったのですが、ここにきて無かったことにされたはずのイグBFC5のタグを使用して作品を投稿する人達が出てきて、なんだかカオスになってきました。
でも、このタイミングであえてイグBFC5でやるスタンスには共感できるところがありました。
イグBFC6の「BFC6に合わせるためにイグBFCは5を飛ばして6でやる」というノリには乗れなかったからです。
これがイグ〝BFC〟でなければ別に気にしなかったと思うのですが、仮にもBFCの名を冠しているのなら、あんまりいい加減なことをするとBFCに対して仁義を欠くことになるんじゃないか? と思っていました。
付け加えると、イグBFCはBFCのオルタナティブと良く言われますが、このままではイグBFCがBFCへのテロルになるのではないか? といった危惧もあったからです。
そこでまずイグBFC5に投稿し当事者となり、それからまとめを作ってそういうイベントが存在したという既成事実を作ることにしました。
まとめを作るだけならそれほど労力はかかるまいと思ったのです。
ところが、まとめ始めてみるとこれが結構大変で、途中からイグBFC6とのタグ重複や、イグBFC5.5といったイレギュラーな例や、決勝についてなんも決まっていないのに決勝作が投稿されて、困惑したり笑わされたりしつつもどうにか対応しました。
星屑なだれと全作感想
最初に断ったようにまとめ記事作成以外やる気はなかったのですが、「それだけってことはないだろう」みたいな圧を感じたり、自分でもこれだけだと落としどころがないな、と思ったので全作感想をやることにしました。
素の自分だと全作の感想を書くのは難しかったため、星屑なだれという仮想人格を作成して、私ではなく星屑なだれが感想を書いているという体で感想文を作成することにしました。
これに先立って、星屑なだれのプロファイリングを行っています。それを小説に仕立ててイグBFC6に投稿しました。これは、星屑なだれをイグBFC5の外に置く必要があったからなのですが、それと同時にイグBFCと関わり深い位置に置く必要もあったからです。イグBFC5と6をつなぐ役割も担わせられるとも思いました。
結果として、星屑なだれによる感想文は全作分書けましたが、イグBFC6に出したことは悪ノリが過ぎたかもしれません。いまでは反省しています。
イグBFC5観測終了とイグBFC6の再観測開始
この間、イグBFC5のタグ観測期間より早く、イグBFC6の観測終了宣言が出されて目論見が崩れたり(観測終了を11月20日にしたのはイグBFC6がBFC6と同程度かもう少し長い期間続くだろうと見積もっていたため)、イグBFC5におおいに心乱される作品が投稿されたりして、気付いたらイグBFCにどっぷり浸かっていました。
後者については星屑なだれの感想とは別に感想を書きましたが、あれこそがイグBFC5の反省文だったように思います。
イグBFC6については、11月20日のイグBFC5観測終了宣言を受けて、観測再開宣言が出されたので、これまた結果的に「イグBFC5をイグBFC6より早く終了させ、順序通り進行する」という私のねらいは達成されたことになりました。
イグBFC5を終えてみて
今回のイグBFC5は、開催要項や募集規定がなく、当然ながらジャッジもいなければ競り合った結果も出ないため、コンテスト性は失われましたが、イベントとしての最低限の体裁は保てたと思います。
これは、参加者が原稿用紙六枚以内というBFCの枚数規定の遵守とイグBFC5のハッシュタグ使用を暗黙の了解として、イグBFC5が成立するように動いた結果だと思います。
そうでなければ、まとめることは困難ですから。
かくして、イグBFC5も開催が自然発生的であったように、特に閉会宣言もなく、あるとすればまとめ人の観測終了宣言が追認される形で終息しました。
おわりに
この記録にさして意味があるとは思いませんが、ひとつの区切りとして残しておこうと思います。
意図的に端折った部分や反省すべきところは他にもありますが、それは自分の中でやることにします。
まとめ人はこれにて(本当に)退場します。
お疲れ様でした。