ペンタトニックで251を弾ききる
Tim Miller先生のフレーズです
コード進行はCの251
|Dm7|G7|CM7|CM7|
です
このフレーズ実はペンタトニックと少しのクロマチックでできているのですが独特の浮遊感が感じられTim Miller節が出せる気がします
仕組みとしてはDmではAマイナーペンタ、G7ではBbマイナーペンタ、CM7ではBマイナーペンタとAマイナーから半音ずつ違うペンタを弾いています
より詳しく見ていくと
Dm:基本的にマイナーコードのルートの5度上のペンタはそのまま使うことができる。この場合ドリアン風味になる
ダイアトニックコードを並べてみるとマイナーコードの5度上には大体マイナーコードが来るので同じキーの音を弾いていると整理するのが楽だと思います
G7:ドミナントのルートのm3上のペンタトニックを弾くとそのドミナント上でオルタードを弾くのと同じ効果が得られます。m3上のペンタの音を書き出してみると見事にオルタードの構成音を含んでいることがわかります
CM7:M7コードの半音したのマイナーペンタを弾くとリディアンスケールの一部を弾くのと同じになります。
ペンタトニックのルート→M7、m3→9、4th→M3、5th→#11l、m7→M13
といった感じでうまい具合にリディアンの美味しい音程を抜き出した形になってくれます
さらに浮遊感を出すコツとしてTim Miller先生はいつもコードが変わるたびに別のスケールへ移行しているわけではなくコードチェンジ数拍子、数音符前から次のスケールを使ったりしてます。
これなしでも十分かっこいいのですが、取り入れた方が独特のうねりが出てかっこいいです。