Tom Quayleが試奏でよく使うP4向きコード
チューニングはP4。
上の動画で9:53あたりから弾いてるフレーズなどで使われているコードです。
一番よく使うのは1小節目に記載した6弦3フレと2弦2フレだけ抑えて開放弦を交えるGのパワーコードでしょうか
レギュラーチューニングではDream TheaterのJohn Petrucciもよく使っていてお馴染みですね。
開放弦を入れることで普通に5フレットを抑えるGのパワーコードよりも響きに広がりが出ます。
2小節目はおそらくDメジャーの展開系でGからルートが半音だけ下がる動きになるのでつなぎに使いやすいです。
3小節目はFM13。解釈が難しいですがこのフレーズ全体はGメジャーキーだとすると
Jpopなどでもちょくちょく出てくるVIIbメジャーですかね。クラシックではナポリの6度?
6小節目はP4らしい指使いです。
P4だと1弦と6弦の同フレットの音がずれるのでコードのトップノートにルートのオクターブ上の音を自然に入れるのが難しいです。
そのためTom Quayleは一旦2~6弦までの音を弾いてから2拍目などでトップノートを弾くアプローチをしています。この例だと6弦10フレットを押さえていた人差し指を離して、1弦9フレットを弾いています。
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