レイボヴィッツの芸術、テンポよく快活な音楽🎵 〜ベートーヴェン交響曲第3番
梅雨明けはまだのようですが、ついに夏がやってきたような暑さが始まるなか、元気のよい演奏でベートーヴェンの交響曲、第3番が聴きたいと思って今日出してきたのが、ルネ・レイボヴィッツ指揮の演奏を収めたCDです
以前、ベートーヴェンの交響曲「第九」にはまっていて、いろいろな指揮者、オーケストラの演奏を聴いて楽しんでいた時期があります
その頃にNHK FMで、ある指揮者の第九演奏を聴いていたところ、テンポよくスピード感がありとてもメリハリの効いた、勢いのある演奏で、現代的な印象を受けました
ここ最近の演奏だろうと思いつつ確認をしてみると、1961年の録音で、ルネ・レイボヴィッツ指揮、イギリスのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏でした
昨年の演奏だと言われても違和感を感じないような演奏が、実はかなり昔の演奏だったことに驚いたことを覚えています。それほど音質もクリアで見通しのよい録音でもあったのです
交響曲第3番 第1楽章〜
レイボヴィッツはこの時に初めて知った指揮者で、作曲家のモーリス・ラヴェルや、指揮者のピエール・モントゥーに師事したこともあるポーランド出身の指揮者です
録音に興味をもち、発売されているCDを調べてみると、
13枚組のボックスが出ていて、ベートーヴェンの交響曲全曲や、モーツァルト、シューベルトの交響曲の他に、ムソルグスキー、サン=サーンス、ビゼーなど、作曲者の数にしてざっと30名を超えるほどの録音が集まっていて楽しめそうな内容でした
今知ったばかりの指揮者のボックスCDを買うの? という心の声は聞こえましたし、足跡を残したとされているシェーンベルクにも興味はなかったものの、聴いたばかりの第九の演奏はすばらしいと感じるものでしたので、これは買って損のないCDだと直感して、購入に至りました
最近、そう頻繁に聴くことはないのですが、他にこういった演奏をする人はおらず、まったく古さを感じさせない演奏ということもあり、貴重なCDとなっています
第3番の第4楽章には、エロイカ変奏曲の愛称で有名なピアノソロ曲、作品35のテーマが登場するなど、楽しめる箇所の多い曲で、とても好きです
上が交響曲の第4楽書、下はキーシンの演奏するエロイカ変奏曲です
この曲で一番好きなのは、第2楽章のフーガです
今日はルネ・レイボヴィッツ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、ベートーヴェンの交響曲第3番、第4番を続けて聴きました!
藤田真央のショパン前奏曲(4番)の演奏が公開されていることを知り、これまでの内容とは関連性ありませんが、リンクをつけたいと思います。私も初めて聴きます
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