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7月27日、クラシック音楽日記♪

今朝、ピアノを練習していらっしゃる方の記事を読み、練習中のレパートリーにベートーヴェンの「創作主題による32の変奏曲 WoO.80」が登場していて、久しぶりに聴きたくなって、かけて聴く。

ヴェデルニコフの演奏
創作主題による32の変奏曲 WoO.80から始まる

1973年の録音。とても好きな曲で、雄大さを感じながらの朝の始まりとなる。変奏曲の次は月光ソナタですが、私は朝から月光でも大丈夫な人です。

このCD、最後はテンペストになるのですが、朝からテンペストはちょっとご勘弁という気持ちになり、お口直しに別の盤をプレーヤーに載せる。

ケンプの演奏するモーツァルト
ディスク1をかける

ヴィルヘルム・ケンプの演奏で、モーツァルトのピアノ協奏曲第9番と第15番は、1953年にスイスでの録音。

最後、2曲の幻想曲、K.397、K.475は1962年にドイツでの録音なので、まったく違う時期の演奏が1つのCDに入っている。

幻想曲K.397はとても好きな曲だけれども、この曲は未完成であるとのこと。

この曲は未完で、現在演奏される形の最後10小節はモーツァルトの死後、他人の手によって補われた。

ピティナ・ピアノ曲辞典より引用

プログラムには unfinished と書かれていないので、ケンプは補筆版で演奏しているのだろうと思われる。内田光子は、自作して演奏して録音しているとのことを知り、聴いてみたことがあるけれど、違和感を感じた。聴き慣れないからということもあったかもしれない。このCDの解説書にもその辺りの事情が書かれているけれども、ケンプがどう演奏したかについては、触れられていない。

今日はこの盤が気に入ってしまい、何度か繰り返して聴く♪

ルービンシュタインの演奏を紹介したラジオ番組の記事を読み、そこでファリャの「火祭りの踊り」を聴く。なんと1930年ころの演奏とのことだけれど、まったく問題なく演奏を楽しめる録音になっている。

何年か前に、東京藝術大学の院生のソプラノ歌手のリサイタルがあって、聴きに行ったことがあり、そのとき伴奏をしていらしたのが藝大の先生でした。歌曲の合間に、ピアノソロでファリャのこの曲「火祭りの踊り」が演奏され、迫力満点で胸がどきどきしたことを思い出した。

1947年演奏とのことなので、前述の演奏より17年くらい後になりますが、YouTubeに同じ曲のルービンシュタイン演奏がありました。腕を何度も高いところから振り下ろす変わった演奏スタイルでおもしろい。


その後、フランスの音楽が聴きたくなり、プーランクの曲を楽しむ♪

パスカル・ロジェによるプーランクのピアノ曲、室内楽曲集
「ナゼルの夜会」から始まる最初の15曲



パスカル・ロジェの演奏するプーランクは最高です♪

ふと振り返ってみると、7月7日にもベートーヴェン「創作主題による32の変奏曲」を聴いていたと書いていることが分かり、苦笑い。よっぽど好きなようです。。

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