「愛してるよ」
うちの娘は、ただいま10歳。日本に居たら小学5年生の年齢です。
私は今でも、彼女が就寝するタイミングで「おやすみ」と「愛してるよ」を伝えるようにしています。
けれど最近、とあることに気が付いたんです。
それは、「I love you」と英語で言うと「me too」と返してくれる。
(彼女は3歳から6歳半までイギリスで過ごしたので、英語も話せます)
でも日本語で「愛してるよ」と言うと「うん……」みたいな反応しか返ってこないんです。それがちょっと物足りなくて。
なんでかなー。英語のほうが、やり取りがフォーマット化されてて返しやすいのかなーなんて考えたんですが、悩んでも仕方ないので直接本人に訊いてみました。
すると、「特に理由は無い」そうです。
うん、まあそうですよね。
些細なことに意味を見出そうとしてしまうのは、親の悪い癖かもしれません。
でも私も、「ママが愛してるよと言ったら、うんだけじゃなくて何か返して欲しい」という自分の気持ちを伝えました。
彼女も、「じゃあ、これからは『私も愛してるよ』って言うね」と言ってくれたんです。
そして早速今夜、このやりとりを日本語でしました。
無理強いはしてないと思うんですけど(笑)
私個人としては、娘に自分の気持ちを伝えられてすっきりしました。
ただ、明日からはまた「I love you」にしようかな。これも「意味のない、何となく」ですけど。
多分、いま彼女自身が一番しっくりくるのはオランダ語の
「Ik hou van je.」「Ik ook.」
なんだと思います。
でもそれだと、私が舌かんじゃううので(笑)
自分たち親子に一番しっくりくる愛情表現の言葉を、これからもさぐっていきたいと思います。
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