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【失敗から、どん底再生中!】#7     帰る場所が無い

前回は「安息の地を求めて」牧場に行く話でした。
住居がなくなり、牧場を辞めてフリーランスのドライバーに戻るところまで話しました。

【フリーランスとして】

以前登録した会社から「青森でドライバーを募集している」と連絡がありました。

青森で仕事は見つかりましたが、
住居がありません。

現在は知り合いの家に居候しており、
そこから現場までは片道50km、約1時間の距離です。
往復100kmでは車の故障も心配です。
冬の青森県は特に厳しいです。

車は既に30万キロを超えており、
いつ壊れても不思議ではありません。
車がなくなれば、路上生活しか選択肢がなくなるため、
現場の仕事を断念しました。

車があれば雨風を凌げます。

今は居候先で手伝いをしながら、何とか過ごしています。

感謝の気持ちでいっぱいです。

【ホームレス】

実際の話として、私はホームレスなのです。

「厚生労働省の2024年度調査によると、全国の路上で生活する人の数は2,820人で、17年前の18,564人と比べると、8割以上減少しています」

と発表されておりますが、
全国のホームレスの人数は
調査開始以降最少となっています。
しかし、物価上昇や貧困の深刻化が進む中、
この数が実態を正確に反映しているかは疑問が残ります。

一度ホームレス状態に陥ってしまうと、
生活再建のハードルは段違いに上がります。

一つは、食べるための収入を得る「仕事」の確保の問題。

履歴書、身分証、連絡先、住所がなく、
お金が受け取れる仕事の選択肢は、多くありません。

もう一つは生活の基盤となる「住まい」の確保の問題。

たとえ収入があっても、
まとまった初期費用の用意や保証人の確保が難しいこと、
市場賃貸物件へのアクセスは非常に困難になります。

【コロナ禍の後に】

コロナ禍が終わり、
私のような状況の方が沢山いると思います。

中には最後の選択をした方もいると思います。

夢や希望、

目的や目標、

家族や友人、パートナー、

健康と感謝の気持ち

この他にも沢山ありますが、

これらを失ってしまえば気力が尽きてしまいます。

そんな中、夢や希望を持ち

今に感謝をして

祈り、

時を待ちます。



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ジョン ナカムラ
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