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ゆる心理学とゆるマーケティング

こんにちは、
現在ウェブ解析士の資格を取得するため勉強中のデザイナー、
みょーるんです。


ウェブ解析士検定というのは、
ざっくり言って「ウェブサービスを改善していくための能力」を測るウェブマーケティング系の検定に当たるのですが※、その中でいくつか行動心理学を用いた話も出てきます。

※ウェブ解析士 公式サイト
https://www.waca.associates/jp/

今回はそんな行動心理学を取り入れた広告の解説と、その実例にあたるものを「ゆる~~~~く」解説して行きたいと思います!

■その1「ハロー効果」

ハロー!なんだか可愛い名前の心理学ですね★
内容も名前に負けずポジティブなものです。
それは、芸能人だったりアーティストやスポーツ選手だったりと何かの道を極めたり、著名な人物が「これいいね!」と言うとその商品が良く思えてくるというものです。

Twitterでフォロワーの多い人が不自然に商品のことを話し出しますよね?あれもハロー効果と言えます(と、同時に企業側から依頼されてるのでステルスマーケティング・ウィンザー効果にも当たります)。

・例

SIXPADですが、これも「あのベッカムが使ってるトレーニングアイテム!?それなら良いに決まってる!」となりますよね…。

もし他に実際は全く同じ商品があったとしても、よく調べない状態なら例え値段が倍以上でも「ベッカムが広告キャラクターなら安心か…」と思ってSIXPAD買ってしまいそうです。

■その2「コンコルド効果」

コンコルドは旅客機の名前です。
さて、この効果はざっくり言うと「一度お金や時間を費やしたものは中々やめることができない」という効果を指しています。

引き際が分からなくなったパチンコは代表的な例ですが、最近だとスマホゲームのガチャなどで「目当てのものが出るまでガチャをやめられない…」というのはよく聞きますね。

・例

単純にガチャだけでも十分にその効果が出るのに、ステップアップガチャと言って課金すればするほど目当てのものが出やすくなるという期待を持たせる手法が界隈では流行しています。

いわゆる「射幸心を煽る」というもので本人以外の周りの人からしたら「馬鹿だ...」としか思えない状態になってしまうのですが、多くのもので少なからずこういう要素を持っていると感じます。

■その3「決定回避の法則」

人間は選ぶことにストレスを感じるようです。
迷いすぎた結果、選択を放棄することもあるのです。

…逆に言うと選択肢が少ないほど決断は早くなるでしょう。

・例

あなたはご存知でしょうか?
銀座に「1冊の本しか売らない本屋」があることを。

https://www.yomiuri.co.jp/life/book/news/20170322-OYT8T50111.html

この本屋では週替りで1種類の本しか売ってない上に毎週ジャンルはバラバラ、というのにも関わらず何故か黒字で営業出来ているそうです。

選ばず、迷わず、提示されたものを受け入れる人間が多くいるのが頷けますね。


■その4「カリギュラ効果」

こちらは有名ですね。「してはいけない」と言われるとむしろやってみたくなる、有名な効果のひとつです。
ちなみに名前の由来は映画で、過激な内容のため放映を見合わされたことがきっかけとなり逆に見てみたくなる人が多かったことから命名された模様です。

日本でもカリギュラ効果で有名な方がいらっしゃいますよね。



・例

youtuberの方のサムネイルから引用させて頂きます。
さて、まずこれを見たときに「一体どんなことがこの動画には入ってるんだ...」と気になり、サムネイル回収だけで終わる予定だったのに、ちらっと動画を見てしまいました。私もカリギュラ効果にかかってますね。

ちなみに内容は...................内緒です。
気になりますか?もし気になったならあなたもカリギュラ効果にかかっているのかもしれません。

■終わりに

いかがでしたか?
今回数多くある行動心理学の中から少しだけ紹介させて頂きました。
こういったことを知っていると広告手法の幅が広がり、中には利益に直結しそうなものもあると感じました。

また時間のある時にはもっと調べて、ゆるく行動心理学を取り入れたデザイナーを目指したいと思います。それではまた。

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