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【コラム】ヨーヨーの文化的定着の可能性5 〜文化はカネになるか?〜

愚痴のような文章から始まることをお許し頂きたい。
この記事の発端であり、目下このことが頭の中をグルグルと回っているのである。

地域施策としてあるキャンペーンを打つことになった。町レベルの、よくあるようなものだ。
ある時、そのキャンペーンを拡大するような流れになった。ただ利用者の口コミだけではなく、もう少し積極的なアプローチを取ることとなった。
その結果、考え出されたのはお土産菓子とキャンペーンを抱き合わせるという方法。
情報の拡散経路の確保、地域への売上的還元、その他大義名分。
「オトナ」のやることだ、おおよそ数字、資産的な移動がなければ「施策」として成り立たない面もあったのだろう。

結果として。

土産なんだかお菓子なんだか、さっぱりピンと来ない、本当に届けるべき情報が二の次になってしまっているパッケージ。
自社生産でないがために原価も高い、イコール売価も高く土産菓子としてのフレンドリーさは皆無。
周辺地域も結局は商売なので、口では協力するといいつつ販売については消極的。

これ、何の目的でやってんの??

キャンペーンの認知を広げたいならSNSや広報、足で稼いでビラ配りや出展などで十分だろう。
菓子にするとこで、コストもかかるし、食品なので期限もあるしリスクもある。何より他の菓子より売価が高いので誰も寄り付かない。

菓子にするまではいいが、無料配布等で使う範疇に留めておくべきであり、「キャンペーンとは別に儲けたいな」というハラが見え見えなのが余計に腹が立つ。

どっちかにしろ。

キャンペーンを広めたいなら、キャンペーンを広めろ。
儲けたいなら、儲かる商品を作れ。
シンプルに、ただそれだけの問題だと思う。

町のキャンペーンであるので、打っている内容も大義名分、町のため何のため、つまり、キャンペーンが良ければ関連した土産も売れたかもしれないし、キャンペーン関係なく菓子のクォリティをもって伸びれば広報にも繋がるのである。

「町の大切な文化をパッケージにしました」で売れるのであればこの世に営業マンは必要ない。
文化も、菓子も、それぞれに訴求するべき理由があって成り立つので安易に組み合わせるべきではない。

そして僕はある一つのワードに辿りついた。
「文化はカネになるのか?」

ヨーヨーの文化的定着の可能性と題して喧々諤々1人サミットを開催している身としては掘り下げるべきワードだと感じた。
今回はそのことについて話していきたい。

※入船個人の意見です
※裏取りを取っていない情報もあります

chatGPTによる要約
1.文化はカネになるか?
地域の伝統商品を広めるワークショップが、初代の反対で中止に。文化を守りたい気持ちと、お金に変えられるかという疑問が生まれた。結論として、文化は信頼やブランドとして資本となり、第三者の介入でその価値を保つことは難しい。

2.カネは文化になるか
スケートボードがオリンピック競技になったが、ストリート文化とのギャップが問題に。大企業の支援で成長するが、文化の資本を守る難しさがある。ヨーヨーシーンも同様の挑戦を抱えている。

3.スイッチ
文化は直接お金にならないが、お金は文化を育てる。両者のバランスをとり、必要に応じて切り替えることが重要。文化の価値とビジネスの目標を使い分け、業界全体で協力して成長を目指すべき。


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