手の焼けるベイビーズ

ライスワイフとホッキョクと
ドブナガの三人は
付かず離れずと言った具合に歩き出した


「なんでコイツと一緒に行動しなきゃなんねぇんだよ」
── 整備士、ホッキョク
「……ボクだってキミと行動するのなんてゴメンだね。……バカが移りそうだ」
── 発明家、ドブナガ
「あぁ?んだとゴルァ!
メカニックなんてぇのはなぁ、ホントにバカだったら出来ねぇんだよ!
その矢印みてぇな鼻ァ、叩き折ってやろうか?!」
── ホッキョク
「おいテメェらいい加減にしやがれ!
ここは敵の本拠地なんだぞ!
大声出すんじゃねぇ!見つかっちまうだろうが!」
── 意思号の船長、ライスワイフ


周りは静まり返ったが
個室のような部屋の扉が何個も開き
ライスワイフは注目の的となった


「侵入者発見〜!!!!!」
── スノーマンズ歩兵


三人は直ちに来た道を戻った



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