コップ

なぜ私たちは髪の毛を抜くのかを知ること

こんにちは!トリコの星☆ほりうちたかしです。

さて、今日から「抜毛症のやさしい治し方」を始めてまいります。
心の準備はいいですね?

もくじ
1.なぜ、髪の毛を抜くかを知ることから
2.髪の毛を抜く正体・「ストレス」って何?
3.人間の理性はすべて違っている!その違いからストレスに
4.ストレスを受け入れる「コップ」には限界がある
5.ストレス反応を外にぶつける人・内にぶつける人
6.問題は過度の自傷型・常習化・依存化であること←ココ大事
7.まとめ
8.☆今すぐ実践してほしい3つのこと


なぜ、髪の毛を抜くかを知ることから

今、髪の毛やまゆげ、まつげなどあらゆる体毛を抜いちゃってしまう…
こんなことに毎日悩まされていると思います。

そもそもですが、なぜあなたは毛を抜いてしまうのか、わかりますか?
友達やまわりの人は抜かないのにどうして私だけ…って思ったこと、多いと思います。

なぜ、あなたは髪の毛を抜いてしまうのでしょう?

髪の毛を抜く正体・「ストレス」って何?

髪の毛を抜くのはストレス反応の一種です。
要はストレスに対して、髪の毛を抜くことでストレスからの解放を促し、快感を得るためです。
詳しくお話していきましょう。

人間は生きている限り、外からの影響を大きく受けます。
生まれたときからまぶしい、暗いといった光の影響や温度、音、風、臭い、触感、味など五感で多くを受けてきます。
五感で感じること自体、実は人間にとってストレスになります。

ここで誤解をしてほしくないのですが、ストレスとは外的な圧力・影響と訳します。
ストレス=苦しませるものと思い込みがちですが、これはある一定の考え方に偏っているもので、それ自体が悪いというわけではありません。
ストレス自体はどんな状況にも必ず発生しています。

そのストレスを人間は慣れや外的対応力を使ってストレスに負けずに生きています。
寒ければ服を着ますし、暗ければ電気をつけます。多少の臭いも鼻がなれますし、嫌な臭いや不快と感じる音の出るところからは立ち去るという行為を選択します。

このように人間は多少のストレスを加味しながら、様々な方法で乗り切っていくことを学習し、実践しています。

しかし、ストレスは五感で感じることだけではありません。
ストレスは対人関係のやり取りの中で多く発生します。
かの心理学者・アルフレッド・アドラーもこのように説いています。

人間の悩みはすべて対人関係の悩みである 
              アルフレッド・アドラー(心理学者)

生きている限り、誰かとともに生活をともにしなければ生きていけないしくみになっています。
大局的に言えば生き物すべてにあてはまるかもしれません。
ですが、とりわけ人間に至っては、誰かとともに生活しないと間違いなく生まれてすぐに外的環境における影響に適応できずにすぐに死んでしまいます。
それくらい弱い生き物なのです。

弱いからこそ、言語を使った理性あるコミュニケーションを取ることで相手との意思疎通を図り、生き抜くことを選択してきました。
しかし、これがストレスの大本の原因になっているのです。

人間の理性はすべて違っている!その違いからストレスに

ここで言う「理性」とは、物事の道理を考える能力や、道理に従って判断したり行動したりする能力という意味です。
理性はすべての人が同じというわけではありません。

なぜなら理性とは、人間がもともと持っている言語能力や環境適応能力などを使って、あと付けで得ていったものの積み重ねだからです。

ちょっと考えてみてください。

100%同じ人生を生きていく人っていないですよね?
たとえ、一卵性双生児の姉妹で有名な三倉茉奈さん佳奈さん姉妹(マナカナさん)でもそれはありえませんよね。(現に妹の佳奈さんが先にご結婚されています)

両親でも姉妹兄弟でも双子でも人が変われば、たとえ環境が同じでも理性は違って形成されていきます。
自分の中の理性がこうだ! って思っていても、他人には全く違う…ってこともあり得るのです。

この理性の違いによる感情のギャップがストレスの原因となるのです。

ストレスを受け入れる「コップ」には限界がある

ストレス全部に負けてしまっては人間、生命がいくらあっても足りません。
そこで、人間は様々な知恵を使ってストレスを乗り切ってきました。

ただし、人間関係におけるストレスはすぐには乗り切れない人が大半です。
解決方法が無かったり、解決することに時間や手間がかかったり、瞬発的に出来なかったり…

その時のストレスに対処できなくなると、心の中で(性格には脳の中で)、煙のように一気にもくもくもくっと増幅してしまいます。

とは言え、すぐに人間は限界になるわけではありません。
ストレスを上手に受け入れる器を持っています。

それをコップに例えましょうか。

コップには経験してきたことをもとにした「経験学習物」が入ります。
学習というものですから1+1=2のような勉強したことはもちろん、靴の履き方とか、お箸の使い方とか、電車の乗り方までもぜ~んぶ入ります。

その経験の中にはいいこともあれば、感情的に嫌なことやツラいこと、キツイことや悲しいことも入ってきます。
コップは心の中にある感情も入ってきます。

それを泥水に例えると、泥水がいっぱい入ってくるとコップの中の水は汚れてしまいますよね。
その泥水が、たくさん入りすぎると、泥水で溢れ、気持ち悪くなっていきます。

その気持ち悪さに耐えられなくなって、ストレス反応行為に及んでしまうのです。

ストレス反応を外にぶつける人・内にぶつける人

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