いまさら聞けない!? 広告でInstagramのフォロワーを増やす方法
企業がInstagramアカウントを運用するうえで「フォロワー」は重要な指標の1つです。
アカウントを開設し運用しているものの、なかなかフォロワーが増えず、広告運用を検討・実施している方も多いのではないでしょうか?
今回は「広告でInstagramのフォロワーを増やす方法」をテーマに、アカウントのフェーズによって異なる増やし方についてご紹介します。
Instagramアカウントのフォロワーを広告で増やしたいと思っている方、フォロワーが増えないと悩んでいる担当者は、ぜひご覧ください。
Instagramユーザーがアカウントをフォローする動機は何?
そもそも、Instagramユーザーがアカウントをフォローする動機は何でしょうか?
Instagramユーザーの行動を考えてみると、ユーザーは日ごろフィードに流れている投稿やストーリーズを見るだけでなく、発見タブを見たりハッシュタグを検索したりします。
検索結果などに表示される投稿に、興味のある(いいな、ステキだなと感じる)投稿があればタップして確認し、さらにそのアカウントを見ます。
アカウントでは、フォロワーの数やプロフィール、フィード投稿、ハイライトにまとめられているストーリーズなどを見て、「これからもこのアカウントの投稿を見たい」と感じたらフォローします。つまりフォローする動機は、もっと見たいという欲求なのです。
Instagramアカウント開設後にフォロワーが増えづらい理由
さて、冒頭でお伝えしたように、アカウントを開設した後なかなかフォロワーが増えないと感じたことはありませんか? その理由は2つ考えられます。
毎日フィード投稿をしたり、比較的リーチしやすいリールを投稿したりすることで、少しずつフォロワーを増やすこともできますが、時間がかかってしまうことが多いです。
とはいえ、運用する労力(投稿を企画し、投稿画像・テキストを準備し投稿する)や時間などを考慮すると、できるだけ早くマーケティング効果を発揮するために広告をつかってフォロワーを増やすのが理想です。
フォロワー獲得広告はある? Instagram広告まとめ
広告を使ってフォロワーを増やすには、どの広告を出稿すればいいのでしょうか? Instagramで出稿できる広告の種類を見てみましょう。
ブランドの認知を獲得するための広告から動画の再生を増やす広告、投稿のエンゲージメントを獲得する広告、コンバージョンを増やす広告など全部で11種類ありますが、現時点でフォロワーを増やすことを目的とした広告はありません。
フォロワーを増やすには、以下2つが効果的ですが
・「トラフィック」でアカウントに誘導する
・「投稿のエンゲージメント」でフィード投稿のリーチを増やし、アカウントを見てもらう
フォロワーや投稿が少ないとフォローする動機がない(フォローしたいと感じづらい)ため、広告を出稿してもフォロワーは増えない可能性があります。
アカウント初期にフォロワーを増やすには?
アカウント開設後やフォロワーが少ないアカウント(以下、アカウント初期)におすすめしたいのは、キャンペーンを実施し、その広告を出稿することです。フォローを参加条件にしたキャンペーンを行うことで、フォロワー獲得が期待できます。
キャンペーンを設計する際に注意したいのは、「これから中長期的にコミュニケーションしたいユーザーが応募したくなる内容」にすることです。
例えば、フォロー&いいね型のキャンペーン(キャンペーン参加条件がアカウントのフォローと投稿のいいね!)は、フォロー&コメント型やフォロー&投稿型のキャンペーンより参加ハードルが低くフォロワーが増えやすい一方で、アカウントのターゲットではない方がフォローする可能性もあります。
アカウントのターゲットや今後コミュニケーションをしていきたいユーザーにフォローしてもらえるようなキャンペーン内容にしましょう。また、豪華なプレゼントを用意してフォロワーを1人でも多く増やせればいいのではなく、ターゲットが喜びそうなものを用意するのも効果的です。
アカウントのフォロワーが増えてきたら
フォロワーが増えて投稿のリーチやエンゲージメント(いいね! やコメント、保存など)を獲得しづらくなったら、「トラフィック」や「投稿のエンゲージメント」広告を活用しましょう。
リアクションが良かった(エンゲージメント数が多い)投稿を広告出稿するのがおすすめです。広告によって投稿のリーチが増えることで、プロフィールへの流入数も期待できますし、すでにフォロワーやフィード投稿が(ある程度)多いためフォローする動機も十分にあるでしょう。
また、アカウントと親和性の高いインフルエンサーとの取り組みも効果的です。一定のフォロワーのいるインフルエンサーとコラボ投稿をしたり、ライブ配信をしたりすることで、インフルエンサーのフォロワーにアカウントを知ってもらうことができます。なお、「親和性の高いインフルエンサー」というのは、自社アカウントのターゲットがフォローしているインフルエンサーを指します。
フォロワーの数だけを運用のゴールにしない
アカウントのフォロワー数は、あくまで自社のアカウントが投稿したときにリーチできる「範囲」を示す指標です。そのフォロワー数を増やすことだけが運用の目標にならないように注意しましょう。
Instagramアカウントの運用は、投稿などを通じたコミュニケーションによって、フォロワーの意識や行動を変えられたかどうかで評価するべきです。範囲を表すフォロワー数だけでなく、アカウントに対する好意的な感情を表したエンゲージメント(いいね! やコメント、保存など)もあわせて追うのが望ましいでしょう。
アカウント初期はフォロワー数を中心に、ある程度フォロワーを獲得できたらエンゲージメント数をさらに追っていくなど、KPIを柔軟に変えて運用することも求められます。
トライバルでは、幅広い業界のInstagramアカウント運用を支援しています。広告やプロモーションに関することなど、何かお困りごとがございましたら、ぜひ以下よりご相談ください。
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