拠点:1/保管場所:2というケースにおける最適在庫を簡易的に算出する
製造業における在庫モデルを考察し仮説を作成した。
前提条件:拠点全体の最適な在庫保有数はシステムで算出できるものとする。課題として、システム的には1拠点だが物理的な保管場所は2つに分かれており、保管場所A:自由度が高いが物理的な限界が大きい(つまり狭い)保管場所B:外注倉庫でありスペースの融通は聞くが、自由度が低い(受注時に即納できない。専らストックオーダーに対する引き当て用)に対しいかに配分するか?が課題である。
対応1:保管場所Aに置くべき在庫数を検討する。私の場合、緊急需要や外注倉庫が使いづらい小口顧客の1か月分の需要を「置くべき数量①」と仮定した。
対応2:物品の移動すべき単位=ロット数を算定する。これについてはサプライヤーから納品される箱の入数とイコールにした。ロット数②と仮定した。
対応3:現在保管場所Aに置いてある在庫③を取得する。
これらの条件をもとにした計算式は下記となる。
在庫③-置くべき数量①=余裕数④となる。
余裕数④÷ロット数②=〇.△…となるが、整数部(商)のみ取得する。商⑤となる。
ロット数②×商⑤=保管場所に移動すべき数量⑥となる。
数種類であればエクセルで毎週計算してもよいが、できる限りクエリやBIを使って自動計算させるのが望ましい。
ほぼ自分用備忘録。