この本を図書館で見つけました。
割とポイントになるであろう部分を引用して、私のコメントを記載していきます。
退役した装備や設備はすぐにでもどかす必要があって、それができないようではダメな軍隊の仕事。普通のことに「唖然」として読者に対する印象操作をするのはやめよう。
ある箇所に基地が集中する要因の一つ(あくまでも一つ)は、移動するために時間を要するから。基地負担を削減させるためには「速い」移動手段ができたこと自体は良い変化のはず。そして上記に記載されていること自体、何一つ間違ったことは言ってないのに「お偉方」という修辞法で印象操作するのはかえって課題解決を遠ざけるだけ。
もし重武装が可能だったら、それはそれで絶対に文句をつけるはず。そして作戦時輸送機に戦闘機の護衛をつけるって、むしろ当たり前の話じゃない?
これが一番ひどい。「兵士の命なんか気にかけないのが軍隊の本質」って誰が言った?著者の言葉を世界の真理のように語るって、もう欺瞞以外の何物でもないですよ。
すいません、私は輸出入が業務サイクルの一つなのですが、このスケジュールむしろ自動車船としてはすごく普通です。グリーンリッジさんとは付き合いがなく、おそらく軍関係の仕事が多いとは思うのですが、世間的な動向とか情報とか少しは知ってから本を書いてほしいです。
「岩国のウォッチャーたち」って、普段何してるんだろう。そして日本政府との約束守ってるって、いいことじゃね?
色々書きましたが、私がこの文章を上げる論旨はただ一つです。
「高速移動ができる機体があれば、基地の分散化=基地負担の削減に間違いなく結びつく。この本書いてる人たち、おそらくだけど『基地負担が減ると困る何らかの事情』抱えてるよね」ということ。
なんでもそうなのですが、達成したい目標があるなら「該当する案件(この場合は軍隊・軍事の基本)の情報をよく知る事」「世間一般の情報(この場合は、世間一般の物流)集めも欠かせない」そして「相手の事(この場合は米軍。軍隊だって組織=人の集まり)をよく知る事」は必須ですよね。
まあ、作者たちが意図的にやってると私は思ってますが(笑)