非上場会社への投資。しかも幼稚園経営。
こんにちは、トライサポート株式会社のツジです。
本日は、私の投資している先の一つについて書いてみようと思います。
投資と言っても、今回話したいのは、上場株式ではなく、非上場で幼稚園を運営している会社です。
とあるご縁があって、株式取得の機会を頂いたので、少額ではありますが株を購入し、投資をさせていただいています。
当然、上場していないので、配当を受け取ることもなく、株価も無いようなものなので、日々の値動きもありません。
いつか上場や他企業への売却があれば利益が出るかもしれないですし、逆にその幼稚園が潰れたり精算しなければいけないような事になれば、投資した金額は0になってしまいます。
一般的な投資先としては、かなりハイリスク、ハイリターンですね。
この幼稚園の株を購入した理由はいくつかあります。
一つは、都内で複数幼稚園を運営する会社のリアルを知りたかったこと。
私は、幼児の教育に関して特別興味があるわけではありません。ただ、日本は少子化ではありますが、幼児教育に関して、今後さらに質の差が開いていくのではないかと思っています。これは悪いことではなく、選択の自由が広がっているということです。
特に、日本で子育てをするということは、海外の富裕層から見ると、一定の価値があるのではないか。高い教育の質と、治安の良さ。物価は並程度。
教育に関してもですが、旅行や住居（本拠地、別荘）など、世界から見ると、日本をうまく使う。という目線でみられるようになるのでは？と思っています。
少し話がずれましたが、日本（都内）で私立幼稚園を経営することに関して、一定の将来性があると感じています。そんな考えがあり、株を保有していると言うことは、当然株主なわけで、会社の経営状態が全て知ることができるのです。自分の事業に活かすことは無いと思いますが、単純に、成長する可能性のあると見込んだ企業が、どのように経営の舵を取っていくのかを見るのが楽しみということです。
二つ目に、幼稚園が出している広報誌が楽しい。
毎月、経営から幼稚園の活動レポートが報告されます。
割と新しいことにチャレンジしている幼稚園なのですが、今月は◯◯に見学に行きましたとか、運動会でこんな事にチャレンジしましたとか、語学勉強をしましたとか。園だよりが充実しています。
園だよりとは別に、株主向けに園児の数の増減や収支見込などの報告はあるのですが、園だよりに掲載されている子どもたちが芋掘りしている様子など見るのが、意外と楽しいです。
園だよりの楽しそうな子どもたちと、立派な先生たちの活動をみていると、活力をもらえるような気になってきます。
コンスタントに活動報告をしてもらえているので、きっと保護者にもこまめな連絡を取っているのだろうなと思い、そういった安心感もあります。
最後に、税金対策でもあったということ。
投資金額はその年の所得から差し引けるという、優遇税制があるんです。
これはあまり一般的には知られていないですが、設立間もないベンチャー企業への投資は、一定の要件を満たせば、投資の金額がその年の所得から指し引ける。という優遇税制があります。例えば50万円投資したら、その年の所得から50万円引いて税金を計算してOK。ということです。場合によっては、資産運用で出た利益からその投資金額を差し引いてOK。という方法もあります。「エンジェル税制」と検索すれば出てくるかと。確定申告は必須になりますけどね。
ある程度まとまった収入があった年に、このエンジェル税制を使って投資し、その年の所得を減らしつつ、将来性の見込める企業に投資をした。というわけです。
最初にも書きましたが、ハイリスクですので、一般的にはおすすめしないですけどね。
実はこのエンジェル税制を使用し、他にも１０社くらい非上場会社に投資しています。他企業に売却し、投資した金額の数倍の値が付いた事もあります。ただ、覚えているだけで３社はすでに潰れました。確か精算金1円で帰ってきたことも。。。
まぁ、この話はまた今度。
一口に「投資」と言っても、株や投資信託、不動産だけではありません。
色んな投資先がありますので、日々勉強が必要ですね。
投資をすることで、更に知識がついたり、学べたりします。
ちなみに、一番最初にするべき投資は「自己投資」だと思っています。
この話も、またいずれ書きたいと思います。
たまにはゆっくり休むのも自己投資です。
何に投資しても良いと思いますが、浪費は避けたいですね。
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