香川の未来をお菓子から【学生プロジェクト取材 KAGAWA Maker】
みなさん、こんにちは。なえどこのうっきーです!
現在、なえどこでは、香川大学経済学部の学生チャレンジプロジェクト事業に採択されているプロジェクトに取材をしています!
この取材は、「コロナ禍でもたくさんの人に学生プロジェクトの活動を知って欲しい」「プロジェクト同士のつながりを作りたい」という思いから始まりました。
今回は、第4弾!KAGAWA Makerさんです。ハルカスとうっきーで、KAGAWA Makerの村田さんと岡さんにインタビューさせていただきました!
KAGAWA Makerの活動内容
香川大学経済学部の学生チャレンジプロジェクトを知らない方は、「そもそも、KAGAWA Makerって何だろう?」と疑問を持たれると思うので、まず、KAGAWA Makerさんのホームページから言葉をお借りして、概要をご紹介します!
「KAGAWA Makerとは、“お菓子で香川を盛り上げる”をテーマに活動している、香川大学の地域活性化プロジェクトです。香川大学の学生が地域のお菓子屋さんとコラボして「香川の銘菓(メイカ)を“つくる”、香川の地域ブランドを“つくる”、香川の未来を“つくる”ことを目的に2017年4月にうまれました!」
(ホームページより https://kagawa-maker.jimdofree.com/)
で、では、さっそく、インタビューを通して具体的な活動内容やKAGAWA Makerさんの魅力も聞いていきましょう!
―はじめに、KAGAWA Makerさんの活動内容を教えてください!
(村田さん)KAGAWA Makerは3つの柱を主にして活動しているのですが、1つ目がワークショップ・イベント、2つ目が商品開発、3つ目が情報発信で主に「スイーツ巡検」になっています。1つ目のイベントは、香川県のお菓子屋さんと協力して、お菓子作り体験などをやっています。体験の内容としては、香川伝統工芸品の菓子木型を広めるために和三盆づくりをメインに活動しています。2つ目の商品開発は、お店の商品の改良や改善はもちろん、1からアイディアを考えることもあります。3つ目の情報発信は、「スイーツ巡検」というものをしています。まず、香川県のお菓子屋さんに実際に行って、アポを取って、スイーツ食べます。その後、食レポをしたものをKAGAWA MakerのSNSやホームページに掲載しています。
(うっきー)イベントやスイーツ巡検は知ってたけど、商品開発もしているんですね。商品の改善とおっしゃっていましたが、1つのお店と連携して取り組んでいる感じなんですか?
(村田さん)1つのお店と提携というよりは、お話しいただいて、1度やって、また今後もやるならお話を続ける感じですね。
今までにやったことがあるお菓子屋さんが3店舗あって、1つ目が「西内花月堂」さん、2つ目が「Crepe de Girafe(クレープ ドゥ ジラフ)」さん。こちらの2店舗は1度、商品開発をお手伝いしました。現在進行中なのが「かにわしタルト」さんです。
(最初に添付したクレープの写真は、KAGAWA Makerさんが開発に携わった商品です!)
(ハルカス)お店の人から「それはちがうんちゃうん」とか言われることありますか?
(村田さん)私、一応商品開発担当しているんですけど、あんまり言われたことはないですね。一度作ってみて、「ちょっとこれやめた方がいいかな?」って思うと、違うクリーム使うとかはあるんですけど、私の知っている限り言われたことはないですね。
(ハルカス)優しい、、、、。
(うっきー)それだけ信頼されてるってことかもしれませんね。
-今までの活動で印象に残ったことを教えてください。
(村田さん)豆花という和三盆の教室を開いている先生がいらっしゃるんですけど、その方と一緒に旅客船でワークショップをした時ですね。その時、すごい人数のお客さんが来られたんです。そのうえ、メンバーが3人しかいなくて、とても対応できる人数ではなかったんです(笑)だけど、無の境地で、みんなうまく対応できたのが印象深かったです。その時は外国人のお客さんもたくさんいらっしゃったので、慣れない英語で対応したのも印象的でした。
(岡さん)私もワークショップが印象に残っていています。今年はコロナでワークショップがなかなかできなかったんですが、1回だけ開催できた時がありました。その時に小さい子もたくさん参加してくれて、いろんな学年の子供たちと触れ合いながら和三盆を作れたのが楽しかったです。
やりたいことができる場所
―お2人がメイカーに加入した理由を教えてください。
(村田さん)商品開発をしたくて入りました。もともと、将来、商品開発に携わりたいと思っていたので。でも、どんな感じで進めるのかイメージがわかなかったので、KAGAWA Makerで学べたらいいなと思いました。あとはスイーツ好きなので、いっぱい食べたいなーというよこしまな心で入りました。(笑)
(うっきー)いやいや、スイーツ好きにはたまらないですよね!
(岡さん)私も1番の理由はやっぱりスイーツと関われるのかなと思って、、、(笑)それと、県外出身だったので香川のことを全然知らなくて、お菓子屋さんをたくさん回れるところとか、和三盆のワークショップで子供向けにもしていると聞いて、楽しそうと思ったから入りました。
-加入した理由にもあるかもしれないのですが、KAGAWA Makerの魅力を教えてください。活動していて気づいたことなどもあればお願いします!
(村田さん)2つあると思っていて、1つ目は社会人の方々、外部の方との交流がすごく多いことです。お菓子屋さんにスイーツ巡検に行くので、初めて行くお店に対して、アポとかどんな商品がおすすめか、お菓子のこと聞いたり、交流したりして、消費者としていくのとはまた違う交流の仕方ができる点がすごくいいなと思います。
2つ目は、香川県のいろいろなスイーツが食べられる点はやっぱり大きいかなと思います。高松じゃなくて、丸亀、琴平とか遠くまで行くので、自分1人ではいけないなと思うようなところまで行けるのも魅力だと思っています。
(岡さん)人数が多くないからっていうのもあるんですけど、みんなの意見が尊重されるというか。話し合いもミーティングに来ている人でそれぞれグループを作って、話し合うし、先輩が話を進めるのではなくてみんなで協力して活動している点が良いなと思いました。あと、情報も管理されていて、過去の資料やプレゼンや活動を見ることができるので、きちんとしているなと感じました。
KAGAWA Makerに所属しているからこそ
―今までスイーツ巡検をしてきた中でここだったら自信もって紹介できるっていうお店ありますか?
(村田さん)「夢菓房たから」さんっていう和菓子なんですけど、琴電長尾線水田駅から徒歩30分くらいのところにあって。
すごく有名で、混んでいて入れないこともあるんですけど、いちご大福がめちゃめちゃ美味しいんです!
(岡さん)「ショコラショコラコーヒー」さんがアフタヌーンティがあってめちゃ良かったです!値段はちょっと高めだけど、ご褒美に持ってこいなんです。
(ハルカス)めちゃめちゃ勉強になります!
(ここから月刊香川こまち愛読者の岩本と記事を掲載しているKAGAWA Makerさんの会話が入りますが割愛します★)
(ハルカス)本当にいろんなところに行ってますよね。高松市内以外にも。
(岡さん)お店を選ぶときに行ったことない店を探してスイーツ巡検に行っているので、今のところほぼ、かぶりなく回れてますよね。
(村田さん)高松市内から行くので、遠方しか残っていない状態になっちゃうんですよね。
(ハルカス)でも、そのフットワークがあるこそ、スイーツについて多くの情報が得られるのですごいなと思います。
(うっきー)ちなみにお2人は1番好きなスイーツあるんですか?
(村田さん)私は「ニューヨークチーズケーキ」ですね。ただのチーズケーキじゃなくて「ニューヨーク」(笑)濃厚さが全然違うので。重要なんです。
(岡さん)私はずっとモンブランが好きって言ってます。
(うっきー)やっぱりお2人もこだわりが、、、(笑)
(この前に、KAGAWA Makerのアドバイザーの先生が無類のプリン好きという話を聞いていました。)
(村田さん)でも、KAGAWA Makerのプロフィールとかでよく聞かれるんですよね。好きなスナック菓子とか。なので、一応みんな答えられると思います。(笑)
(岡さん)「自分を食べ物で例えるなら」っていう項目もあります。(笑)
広報へのこだわり
(うっきー)スイーツ巡検などはSNSで発信されていると思うのですが、KAGAWA Makerさんのフォロワーってすごく多いじゃないですか?(KAGAWA Makerさんのインスタフォロワーは約1300人、なえどこは240人、、、)広報で工夫されていることありますか?
(岡さん)私、広報担当でインスタ、Twitter、Facebookとかいろいろやっているんですけど、それぞれの用途に合わせてやるように心掛けています。インスタだと写真をメインにやるものなので、写真を1:1でちゃんと撮って、写真映えするようにしたり、Twitterは気軽に見れるように食レポとかは結構短めにしたりしています。写真の比率は4:3か16:9なんですよ。なので写真撮るときは見栄えを結構気にしています。
(ハルカス・うっきー)え~!細かい、すごい。(驚)
(ハルカス)スイーツって大学生だけじゃなくって外部の人も興味あると思うんですけど、学生以外のフォロワーも多いですか?
(岡さん)詳しくは把握してないのですが、お菓子屋さんがSNS上でつながりをもったり、私たちもお菓子屋さんを見つけたら、いいねやリツイートを積極的にしたりしています。
(ハルカス)たしかに、そこからフォロワーにつながっていきますもんね。
(うっきー)なんかハッシュタグいっぱい付けるとかそういう工夫かなと思ってたんですけど、すごく、きちんとされてますね。
(岡さん)そうですね、ハッシュタグもすごく付けてます。30までは付けれらるから出来るだけ付けとこうみたいな(笑)
(村田さん)一度、ハッシュタグが何件検索されているか調べて、ちょうどいいところ探してハッシュタグつけるみたいなことしてました(笑)多すぎると埋もれてしまうので、、、
(ハルカス)広報に向けての意識がすごい、、、
(村田さん)やっぱり、知名度がないとイベントのお客さんも集まらないので、頑張らないとなと思ってますね。
-最後になりますが、ここまでのインタビューで何か言い残したこととか、これだけは伝えたい!ということはありますか?
(村田さん)YouTubeを開設しました!ということですかね。
(ハルカス)YouTubeって始めるのに結構、勇気いると思ってて、そこに踏み切ったのがすごいですよね。
(村田さん)そうですね。お菓子屋さんを動画で紹介しようってなって、それならYouTubeが主流になってきているので、動画あげたいねって話になったんですけど、まだちょっと再生回数とかも伸び悩んでて、、、
(岡さん)でも、お菓子屋さんの方や情報を見てくださる方が年配の方だと、SNSをやっていない場合もあるんですけど、YouTubeはネット環境さえあれば見てもらえるかなとも思いました。
(村田さん)誰か目に留まってくれみたいな思いですね。あと、YouTube開設する時は顔出し問題は、少し論争になりました(笑)
(ハルカス)そうですよね。でも、やっぱりそこに踏み切るのがすごいですよね。SNSの意識の差を痛感しました。
(村田さん)まずは知名度アップというところを頑張ってます。
(ハルカス)このインタビューもそうですけど、なえどこは形のないものをやることが多いけど、KAGAWA Makerさんは形に残るもので突き詰めて活動されているんだなと思って、すごく勉強になりました。
あとがき
正直、同じ学生チャレンジプロジェクトでもKAGAWA Makerさんを含む他のプロジェクトの活動って表に出てくる情報しか分からないことが多いんです。もちろん、主に何を目的に活動しているかは分かるのですが、どんな人がいるのか、どんな準備をしているのか、そういったところはあまり知ることができません。その点でいうと、今回、KAGAWA Makerさんを取材して、メンバーそれぞれの人柄だったり、SNSのフォロワーの多さの裏にある努力だったり、普段見られない一面を見ることができたのではないかと思います。
また、今回の記事のタイトル「香川県の未来をお菓子から」って言い過ぎなんじゃない?と思った方もいらっしゃると思うのですが、インタビューを通して、香川大学を代表して、香川県のお菓子を扱う覚悟というか、責任を感じていただくことができたのではないでしょうか。
本文がかなり長くなってしまったのですが、これ以外にも結構お話させていただきました(笑)初めてのインタビューでうまく進行できていない部分もあったと思うのですが、KAGAWA Makerのお2人が積極的にお話をしてくださったおかげで、とてもとても楽しい時間になりました!
KAGAWA Makerさん、改めて、ありがとうございました!!
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