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地獄の左ボディブロー

こんにちは。

 日常会話でも、「ボディーブローのようにじわじわ効いてくる」という言葉を聞くことがあります。

 しかし、実際にボディーブローを食らった人は、そう多くないかと思います。どんな状況なのかについて想像を巡らす上で、今日はボディブローについて少し考えてみましょう。

 まず、胸や腹部における急所は、「みぞおち」と「肝臓」です。ここにパンチをくらうと、内臓に衝撃が来て、呼吸器の機能が低下し、スタミナを消費していくのです。しかも、横隔膜や右脇腹にある肝臓に強烈なパンチが入ると、身体の機能が一気に低下するぐらいの地獄の苦しみを味わいます。

 相手の右脇腹を狙うとなると、こちらは左手でボディーブローを繰り出す必要がでてきます。さらに、顔面パンチで意識を顔に集めておきながら、不意打ちでボディーブローを打ったり、相手が息を吐ききった瞬間にパンチがあたると、かなり威力が増すのです。

 しかし、ボディーブローを打つには、接近する必要があるので、格闘家がどのようにして間合いを詰めているのかに注目すると、あなたも観戦の達人になれるかもしれませんよ。

では、今日はこの辺で、また。


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