スペインの暮らしと和雑貨から考える
こんにちは、Yukoです。
突然ですが、ヒットするきっかけって何でしょうか?
スペインの夏に関連して先日日焼け止めの話を書きましたが、夏のスペインでは日本の夏の代名詞、そう、和柄の扇子をよく見かけます。
街を歩くと、暑さ凌ぎに和風扇子が使われていたり、お店のショーウィンドウにファッションアイテムの一つとして並んでいます。
スペインにはフラメンコ用扇子が文化の一部として根付いているので、和柄扇子も受け入れられやすいのかな?
他によく見かける和雑貨と言えば、南部鉄器の急須!
オーガニック系カフェから、高級ホテルのラウンジ、安めの雑貨屋さんと、バラエティに富んだシチュエーションで使われています。
某高級ホテルのラウンジでは、チョコクロワッサンと共に南部鉄器入りアールグレイがサーブされました。
イギリスではホテルのティータイムではクラシカルなティーポットで出される印象なので、意外な(というかなんでもアリな)組み合わせにびっくり。
・・・日本でもあまり見ない組み合わせでは?
南部鉄器でお湯を沸かすと水道水の石灰成分(カルキ)がほぼ除去されると言われており、もしかしたらバルセロナの水道水(カルキが多い)には重宝されているのかも?
(水道水が原因と思われる肌の悩みはまだ続く・・・)
でも、水道水の石灰成分を気にして、飲食には水道水ではなく市販の水を使う方も多いから、単純に見た目の良さが人気なのかな?
(スペインの雑貨屋さんで割とよく見かける南部鉄器)
海外の日常のふとしたところに和雑貨が溶け込んでいるのを見ると、嬉しくなりますね。
最初に持ち込んだのは誰だろう?
どうやって広まっていったんだろう?
元々存在していた市場に参入したのか?
それとも新たな市場を作ったのか?
海外の和雑貨は想像が膨らみます。
(写真は全てスペインの日常を撮影したものです)
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