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ゲームレビュー その1「スーパーロボット大戦30(Switch版)」

こんにちは。Tresです。

今日は10月28日に発売されたスーパーロボット大戦30(Switch版)をやっとこさクリアしたので、レビューをしていきたいと思います。

ちなみにスーパーロボット大戦シリーズはスマホゲーを除けば全作品をプレイしているほど大ファンです。

【良いところ】

① 今までほぼ一本道だったシナリオがマップセレクト方式になった

今までのスパロボは分岐を除くとほぼ一本道のシナリオチャートが基本だったのですが、今回は複数あるシナリオからプレイヤーが選んでシナリオを進める方式に変わりました。

贔屓の作品が絡むシナリオを優先してクリアする事で好きなキャラとユニットの加入を早めるといった事も可能で、メインシナリオとは関係ないステージも豊富です。パイロット育成や資金稼ぎも全滅プレイに頼らなくても簡単にできます。

②強力な新要素「AOSアップデート」

スパロボ30特有の強化要素であるAOSアップデートですが、強化を進めると自軍が凄まじい勢いで強くなります。

特にハンガー、トレーニングルームを優先的に強化すると、雑にプレイしてもサクサクステージがクリアできるようになるのでおすすめです。

また難易度が簡単過ぎて物足りないという方はAOSを封印した難易度エキスパートがお勧めです。

2周目はこの条件でプレイをしていますが、特殊技能、精神コマンド、サポーターといった要素をフル活用して困難を打開するなど、やり応えのあるプレイが可能です。

③安定感のあるクロスオーバー

メインシナリオの出来ですが、押さえるところはきちんと押さえ、盛り上がるべきところはきちんと盛り上げており、概ね満足でした。

概ねというところは、細かい不満はあるという事ですが、後述の悪いところで触れたいと思います。

【悪いところ】

①直感的にわかりにくいマップセレクト画面

経験値や撃墜数を少し稼げる「哨戒任務」、強化パーツを収集できる「〜遺産」、資金やPPといった強化資源を得られる「妖精」はミッション一覧に載らないため、いちいちマップを飛び回って確認しなければならないため面倒くさいです。

②不遇な新規作品がある

具体的には逆襲のシャアやコンバトラーVなど、スパロボでお約束の面々はシナリオに絡んでくるものの、影が薄めです。今まで散々再現してきたので、この辺はまぁ仕方ない部分もあります。

また新規参戦作品ではジェイデッカー、グリッドマン、マジェスティックプリンス、ガオガイガーVSベターマンなどはメインシナリオで優遇されている一方、ナイツ&マジックはシナリオ再現がほとんどされていません。

そしてイカルガとツェンドルグに次いで人気があると思われるアールカンバー、グゥエールが未実装で、何故かエムリスとゴルドリーオが加入します。

これは正直謎で、理解不能です。

ただ主人公機のイカルガは序盤、中盤、終盤と長期間使える最強ユニットの一角なので、扱い自体は悪くないのかもしれません。

③DLCが高すぎ問題

DLCを一通り揃えるともう一本ソフトが買えるくらいの金額になります。

追加機体に興味がなければボーナスシナリオパックだけは買っても損はないと思います。

私はボーナスシナリオだけ買いました。

メインシナリオやシステムが大幅に拡張されるようなDLCではないので、この辺りは最初から含めておいた方が良いのでは?と個人的には思います。

【総評】


誰も見た事がない新しいスパロボを作りたい!という製作陣の意欲をヒシヒシと感じる事ができた作品でした。次回作も期待したいと思います。

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