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【24カ国訪問記】(後編)ベトナム、霧のハノイで会いましょう
さやです。ベトナムの旅、後編です。
前編はこちら↓
・水上人形劇
水上人形劇を観に「タンロン水上人形劇」へ。水上人形劇は、人が腰まで水につかりながら棒の先に固定された人形を操るという、1000年以上の歴史をもつベトナムの伝統劇だそうです。
言葉がわからなくても、なんとなくストーリーが理解できて楽しめました。
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舞台の様子、ここでお話が繰り広げられます(下)
突然ですが、ここで夜のハノイ市内の様子を。ご覧のとおり真っ暗ですが、夜ひとりで歩いていても、危険を感じることはありませんでした。
オペラハウスなどライトアップされていて綺麗です。
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ひとつ欲しくなりました
・やってしまった、ハロン湾
二つ目のやらかしです。カフェで地図を見ながら休憩していたら、近くにいたアメリカ人男性に話しかけられました。男性はアジアを広く旅行しているようで、
「明日、友達と日帰りでハロン湾へ行く予定なんだけど、よかったら一緒にどう?人数が多い方が楽しいし」
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湖をのぞむ素敵なカフェもありました(天気がよければ…涙)
ハロン湾までは車で片道4時間の距離。今回の旅程には入れてなかったのですが、行ってみたい場所ではありました。
数人で車代を割るならお得…と、急に興味が出てきました。
その男性とは、翌日旅行会社の前で待ち合わせをして別れました。
ところが去り際に「楽しみにしてるね」とほっぺにチュッとされ、微妙な気持ちに…。
翌朝、ひどい胃もたれで二度寝してしまい、気づいたら待ち合わせ時間を大幅に過ぎていました。完全にドタキャンです。
私はもともと頭数には入っていなかったとはいえ、大変申し訳ないことをしてしまった、という罪悪感でいっぱいでした。
一方で、行かないで正解だったかもという気持ちも少々…。(小声)
「旅先で、知らない人と軽はずみな約束はしてはいけない」
教訓になりました。
・陶器の村、バッチャンへ
ハノイから南東に車で30分の小さな村、バッチャン村へ行きました。
今回は忘れず、ホテルで往復のタクシーをチャーターしました。
のどかな村ですが、村の産業は陶器づくりが中心とすぐわかるほど。作りかけの半製品や、出荷を待つ完成品が道に並びます。
伝統的な柄は赤や青が多いですが、私はグリーンの茶器セットを購入。気に入っていまでも使っています。
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・残念だったこと:使えないコイン
ベトナムは私が初めて訪れた、社会主義国。だからかもしれませんが、それまで訪れたアジアの国とは雰囲気が異なりました。特にハノイは、それなりに観光客がくる街なのに、人々の外国人への接し方はフレンドリーとは言い難いものでした。
・ホテルスタッフのホスピタリティがいまいち。
・ちょっとしたお土産屋さんに行っても、全然値段交渉にのってもらえない。(そもそも値段交渉という発想がなさそう)
・飲食店で旧通貨(使用できない)コインを釣銭で渡されたx2回。(私が外国人だから…?)
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全国国防デー、薬物撲滅イベントなど
・嬉しかったこと:「福」来る
旅の終わりに、素敵な出会いがありました。
道端で真剣に新聞紙に書の練習をしていた男性がいて、とても上手だったので、近くでしばらく見物していました。
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筆談でのやり取りで、私が日本人とわかると嬉しそうに、少し待っていてと。なんと、私の名前と「福」という文字を書いてくれたのです。お代は…?と身振りで聞くと、いらないと。
もう少しお話したかったのですが、男性の友人らしき数人がきて賑やかに話し始めたので、そっと帰ってきました。
とてもいい思い出になりました。
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・おまけ
一緒に旅した本はこちら。夜ホテルで読んでいたら、暗闇に銃声が聞こえたような気がしてドキドキしました。
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