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【24カ国訪問記】(前編)ベトナム、霧のハノイで会いましょう

さやです。初めての一人旅はベトナム、ハノイでした。

雑貨好き女子にとって憧れの国、ベトナム。好みの服を仕立てたり、いろいろな美味しいごはんを堪能する…予定でした。


・霧のハノイは寒かった

ハノイに降り立ったのは12月。軽装で行ったら、寒くてびっくりでした。特に朝晩は冷えるので、日本から着ていったコートの出番です。

12月に入ると気温がぐっと下がります。 1月には最低気温は10℃前後、寒い時には5℃前後まで下がることもあります

JTB「ベトナム北部・ハノイの季節ごとの気候と服装」
ホテルからの景色も霧でかすむ
宿泊したラッキーホテル(左)
いまはもう無いみたいです

・仕立て屋さんへ

ハノイでオーダー服を作れるよ!と友人に教えてもらった”Co Tailor”さん。ハノイ大教会のすぐ近くです。日本から雑誌の切り抜きを持ち込んで、シャツとワンピースを作ってもらいました。目移りするほどたくさんの生地から選べて、すごく楽しい経験でした。
手際よく採寸してもらい、数日後には出来上がった品を受け取りました。

女子学生さんが、アオザイを作りにきていました

盲点だったのは、ボディーラインぴったりの仕上がりなので、帰国後ちょっとして着ようと思ったら体重増によりピチピチ。そのままお蔵入りに(!)
サイズは少し余裕をもってつくってもらうべきでした。
いつか、着たいと思います。(痩せたら)

・麺食い女 放浪記

一人旅で困ったのは食事。言葉がわからないので、路上のお店に挑戦する勇気はなく。チェーン店もあって気軽に食べられる「麺」をひたすら食べ続けた結果…飽きました。

気にはなるけど入れない、路上の飲食店
麺じゃないのも混ざってた(汗)
下段真ん中と右は同じお店の、ブンチャーというつけ麺(ソフト麺風のもの)
麺もハーブも特盛りなので、胃もたれ注意です

フォーといえば、知人がすすめてくれた"Mai Anh Pho Ga"という鶏肉のフォー専門店。”鶏のうま味がスープに凝縮されている”と聞いた通り、滋味深く美味でした。

二日酔いのときに食べたい、優しい味

いま思うと、麺以外にもたくさん選択肢はあったはずなのに、なぜ探さなかったのか不思議です。一度、少し高めのレストランにも行きましたが、急に民謡の演奏が始まったりして、なんだか落ち着かずに終わりました。

残念ながら「いろいろな美味しいごはんを堪能する」目的は果たせず。
将来リベンジしたいと思います!

・バイクにおびえる街歩き

ホテルがホアンキエム湖沿いで立地がよかったのもあり、ほとんどの場所には徒歩で行けました。
問題は…バイクの数が多すぎて、しかも信号はほぼ無視なので、道路を渡るのが毎回恐怖だったこと。
目的地まで、できるだけ大通りを渡らずに行く方法を考えるか、地元の人を探して同じタイミングで渡っていました。

ヒールのお姉さんも、老若男女みんなバイク
東南アジアらしい光景がたくさん
ハノイは古い建物が多く、古都の趣があります

ここで、もう一つの目的地である「ipa-nima」へ。個性的なバッグがたくさんそろうお店です。異素材の組み合わせなど、見ているだけで楽しい!中サイズのバッグを2つ買いました。


イパニマ入り口

・やってしまった、ベトナム民族博物館

ここでまず、一回目のやらしです。6km近く離れた「ベトナム民族博物館」へタクシーで行ったときのこと。大きい博物館で観光スポットなので、帰りもタクシーがあるだろうと思いきや、全然いない。

写真の腕が悪すぎてブレブレ…すみません

朝から歩き回って足は棒。日も暮れてきて焦る私に、バイクタクシーのおじさんが笑顔で近づいてきました。

バイクタクシーで嫌な思いをしたことはないのですが、どうしても「ぼったくり」「誘拐」などのワードが頭にちらつく。できれば乗りたくなかったです。

一度は断ったものの、ハノイ市内は夜になると真っ暗なので、このままでは帰れなくなるかもと思い、しぶしぶOK。英語はほとんど通じず、運賃もいくらか曖昧なまま。

変な方角に向かったら、すぐ降りて逃げようと身構えつつ乗っていたら、あら不思議。バイクは乗り心地快適で、混雑した大通りを避け、無事にホテルの前まで送り届けてくれました。
料金もちょっとおまけしてくれました。おじさん、ありがとう!

「遠出するときは帰りの足をちゃんと確保してから」これは旅の鉄則です。
(…と言いながら、その後も同じ過ちを繰り返す私)

後編につづきます。↓

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