さくらんぼと由来

昨日さくらんぼの記事を書いた。

最後の方に「何で子ども会の名前がさくらんぼだったのか?」という謎を書いたのだけれど。出勤中、駐車場から職場まで歩く時に、ふっと頭に言葉が浮かんだ。

「ぶと」に桜の木があるでしょう。だから「さくらんぼ」になったんだよ。


え??と思った。過去に誰かに聞いたのだろうか。現実に誰かに聞いた気もするし、夢で見たことがあるだけのような気もするし。自分でもどうしようもないほど、とてもあやふやである。記憶と言っていいのかすら怪しい。

それでも多分、誰かに聞いたのかなぁという気がする。聞いたけど、「そんな理由でその名前になる??」と思ったから、忘れてしまっていただけなのかも。


ちなみに「ぶと」というのは。とある交差点(?)の名前である。祠があって、確かに桜の木はあった。ただ、そんなに立派な木だった記憶はなく。子ども会の名前の由来になるほどかな?という疑問を持ってしまうのだ。

しかし場所に関しては、由来になりそうだなという気はする。

当時は全然気にしていなかったけれど。考えてみればあそこって、各地域に分かれるための所なのである。各地域の端っこ地点。交差点から伸びる道をそれぞれ進むことで、違う地域に行くことができる。

「ぶと」ってもしかしたら。「分かれる場所」って意味で「ぶと」だったのかもしれないな。


「ぶと」に限らず。実家の辺りでは、どこかの場所を示す時に名前がついていることがとても多かったなと思う。普通は「○○さんちの前を少し過ぎた所」とか、「あそことあそこに行く道の分かれ道」とか、お店の名前を言ったりとか、そういう表現の仕方をすると思うのだけれど。

全然わからない地名が出てくることが日常的にあった。そこに住む人だけにわかる単語。ただ、そこに住む人だけに通じれば事足りるのも確かで。とても田舎らしい部分なのだろうなと思う。


そんなこんなで、本当に子ども会の名前の由来が「ぶと」にあるのかどうかはわからないままなのだけれど。実家周辺の地名について考えて面白かった一日だった。地名の由来って楽しいよね。ついそんな本を見かけては読んでしまう私である。


ではまた明日。