バイビー

息子の学校の帰り道。その日は同じクラスの子も一緒に帰っていた。

小学生らしく走ったり止まったり。ワチャワチャしながら帰っていく。全然友達がいない状態での入学だったけれど、早速友達ができたようで何よりである。


その子は家が近いようで、割と早めに別れの時が来た。家に向かいながら息子を振り返ってその子は言う。

「バイビー!!」

息子も負けじと大きな声で返した。

「バイビー!!」

その後何回も響く「バイビー!!」の声。2人ともちょっと進んでは「バイビー!!」姿が見えなくなっても「バイビー!!」。

いやあの、楽しいのはわかるし、家が密集してるわけではないけど。そろそろやめようか。さすがに姿が見えなくなったらもういいのではないですかね。頭の中に「近所迷惑」という言葉が浮かびつつ。


しかし改めて考えると。令和のこの時代に「バイビー」という言葉があるんだな。私自身が使うことはそんなに無かったと思うけど。私くらいか、ちょっと上の世代の人が使っていたイメージである。

とりあえず検索してみたら、一時期死語だったけど、最近また使われていると出てきた。ファッションだけでなく、こういう流行(?)も回っていくのかなぁ。


息子が「バイビー」を使っているのが何だか意外で面白かったので。息子にとっては子ども時代によくあった挨拶として残るのかもしれない。



ではまた明日。