本当の物を使った授業
Trellis のnote をご覧の皆さま、こんにちは!
インターン生の長津です☺︎
突然ですが、皆さん。
上の画像、どちらが「日本のお金って、こんな感じなんだ!すごい!」
と、日本語学習者は興味を引くでしょうか。
本物の方?イラストの方?
実は、日本語の授業で使う教材にも学習者の興味を引くことができる
ポイントがあります。
先日のFamily4のオンライン授業では、日本のお金について扱いました💴
その際、Family4の子どもたちが少しでも興味を持って日本のお金について学べるように、ある工夫をしてみました。
ある工夫とは、、、
本当の物を見せること
スライド上に、日本のお金のイラストを見せるのではなく、
実際の日本のお金を画面越しに見せること、をしてみました。
このように、日常生活で使われる物が教材として使えるようになる物を
「レアリア(生教材)」と言います。
国際交流基金日本語センターは、レアリアを使った日本語の授業について以下のように述べています。
確かに、実際の日本のお金を画面越しに見せた時、子どもたちはいつも以上に興味深く授業を聞く姿勢をとっていました。
これが、現地での授業であれば、実際に日本のお金に手を触れて、
100円玉の硬貨の側面のギザギザの感触や、紙幣の真ん中に人物が透けて見えることなどを体験できて、より子どもたちの日本に対する知的好奇心を刺激できたことでしょう。
しかし、日本にいるからこそ、
私の周りには日本語の「レアリア(生教材)」が溢れています。
これを使ったら、子どもたちが楽しめるかな、興味を持ってくれるかな、を
いつでも考えることができ、簡単に手に入れることができる、
「レアリア(生教材)」を取り入れる授業には十分な環境にあるということです。
この環境にいることを十分に活かし、これからもFamily4の子どもたちに
ベトナムにいながらでも、本物の日本の世界を少しでも感じることができる授業をしたいと思います☺︎