別れの季節は夏だった
インターン講師の山口です。
先日トレリスの事務局から連絡が。
「この学期は8月で終了です。」
ベトナムの学校は9月始まりなので8月はその学年の最終月。つまり、この学期が終わりということはこの学年を修了するということ。
恥ずかしながらそんなことも知らなかった私は、その知らせにちょっとオタオタ。
なぜってさみしいのです・・
テストなどで休みになる時以外は毎週授業でクラスのみんなに会う、それが3月から半年続いて、もはや習慣。
実際には会ったことのない学生のみんなと、オンラインでもだんだんと近づくような気がして、笑顔がたくさん見られた日は嬉しくて。
仕事が多忙なときは授業準備が大変だったりもするけど、1時間の授業を終えた後はとても幸せな気持ちになって。
日本語を学びたいベトナムの学生と、海外インターンへの憧れを実現すべく講師を始めた私。
なぜベトナムと繋がる活動を選んだのかというと、たまたま娘にベトナム人の友達がいて家族ぐるみで仲良くなってなんとなくベトナムに親近感を持っていたから、というごくシンプルな理由。
それと、人の役に立ちたいという思いもあったのだけれど、むしろ元気をもらっていたなぁ。
あと数回でお別れ・・本当に?
見えないくらいすごーく細くて長い糸の先と先みたいな出会い。
もともとはまったく知らない同士がそうやって知り合って、エネルギーを交換するってすごいことだなぁと、別れが近づいて気づく。
毎年、物悲しい気持ちになる夏の終わり。今年はより一層夕焼け空を眺める日が増えそうだなぁ。