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ご当地アルプスでも知名度最下位の「日連アルプス」(神奈川県)

登山日:1月25日

今回は、無名のご当地アルプス「日連(ひづれ)アルプス」です。
中央線の藤野駅から歩いて直ぐで地の利もよく展望もすばらしいのに、知名度が低いと言うより無名なのは、近隣の高尾山、陣馬山、石老山などの人気の山に押されているのだからでしょうね。例えて言うと「大型スーパーに客足を取られた影の薄い地元商店街!」みたいな感じでしょうか?でも、商店街には地域に根付いた名店も数多くあります。今回の日連アルプスは、小さいけど山々を縦走する楽しみがあり、冬枯れの里山らしい静かな登山道で、眺望も素晴らしく、沼津アルプスに負けないようなアスレチックな急登もありと、まさに隠れた名店でした。掘り出し物の名店を見つけると人には教えたくないのが心理ですが、あえて教えます「良い山ですよ!」

登山口から30分程度のジグザグの急登をこなすと金剛神社を祭ってある最初のピーク「金剛山」に到着です。急登のご褒美に素晴らしい景色がみられます。
更に進むと2番目のピーク「峰山」です。眺望はありませんでした。そこから少し脇にそれると3番目のピーク「八坂山」ですが、ここは眺望が素晴らしく展望台の感があります。
眺望に満足しながら30分ほど歩くと三叉路になった「杉峠」に到着します。ここから「鉢岡山」を目指します。崖を削った登山道あり、民家と隣接した車道と交差したり、車も通れる大きめの林道を歩いたりと変化に富んだ登山道を歩くと、途中、壊れそうな展望台がありました。恐る恐る登り、素晴らしい眺望をみながら、ここでランチタイムとしました。
食後の散策程度に少し歩くと4番目のピーク「鉢岡山」に到着です。ここは狼煙台があったとこですが、木々が生い茂り眺望はありませんでした。武田軍の狼煙台でしょうか?
来た道を杉峠まで戻り、しばらく歩くと5番目のピーク「日連山」と6番目のピーク「宝山」となり、この先の急坂をこなすと終了です。急坂になるとなぜだか全員燃えてきます。登山者魂に火が付くのでしょうか?ほぼ直角な坂をロープを使い降りてきます。全員無事に下山でき、藤野駅に戻りました。
小さいながらも縦走気分が楽しめた面白い里山歩きでした

今回は、ご当地アルプスの日連アルプスです。「藤野駅」からスタート!
相模川に掛かる「日連大橋」
冬はワカサギ釣りが盛んな相模川
登山道到着
いきなりの急登で体が温まります
古道なのでしょうか? 古い道標がありました。おそらく神社への参道なのでしょうね!
振り返ると景色が素晴らしい
ブラタモリ風に言えば、相模川に削られた段々畑のような大地、「河岸段丘」が手に取るように分かる地形ですね。
最初のピーク「金剛山」、強そうな名前ですね。たしかに急登はきつかった!
山頂に神社が祭ってあります
2番目のピーク「峯山山頂」、山頂表示版が「峯山頂」となっています。これでは「峯」が山名となってしまいますね。
三叉路になっている「杉峠」、ここから鉢岡山にむかいます。山頂までは峠からピストンとなります。
途中に、不安定そうな展望台がありました。
ここで昼食タイム
ピストンで来た道を杉峠まで戻ります
4番目のピーク「鉢岡山」山頂 戦国時代に狼煙台があつた場所だそうです。北高尾の北条軍と甲斐の武田軍の境目にあるエリアだったので、当時は前線基地だったのでしょうね
5番目のピーク「日連山」山頂
6番目で最後のピーク「宝山」山頂、お宝が埋まっているのでしょうか?ここまで歩いてこれた健康が一番の宝ですね!
さあ、下山の開始、急坂を一気に下ります。
「よっしゃー」 急坂をみると全員燃えてきます。登山スキルの見せ場ですね!
藤野駅までのんびり里歩き

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