かんがえこと-20
5月18日(土)
双子のライオン堂さんで日記に関する企画があると聞いて、やっぱり日記良いよね、また書きたい・・・とようやく再開してみる。あいかわらずモチベーション依存。日記に書くことで、書こうとしてまとめることで言語化できるというか、なんとなくなまいにちがこう立体的になるというか、基本的に出来事を、覚えていなくて、なにかの感覚と連動したときにしか思い出せなくて。私みたいな脳にはよい訓練にもなってる気がする。
のどが痛い。「ぺラック」大至急飲んだけれど効かず。午後は新宿御苑で読書会。良い時間。客観的に見ても、おとなたちが集まって本を読んでる様子が風景になってる、ってなんかすごく良いことなんじゃないかと思ったり。
5月19日(日)
のどが痛い。巨大な爆弾埋め込まれたよう。今回は阻止できず。来月漢方薬局に行ったらすぐ効くやつを入手して常備しておく。絶対。
イベントの企画に良い反応をいただいたので、喜んで詰める。煮詰まったらしばらくほったらかしだった編み物のつづき。かんがえことをするときは編み物をすることにしていたのだった。
夜は「豚の八角煮」を作る。美味い。肉切っただけなのに美味い。
5月20日(月)
のどが痛い。巨大な引っ掻き傷になっている模様。
本日の課題:地図をつくる。地図はすき。自宅周辺の地図をつくって帰り道、つくった道を通って帰る。工程をハイライトしながら、リアルストリートビュー。楽し。
整体は3回目。合計15,000円。腰痛は楽にはなったし、やっぱり失業中にはぜいたくだし、当面休止する。
夜には前職場の後輩Yちゃんからライン。そういえば今日は店舗の移転リニューアルの日。辞めてから、なぜこの時期に辞めたのかなんとなく罪悪感はあって、無事開店したのがなによりの救い。「ぜひ遊びに来てください!」なんて良い子。思えば私は彼女に助けられてばかりだった。彼女がいなかったらもうとっくに辞めていただろうし、そんな人との出会い、この先どれだけあるだろうか。自分次第なのだろうけれども。
苦しくて眠れず。ベッドにあぐらをかいて壁を背に、クッションにもたれて耳元でラジオを流す。課題の地図はできていたし、明日は休む、休むつもりでいる。
5月21日(火)雨
学校休む。食欲はすこぶるあるけれども何を食べても味がしない。味がしないから大丈夫、きっとゼロキロカロリー
長岡一箱古本市の日に南陀楼さんから買った「編む人」と「雲遊天下」をよむ。地元地元、などいいながら、歴史や文化やそういうことには疎くてまったく知らないことばかり。でも地元を離れていなかったら、興味をもつことすらなかったのかもしれない。
5月23日(木)
休み。ハローワーク。自分の勘違いに気づいていらついてしまう。東急ハンズで文具パトロール完了。ライフ社の日記風メモ、日付スタンプ買う。DIYフロアで日傘を修理してもらう。他ではことわられたけれど10分で修理完了。しかも今回のは無料。プロフェッショナル。神!と思いつつ、いやこういうときにこそチップ、的に対価は払いたかった、と帰り道で思いつくのはいつものこと。
5月24日(金)
滝沢カレンがしゃべっていて、ちょっと的外れな返しとか、突拍子もないことばとか、ん、ちょっとわかるんだよなぁとか思っている。私のことばは、余計なことはしゃべらない、しゃべらない方がいいんだ、と長い思い込みとか余計なプライドとか過剰な自意識に溺れ続けていて、でもしぜんに、もうすこし話すことができたら今よりはもうちょっと可愛・・・って言われたり・・・しないか。
5月26日(日)
昼過ぎ家を出る。とてもスパゲッティが食べたい気分で、入れそうなところを探して歩きまわるけれどどこも混んでいて。休日のカフェはあてにしない、ことにする。パンの食べられるパン屋、へ入る。
新宿へ向かい紀伊國屋書店へ寄る。連絡通路をのぼると目の前に、スパゲッティ屋。
1階、2階をひとまわりして、もう下北沢へ向かうけれどまだ時間には早いので、駅前のマクドナルドに入って、とくに食べたかったわけでもないナゲットなどなんとなく食べている。ほんとに時間つぶすのが、下手だなぁと思う。仮にも34。仮じゃない。左の席では女子高生二人が抱き合っている。
夜はブックショップトラベラーでトークイベントを聴く。北軽井沢、良いなぁ、行ってみたいな、多分行かないんだろうな、とも思いつつ、得した気分。軽く挨拶だけして帰る。気づけば今日一日ほとんどしゃべっていなくて、やっぱり私は滝沢カレンには、なれないのだと思った。
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