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星を解く ケイロン(カイロン)の傷 〜 現代に現れた神話のなかの神々 〜

魂の傷

癒され、深くて広い世界への扉が開かれる




ケンタウロス族の賢人 ケイロン(カイロン)神話で表される小惑星キロンは、
土星とトランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)の間に位置します。

ケイロン(カイロン)が魂の傷を意味するのも、納得の位置です。
ホロスコープでは、太陽系の月から土星までを個人惑星、個人の運命を支配するものとしています。
土星を越えたその先にある小惑星キロンは、魂への足掛かり、ひとつのターニングポイントといえるでしょうか。

ここに、父子関係を発端とする切ない神話があります。

ケイロンは、土星を表すクロノスと妖精ピュリラの間にできた子どもでした。
しかし、受胎の瞬間、妻レアに見つかったクロノスは、馬に姿を変え、その場から逃げ去りました。
このことから、ケイロンは半人半馬で産まれることになったのです。
クロノスに置き去りにされたピュリラは、大きなショックを受けました。
子どもの姿にも嫌悪感しかありません。嘆きのどん底にいたピュリラは、自分を他のものに変えてくれるよう神々に祈りました。やがて、その祈りは叶えられ、彼女は菩提樹となりました。

父は逃げ、母からも疎まれ、早々に孤児となったケイロン(カイロン)。
そんな彼を養育したのは、太陽神アポロンと月の女神ディアナでした。
双子の兄妹神は、さまざまな知恵をケイロン(カイロン)に授けました。
それがケンタウロスの王にして知恵者。賢人 ケイロン(カイロン)の始まりです。


ところで、ケイロン(カイロン)の生い立ちは悲しい話ではありますが、人間世界にもこれと同じようなことを目にします。
ケイロン(カイロン)が強く働きかけるホロスコープをもつ場合、人生のどこかの時点、彼と再会するようです。


さて、ケイロン(カイロン)はどのように人生に現れるのでしょうか?

神話のなかの神々は、どのように人生に現れ、関わるのでしょう?

ひとつ、ひとつ、解いていきます。


それでは、今日はこの辺で。
















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